《改行表示》366.《ネタバレ》 “Monsters, Inc.”Inc.=インコーポレイテッドは“法人組織”なんだって。ふぅ~ん。お化けには学校も試験も何にもないのに大変だモンスター。ディズニーのCGアニメなんて、どうせ子供向けだろう。って観ないでいたけど、当時ついつい出来心で観に行って、そしてとっても驚いて、DVDまで買ってたんだな。 CGのオモチャ、CGの虫と来て、ついにCGの人間をメインキャラにしたのって、本作が初めてだったと思う。ファイナルファンタジー(未見)はいろいろ酷かったらしいけど、さぁコッチはどうだ?って思ったら、普通に可愛く動いてる。目がクリクリ動いて、アニメのキャラと変わらない、体温を感じさせるキャラになってた。凄いなディズニー。ってかピクサー。 ストーリーはドタバタと追いかけっこなんだけど、子供に振り回される大人が主役だから、完全に子供向けではなく、大人の視聴に耐えられるかの実験要素も入っていたのかな?日本のアニメで子供だけでなく大人も楽しめるとなると、どうしてもノスタルジックな演出になってしまうところ、会社や出世やデートを入れてくる辺り、新鮮に思えたわ。さすがハリウッド。 トイ・ストーリーがやや怖めだったので、モンスターが主役だけど怖さは控えめ。ブーが潰されたんじゃないか?ってシーンも、最初に“ブーは無事だよ”って観せておいて、子供が怖がらないようショッキングな要素は減らしてる。 エンディングについては、最後ドアの木片に微笑んで仕事を頑張るサリーで、大人は大満足だったろう。そこから先の再会は大人にしてみれば蛇足なんだけど、子供はそっちのほうが喜ぶものね。正しい選択です。 エンディングのNG集は驚いた。自分たちで構築した世界観壊すんだ。でもドラマや映画の悪役が、実生活でも苦労してるって話もある業界だから、ランドールみたいな悪役も“そういう役なんだよ”って認識させるエンディングは、アリと言えばアリか。 子供向けアニメも真面目に創れば、大人の鑑賞にも耐えうる物になるお手本のような作品かな。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-01-22 15:30:51) |
《改行表示》365.《ネタバレ》 えっこれ面白い?子供が観たら面白いんだろうか。 発想や滑らかな映像はたしかに素晴らしいと思う。 でもドタドタ追いかけっこばかりで落ち着かないし、最後も取ってつけたような涙頂戴シーン。 ランドールとか社長とか、ダークな悪役いるけど、これって子供に良い影響があるとは思えない。 何よりワゾウスキの声があまりに癪に触るので確認したら、やはり田中裕二だった。 お調子者でワーワーテンションが高い上に、親友だとか何とかうるさくて仕方ない。 最後まで見ないと点数がつけられないから、久々に我慢した映画だった。もう観ることはないだろう。 【mhiro】さん [地上波(吹替)] 3点(2022-10-02 22:27:13) |
《改行表示》364.《ネタバレ》 ピクサーすごいなあと改めて感心。 2001年にしてこの映像クオリティ。そして「悲鳴産業」という、なんという独創性の良さ。 温和なサリーと、わちゃわちゃ愉快なワゾウスキーの相性が良くて終始楽しい。 モンスターも女の子も、お互い持っていた先入観を排除し、やがて交流を深めて求めあう……申し分ない筋書きでした。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-06-05 19:52:36) |
363.恐ろしいながら愛嬌も備えたモンスターたち、無邪気な子供との交流、悪党どもの陰謀、「どこでもドア」を駆使したエキサイティングなアクション、そしてほろりと来るエンディング、子供に見せたい映画といえばピクサーですね。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2016-05-15 18:03:58) |
362.《ネタバレ》 何と言っても設定が秀逸です。子供の悲鳴をエネルギーに変えるモンスター電力会社。どこでもドア風の不思議テクノロジーで時空を超えて繋がる2つの世界。しかもドアは全て一点もの。この特性を軸に物語が組み立てられており、ハラハラドキドキ最後にキュンの熟練の脚本が堪能できます。またドア収納レーンを利用したチェイスシーンは、立体感・スピード感、共に抜群で、アクションパートの見せ場となっていました(これは是非とも劇場の大画面で観たかった!)。もう一つ重要な設定は、子供がモンスターにとって恐怖の対象であること。モンスターにとっては子供もまた“モンスター”。でも実はこれ、“思い込み”や“迷信”そして“偏見”の類の嘘八百。怖がらせたかと思えば、逆に怖がったり、ホント自己中極まりない独り相撲だったワケです。しかも笑わせた方が何倍もエネルギーになるなんて、全くもって見当違いな労力を払ってきたものです。それは、貴方たち大人の世界にも言えるのではないですか?そんな痛烈なメッセージを読み取ることが出来ます。まあ、物事はそんなに単純ではないですし、大人には大人の言い分がありますが、子供向け映画ですから不問にしましょう。個人的な好みを言わせてもらえれば、蛇足が2点。ラストの再会は艶消しもいいところ。それにピクサー恒例の(?)NGシーンは真剣に止めて欲しいです。ジャッキー映画のNGシーンもそうですが、そんなファンサービス御免です。夢の世界に浸る時間を奪わないでくださいな。 【目隠シスト】さん [地上波(吹替)] 8点(2016-03-15 18:58:39) |
361.バズっぽいサリバンですが、悲鳴がエネルギー源っていうのが一番面白かったです。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-03-13 20:59:22) |
《改行表示》360.かなり7点に近い6点です。前半は本当によく出来ていました。モンスター会社の紹介(世界観や今置かれている立場等)はワクワクさせられるものがあり、楽しかったです。ライバルと営業成績を競う合うなんて『あるある~』と大人も見れちゃいますよね。 後半以降のドタバタ劇は良くあるもので、もうひと捻り欲しかったですねー。 でも、十分面白かったです。脚本がしっかり作りこまれていますよね。こりゃ、子供はハマるわ~と納得。 最後に、点数には反映させていませんが、エンドクレジットのNG集は『アニメなのに何これ?』と急に現実世界に戻されて興ざめです。 個人的には絶対不要だと思います。 【はりねずみ】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-03-12 19:19:04) (良:1票) |
《改行表示》359.さすがに子供向けの映画。 どこでもドアの連続技はなかなか面白いものの、全体的にはかなり退屈。仕方ないか。 【simple】さん [地上波(吹替)] 3点(2016-03-12 11:49:37) |
《改行表示》358.《ネタバレ》 とーっても優しくて温かい映画です サリーとブーももちろんですが マイクとサリーの関係も 映画には描かれてないけど マイクがバラバラになった扉を サリーとブーのために 少しずつ修復していったんだなぁ、って それでも ごめん、時間がかかって って言えるマイクの心がじんわりと響いてきます あと 吹き替え、最高のキャスティングですねw 【こっちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2016-03-11 22:52:35) |
《改行表示》357.《ネタバレ》 思っていたよりお子様向けアニメですね。 個人的には『トイ・ストーリー』のほうが好きです。ですが、この作品にはこの作品の面白さ、趣きがあるものですね。 『子供を怖がらせて悲鳴を電気エネルギーに変換する。』というアイデアは、単純ながら斬新ですごく面白いです。お化けやモンスターといった類のものが、むやみやたらに人に害をなすという既視感を打ち砕く目からうろこ的なアイデア。いや、むしろ『コロンブスの卵』でしょうか。 『行為』に対し、ある種の理由を付加するだけで、そこに必然性が生まれ、途端にストーリーが面白く感じる不思議。ただ中盤以降はひたすら鬼ごっこに集中してしまうため、ストーリーが限定された枠の中で進行してしまい盛り上がりきれなかったのは残念ですね。 とは言え、社長とランドールが手を組んでいたいたというのはなかなかのサプライズですし、子供の笑い声はより効率的で効果的なエネルギー源となるというオチは、序盤からの伏線とつながっていてなかなか良いです。 この2点において、ややストーリーは広がりを見せるものの、残念ながらお話はここでおしまい。 まあ、小さい子供を対象にした作品という前提があるとすれば、これくらいのわかりやすさ、毒のなさがベストでしょう。 この辺が日本のジブリとの決定的な違いかもしれませんね。 『人を見た目で判断してはいけない。』という子供の情操教育にはうってつけの作品だと思います。 それにしてもこの作品、序盤でエース級のモンスターたちが、子供を脅かしに行く準備をしているシーンが今作一番の見所ではないかと思っています。こんときはこの作品に対する期待値が最高でしたね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-10-24 06:54:08) (良:2票) |
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356.《ネタバレ》 子供の頃から親から嫌ほど聞かされたことがあるはずだ。「言うことをきかない悪い子は怪物に食べられちゃうぞ」と、勝手に空想して震えて、親の言うことに従ったものである。しかし、成長すれば怪物は現実にはいない空想上の存在だと分かり、怪物がドアからやってきて非現実の世界に誘うこともなかった。ブーが体験した大冒険も、成長したらいつしかただの夢として捉えられ、記憶の隅に追いやられていくだろう。大人になれば見えなくなっていく幽霊や妖怪のように。かつてブーだった大人達に捧げる、いつか訪れる子供時代の終わりを描いた、ありし日の通過儀礼の物語。ブーとサリーの別れと再会は、笑顔と切なさで満ち足りて、懐かしさで涙がこぼれる。「ただいま、また会えたね」と声をかけたくなる。 |
【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-30 16:57:59) |
《改行表示》354.《ネタバレ》 実は公開された直後とTV放送は見逃してしまい、初めて見たのが学校の授業だった。 CGであの毛の「さわさわ~」って感じを表現してしまうのは凄い。やっぱりフルCGは良いねえ。 子供をおどろかせる“だけ”に総てをかけるモンスターたち。脅すでもなくおどかすだけというのが何か微笑ましい。子供にしてみれば超トラウマ&心臓の弱い子に対しては冷静に考えるとただの殺人。ま、向こうも心臓のタフな子供を選んでいるとは思うけど(多分)。 その中でトップのモンスターがビックリしない子に遭遇してさあ大変。最初最大の敵として見ていたのに、何時の間にか情が移ってしまい子供を守ろうと奮戦する姿が良い。相棒も何だかんだ言ってダチを助けてくれるツンデ(ry 一つ目のキャラが可愛いと思えたのは目玉親父とバックベアード様以来です。 【すかあふえいす】さん [DVD(吹替)] 9点(2014-12-29 22:55:56) |
353.《ネタバレ》 物語は分かり易い展開で、個性豊かなモンスターたちが暮らす世界は街並みの1つ1つが丁寧に作り込まれ、加えて彼らの動きのコミカルさ、なめらかさは感動せざるを得ない。彼らモンスターが勤める会社が「モンスターズインク」だ。人間界の子供たちを怖がらせ、叫び声のエネルギーを集めるのが仕事。子供たちの部屋に繋がる不思議な無数のドアを越え、今日も仕事に励むのだ。一つ目で緑のモンスターのマイクは、お調子者で自惚れ屋。大きく毛むくじゃらで見た目は怖い青いモンスターのサリーは、心優しく穏やか。マイクがマシンガントークで場を盛り上げ、サリーが優しくサポートする。主人公のサリーとマイクの掛け合いは見ていて楽しい。だが、「子どもが怖がるモンスター」たちは、実は子供に触われない。子どもたちには猛毒があると信じられているからだ。そんな二人の下に、ひょんなことからモンスターを怖がらない女の子が現れる。二人が、怖がりながらも「ブー」と名付けた女の子の世話をする様子は、非常に微笑ましい。三人の掛け合いがテンポよく、楽しさを醸し出している。アクションあり、サスペンスあり。怒涛の展開の後、二人とブーの別れが来る。小さな女の子を大きなモンスターが優しく抱きしめる。丁寧にキャラクター描写をしてきたことで、簡単に感情移入できるのだ。そして物語のラスト。二人が子供と触れ合えたことで、モンスター世界の「エネルギー革命」が起こる。二人の友情のおかげで最後のシーンが生まれる。あと、エンドロールもお見逃しなく。NGシーンが面白いので。非常に夢のある心暖まる映画である。 【しぇんみん】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-11-02 12:11:10) (良:1票) |
352.《ネタバレ》 単純明快にストーリーが作られていて、絶妙設定なのに理解が易しく親切。きれいな画、親しみやすいキャラクター。さすがピクサー。怖がらせるというフリも効いて笑い声というオチでやさしい気持ちになれるのも安心設計。石塚田中のコンビもよく重責を果たした。ここ外したら一気に評価落とした可能性もある中で。特に石塚さんは満点。万人にお勧めできる仕様です。 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 8点(2014-08-31 16:37:18) (良:1票) |
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350.映画館、DVD、字幕、吹替え・・・もう何度見たことか。ピクサーの黄金期を代表する1本。 【Junker】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-06-27 23:26:38) |
《改行表示》349.《ネタバレ》 新聞に「出色の出来」と評されていたので観たのです。オープニングでやられました。ドアのイラストが素敵すぎる!音楽も!イラストと音のコラボのセンスが最高!これは101匹のオープニングを彷彿させる出来で、子ども向け映画でこれをやるアメリカが本当にうらやましい。何度見ても楽しい。 ストーリーもなかなか上手くできています。中だるみがない。ドアのこちら側と向こう側、人間と逆の視点で世界を見、しかもそのドアは、どこでもドアのような状態で大きな倉庫に格納されている。その倉庫の映像が大変美しいのです。一見の価値あり。ブーのかわいさに関して賛否あるようですが、これぐらいならピクサー映画で慣れっこなのでさほど気になりません。マイキーがダントツ面白く主役を食っています。次いでランドール。這うように歩く様やあの目つき、自分のなかではディズニー悪役ランキングの間違いなくTopです。声優は英語の方が断然好きです。 DVDであまりに繰り返し観るうち気になったのは、人間の子供が有害である、となぜなったか。実害がないのだから、ウォーターヌース社長の陰謀と絡めてもよいのでは。 とはいえ、これだけ楽しめるのだから文句はいらないか。それはラストシーンにも言える事。もうひとひねり、余韻の残るラストが欲しいところだが、欲張りですかね。全体のセンスが良い割にNG集はくどいので残念です。 【LOIS】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-04-23 21:10:14) (良:1票) |
《改行表示》348.《ネタバレ》 はじめて見たピクサー作品。 思った以上に良かった。むちゃくちゃ良かった。 エンドロールのNG集大好きです。 日本語吹き替えも良かった。 サリーの石塚さんも、ワゾウスキーの爆問・田中さんもかなりはまってました。 【たかしろ】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-07 09:56:21) |
【ラグ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-09-02 20:45:32) |