《改行表示》60.《ネタバレ》 「歩けないこんな私じゃ、あなたの負担になるだけだから、あの日交通事故にあって待ち合わせ場所に行けなかっただなんて言えない」 いやいや、そこは本当のことを言おうよ! 彼を待たせてしまった訳を伝えた方がいいだろ! 彼は約束を破られたと思ってるんだぞ、裏切った訳ではなく行きたかったのに行けなかったと伝えてあげなきゃかわいそうじゃないか! と、ムキになっても意味がなく、これは悲劇を盛り上がるための意図的なストーリーなわけだからね。 普通に待ち合わせに間に合っていたら、話として盛り上がらないことになるのかな? だとしたら、なんかわざとらしいストーリーなんだよな。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-06-08 18:34:20) |
《改行表示》59.どこぞのどなたかが「不倫は文化だ」との名言を残されていましたが、これは全くその通りで、世界各国の文化的資産:英国の戯曲、イタリアのオペラ、フランスの文芸、ドイツの詩歌、日本の浄瑠璃歌舞伎、そしてもちろん米国ハリウッドの映画などでくりかえし扱われてきたのが「不倫」であります。 考えてみれば一人の女もしくは男の最初に出会った相手がその女もしくは男にとって最良の相手である保証はないんだし、あとになってから「ああ、この人と先にあっていればよかったのに」と思う人とめぐりあってしまうことは当然発生するわけです。 一度できてしまった人間関係を変えることには大きなエネルギーがいる。 そこがドラマになるわけです。 この映画の主人公の二人はダブル不倫の男と女です。 実世界ではスキャンダルであり、人々から軽蔑のまなざしを受ける出来事でしょう。 それを、息をのむようなロマンスに仕立て上げてしまうのがまさに文化の力です。 ロマンス映画は、燃え上がっている主人公カップルだけに感情移入して観ましょう。 不倫された側の人たちはただの背景として、心情を斟酌したりするべきではないのです。 でもなあ、この不倫された側のふたり、心変わりを聞かされてもつかず離れず女を見守り続けていた実業家の男はもちろん、3億ドルの資産家で篤志家の女の方も悪い人たちではないのでちょっとかわいそう。 この二人がくっつけばいいのにね。 交通事故、そしてすれ違いのあたりは今でも特に韓流ドラマなどで盛んにリブートされているけど、この映画の「天国にいちばん近いところを、あなたばかりを見上げていたの」なんて泣かせるセリフはこの映画だけのものでしょう。 【かずくん】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-12-21 01:08:28) |
《改行表示》58.《ネタバレ》 印象的なセリフがあるか否かが、その映画を観た後の満足感に大きく影響している私。 本作では、ラストシーンでデボラ・カーが瞳に涙を溜めて言う「そんな目で見ないで」がそれ。 この時の彼女の演技も素晴らしかったし、そこに至る二人の言葉のやり取りがまた憎い。 名画は何年経っても色褪せることはない。そんなことを感じさせてくれる映画。 |
《改行表示》57.《ネタバレ》 いい作品ですねー。出会いはお世辞にいいものではないのですが、2人の素晴らしい人柄がこれらをかき消して運命の出会いにしてしまっている。最後のシーンは感動しました。 また忘れた頃に観たいです! 【SUPISUTA】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-08-11 23:14:53) |
《改行表示》56.《ネタバレ》 プレイボーイと、それに惹かれる駄目女のしょうもないストーリーにしか思えなかった。ジャニーズとAKBあたりに合いそう。 婚約者がいるのに、船旅の間も女への欲求が抑えられない下半身脳男。運命の女性に出会ったような流れの割には、婚約者との関係は最後まで切らない。 一方女も、元恋人が変わらない愛を抱きつつ 病気の自分を支えてくれても、振りさえしないで あっさり捨てる最低女。 内容は1点だけど、報われない芝居をやらされた おばあちゃん、子供達、そして何より捨てられた元恋人に3点。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-11-19 16:36:11) |
《改行表示》55.この展開はその後のスタンダードにもなったと思われる。 それはとても評価できるが、最後まで待たないといけない途中部分がまどろっこしいと感じる。まあでもいい映画でしょうか。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-27 22:47:44) |
54.クライマックスをラストまで引っ張るもんで、抑圧からの解放感みたいなものが一気にきます。そこに至るまでの展開や主演男女のキャラ設定にもう少しリアリティが加われば間違いなく感涙ラブストーリーです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-26 21:43:53) |
53.《ネタバレ》 物心ついたころからケータイやSNSのあった若者にとっては、待ち合わせで会えないとか、連絡がとれない、といった状況が信じられないでしょうね。連絡がとれなくて人生が変わっちゃうということが昔はあったんだな~と思いながら見てください。古さを感じるし、あらすじを語れば1分かからないんだけど、それでも魅力的であるのがこの作品の良さでしょう。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-04 16:32:49) |
52.さすがに古さを感じるけど、デボラ・カーを見るだけでも価値はある 【はらいそ】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-12-01 20:41:37) |
51.《ネタバレ》 婚約者がいるのに他の女から貰ったタバコ入れを切っ掛けにして第三の女と出会うという、けっこうゲスなところからスタートする物語。けれど、見続けるとこれが嫌みのない、ロマンチックな物語でなかなか良かったです。「禁断の恋」と「いつか終わる航海」の組み合わせはバッチリだし、NYに着いてからはエンパイアステートビルでの約束という新たなサスペンス要素が生まれハラハラします。約束が果たせなかった後の第三幕も、一体どう決着がつくのか見守っていたら、まさかまさかの怒濤の展開。映画全体が1本の線で繋がったような快感がありました。見事なクライマックス。シャレた映画ですねえ。 【ゆうろう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-06-09 23:17:03) |
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《改行表示》50.「名画薫る」という表現がぴったりの、クラシック映画。ややご都合主義、 中盤やや冗長という感は否めないものの、劇中に散りばめられた伏線や小道具たちが、 ラストで一気に集結するシーンには心地よささえ覚えてしまう。ケイリー・グラントもいいけど、 デボラ・カーの上品な美しさと、優しいおばあちゃん役の女優さんは特に印象的だった。 アクのない品のあるラブストーリーに、美しいメロディーのテーマ曲。名作です。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-07-22 03:19:43) |
49.《ネタバレ》 とってもステキだったわー。 お互い恋人のいる身でありながら運命の人に出会ってしまって…っていう展開は思いっきりベタっちゃベタなんだけど、色男だけどちょっぴりお茶目なケイリー・グラントと、サバサバしてるけど圧倒的な気品と美貌を誇るデボラ・カーのおかげでとっても自然だったわ。 でも…交通事故に遭って待ち合わせに行けなかったってことは、やっぱりちゃんと伝えるべきだとアタシは思うのよね。 だって理由が分からないのって一番残酷じゃない?? 最後ニッキーが気づいてくれて本当に良かったわね。 それぞれの元恋人、ケンとロイスもとってもいい人たちだし…あのお二人にもちゃんと幸せになってほしいわ。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-06 15:09:09) |
《改行表示》48.《ネタバレ》 映画『めぐり逢えたら』を観て、この映画を知り鑑賞。メインの二人とも婚約者がいるが、運命の出会いをしてしまい、困難がおおいイバラの道をのりこえながら最終的に抱擁するという簡単なようで難しいストーリーが、美しく感動的に描かれていた。ラストのデボラカーの演技では、涙なしではいられなかった。久々に涙を流して感動した作品。 子供が苦手な自分は、合唱のシーンがすこし長いと感じてしまった。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-02-22 03:05:12) |
47.これは素晴らしい映画。演出の妙に、二人の演技でほとんど持っていっている。会話の奥深さもまた味わい(日本語訳はさぞ苦労しただろう)である。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-26 21:55:28) |
《改行表示》46.同じレオ・マッケリー監督だけあって細かいところも同じだが、微妙に違う。特にケイリー・グラントを起用しただけあって、ところどろに見られるユーモラスな感じがおもしろい。(船の階段を回るシーンなど)またデボラ・カーも美しく魅力的。 【ESPERANZA】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-23 17:17:00) |
45.《ネタバレ》 見ていて思わずニヤリとしてしまうような洒落た演出がいくつもあって、ベタなストーリーを豊かなものにしていたと思います。ニッキーはプレーボーイでいかにも映画的な良い男だなあなんて思ってましたが、テリーが約束の場所に来なかった後の気持ちの揺れ動く様子に親近感を感じ、とても素敵な奴でした。しかしそれ以上に素敵な奴だったのがテリーの元恋人の男!良い人過ぎます。テリーの応援までしちゃってるし…。彼のような器量のある紳士を見習いたくなりました。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-16 18:17:59) |
44.《ネタバレ》 再度鑑賞。結局待ち合わせの本当ことをお互いに語らない、ラストシーンは感動した。 【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 8点(2011-08-03 20:41:49) |
43.《ネタバレ》 観るきっかけはご存じメグ・ライアン/トム・ハンクスの「めぐり逢えたら」です。これまた皆様が仰せの通り、作中でメグ始め女性の方々がこの映画の話しをしたとたんボロボロと泣く訳ですよこれが。で、DVD買って(笑)観た感想 ・・・・ヤバい最高に良かった!! これは泣くわそりゃ(笑) ケーリー・グラント デボラ・カーの細やかな素晴らしい演技 そしてニッキー(C・グラント)の祖母の素敵な役位置 いやはやホント良かった。ただ唯一気になるところ=最後に再会して祖母の服を渡して帰ろうとしたのに、なぜ又中に入ってきて奥の部屋のドアを開けたのか? 気になるなぁ、、、もう一回観てみよう(笑) まー確かに都合のいいところはあるかもしれんけど、そんなのがぶっ飛ぶぐらい良かった まさにラブ・ロマンスの決定版! この頃こういう系統の作品に相性がいいと気づき始めているワタクシデス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-11-19 15:49:03) |
42.《ネタバレ》 デボラ・カー目当てに借りてきた。彼女の出演している作品を観るのはこれで何本目だろう?今まで観たデボラ・カー出演作品の中でこの作品が一番かもしれない。いや、間違いなくこれが彼女の出ている映画のベストだとまだ他の作品観てないのに思わずにはいられなくなる。それはやはりあの美貌、気品に満ちた美しさ、ただ美しいだけなくきちんとした演技力も持っているのが単なる美人とは違う。単なる美人なら日本にもいるだろうけど、演技力も持っている。それでいて、全くもって嫌味がなく、美人であることを強調しない。とにかく品が良いのである。だからこそこの映画が大人の映画として、また、名作として語られることが多いと思うぐらいデボラ・カーが良い。ケイリー・グラントと二人で食事しようとしている所を大勢の人に見られて恥ずかしがる所の二人と船の上での会話やケイリー・グラントの母の住む島でのあの歌声の見事さ、美しい音楽と美しい歌声、そして、やはりあのラストでの涙、ケガを負ったデボラ・カーに気付きそれを温かく包み込んで抱きしめるケイリー・グラントの男ぷり、優しさとそれとは対照的にケイリー・グラントが出てくるだけで、何だかサスペンス的な香り、何かあるんではないか?というような緊張感、それは私にとってケイリー・グラントという人はヒッチコック映画での印象が強すぎるからかもしれないが、良い人のように見せて実は何かたくらんでるんではいないか?と考えてしまう。ある意味、違った緊張感、面白さがこの映画にはある。話的には余りにもベタな感じ、出来すぎのようにも思えるものの、昨今の恋愛ものみたいに自分さえ良ければ相手は死のうがお構いなしみたいなものが無く、品の良い作品になっているのもこの映画が良い所である。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-09-12 12:08:31) (良:1票) |
41.泣けるというより、自然と笑顔になるエンディングでした。序盤もいいですが、ラストにかけての展開が好きです。デボラ・カーが特にいいですね。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-06-21 20:46:08) |