43.《ネタバレ》 何がしたいのか、ようわかりまへんでした。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2018-11-11 06:35:35) |
42.行定監督が、まだ自主映画的な作風を色濃く残していた時代の作品。喉に刺さった鰻の骨、ミキサーの中の金魚など、今なお鮮烈なモティーフは散見されるが、映画としては退屈の誹りを免れない。 【野良猫】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-09-07 22:48:05) |
《改行表示》41. 本当に行定さんが脚本家としても、監督としても合わない。この人の作品を見て納得が行ったことが一度も無い。まともな世界観も、人物造成もできない人間が、脚本家、映画監督としてやってけるのが不思議。 ところが、ここ7~8年絶えず自分の中で上位に入ってる麻生久美子さんがこの人の映画に数多く出てるのは困ったもので。 大好きな女優が大嫌いな映画に数多く出演、どうしたもんでしょ。 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-10-21 18:16:13) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 不感症のホテトル嬢ミヤコと親友のサキコ、それにミヤコの客の新谷が加わっての奇妙な共同生活。 つぐみがしっかり濡れ場を演じているのに、ホテトル嬢役の麻生久美子が出し惜しみして中途半端な濡れ場しか演じていないのは興ざめ。 ミヤコは新谷と関係を持ちながら、新谷にサキコを抱いてくれと頼む。 新谷がサキコと仲良くなっていくるとミヤコがヤキモチを焼くが、その対象はサキコだったというちょっと複雑な三角関係。 サキコが自分のことを汚いと思い込むのは、その理由に説得力がない。 ずいぶん屈折しているので三人の誰にも共感できず、自分とは縁遠い作品に感じさせる。 ノドに刺さった鰻の骨、影踏み、ミキサーに入れられた三匹の金魚、バレエを踊る少女…。 こういうメタファーを多用して解釈を観客に委ねて投げっぱなしにする映画は、文学青年が自己陶酔しているような気取りを感じてしまう。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2013-06-11 00:18:48) |
39.《ネタバレ》 いったい、これを見て何を感じろと・・・。製作者のセンス・力量を疑いたくなる映画でした。これによく似たテイストの海外映画を観ることがありますが、そういう類の作品をめざして大失敗に終わったような印象でした。基本設定はいいと思いますが、まずセリフの内容が陳腐過ぎるし、キスシーンや絡みシーンも「またかよ・・・」って感じで退屈。主役の女性2人の心理描写にいたっては、「70年代後半か?」と思えるほど古臭さを感じました。唯一、なるほどと感心したのは、「私は汚い」というセリフとキャラが見事なくらい合っていたこと。「確かに、この女って汚そう・・・」でした。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2013-03-10 00:45:10) |
38.《ネタバレ》 以前はこういう暗くて雰囲気だけの映画が結構好きだったが、今はもうちょっとテーマが明確な方が好みのようだ。そんなわけで思ったほどこの映画のことが受け入れられなかったが、実は公開当時から気になっていた作品で、もしその頃に観ていたら評価はまた変わっていただろう。ただ、下世話な話をすると、ホテトル嬢役の麻生久美子が(それらしい描写はあるが)裸も見せず、同居人のつぐみばっかり脱いでいるのはどういうわけか?そして、永瀬正敏モテすぎだろ!と、つい声を荒げたくなってしまう。他のレビュアーさんが岡崎京子の「pink」との共通点を指摘していたが、不覚にも気付かなかったな。 【フライボーイ】さん [地上波(邦画)] 5点(2012-11-17 22:28:53) |
《改行表示》37.麻生久美子が今までにないほどの露出を見せている。 最初から最後まで露出度の高い服を着ていて、しかも何度となくセックスシーンが出てくる。 それだのにそれだのに、何故だか今までになく老けて見えた。 話としては、人間関係がなかなかドライに描かれていて、軽いノリで観ることができた。 人間と人間のつながりなんて、しょせんはこんなもんだろうと、しみじみ感じ入ってしまった。 そして人間の命の儚さも。 だからこそ、人は生きているうちにやりたいことをやっておかなければならない。 今ある人間関係も命も、全ては泡のように儚いものなのだから。 凡庸な作品であることは否めないが、そうした人間の儚げな生き様を見せ付けられた作品でもあった。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-08-15 01:00:05) |
《改行表示》36.《ネタバレ》 まず、タバコどんだけ吸ってんだよ(永瀬)/ メシ食っとる時とチュウしとる時以外、ずっと吸ってない時って無かったやんけ(永瀬)/ 息するのと同じくらいの割合でタバコくわえてたんちゃうか(永瀬)/ わずか90分の間で一体何本吸ってたんだよ 一本、二本、三十本か! いっぺん数えちゃろうか ‥‥と思ったんだが、めんど臭くなっちまったので まあやめた。 もう、タバコくわえたシーンが時代にそぐわないんだって事をつくづく感じた。 ふわっと現れ、さらっと消えて行った風のような男という設定だったらしいが、そんなのウソやん 風は無臭、永瀬は煙臭、 とにかくタバコくわえた永瀬の姿がサブミナルで頭から離れん あたしゃ禁煙中なんやぞ 永瀬キライ。 でも、まあいいや、ずっとお口パクパクやってた麻生久美子の金魚らしさに免じて許しちゃる。かわいらしさに免じて許しちゃる。たまにドキッとさせるようなセクシーショットに免じて許しちゃる。行定監督だって もちろん当然許しちゃる。 【3737】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-05-16 20:18:13) |
35.テーマが見えない。全く何も見えてこない。誰も成長しないし、発見もしないし、人間関係が進展しているとも思えない。唯一、不感症がイクようになったくらいでしょう。本当に何かを表現するつもりだったのだろうか。それとも、あんなだらだらな人間関係から、何かを感じろというのか。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2008-12-31 02:27:59) |
《改行表示》34.《ネタバレ》 これはまさに…私は岡崎京子「Pink」を思い出しちゃった。 けど、「Pink」は「資本主義対個人の戦い」が狙いだったのだが、「贅沢な骨」は違う。 ホテトルやってても平気なふりをしている、という点は同じだが、「Pink」の主人公は本当に罪悪感が無かったし、「自分の持ち物のうち、売れるものを売る」という形で資本主義を攻略しようとしていたのだった。対して、「贅沢な骨」のみやこは…「あたしは不感症だから体売っても平気だからいいの」だ。 「不感症の女がセックスしても、セックスしたことにはならないから、していないのと同じだから、売春したって平気」。そこに、さきこを養ってやるという義務を追加して、彼女がホテトル稼業を営む状況が成立している。よって、新谷による開眼後の売春は苦痛を伴うものになり、営業後の口直しに新谷にまとわりつく…ということになっていく。 「Pink」にも3人の共同生活が描かれ、メンバーはホテトル嬢と腹違いの妹と作家志望の青年である。そして…彼氏の作品が受賞して金が入るという「偶然の幸運」という動機によって売春をやめ、お約束のように「南の島へ旅に」出ようと水着を選ぶが、出発当日彼氏は車にはねられ死亡。知らずに空港で待つ元ホテトル嬢。 が、行定監督が犠牲者に選んだのは、ホテトル嬢のほうだった。変態電車男に首を絞められて死んだのだろう。もちろん、自分から「締めてくれ」と要求したに違いない。 どうも監督は「汚れているとはどういうことなのか」ということを言いたかったらしいのだが、そうであるならば、性描写がちとしつこすぎたように思った。エロシーンが映画の邪魔をしている…と私には思えるくらいだ。 この3人を見るかぎり、日本はなんてひねくれた希望のない国なのか…という気がする。ここにいるのは「法」とか「奉仕」とか「道徳」とか「理想」とは無縁な若者たちだ。それが、今の日本の若者の雰囲気である、というふうには…私は認めたくない。20何年生きてきて、共通の話題が古いバンドの曲のことだけとか、3人同時に楽しめるのは他人に花火を投げつける時だけ、とか、あんまりにも情けないと思うなあ。それでいいのか。それが〝時代の空気〟か。 私は「Pink」は認めるけど、「贅沢な骨」の空気感は支持しない。この映画は、外国の人には見てほしくない。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-10-04 13:49:08) |
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《改行表示》33.《ネタバレ》 観終わった後に、じわじわと心に沁みてくる作品でしたね。麻生久美子とつぐみの微妙な距離感が、緻密ながらもゆったりとした空間の中で描かれていて、そこから生じる静かな緊張感がこの映画を素晴らしいものにしています。その空気を切り裂くような永瀬正敏の演技も良かったです。(まあ、ちょっと羨ましい役でしたけど。) しかし、ミキサーの中で金魚を飼うってのは素晴らしい発想ですが、ちょっと怖かったですね。いつグロ画像が出てくるかハラハラしてしまいました。(でも、ちょっとヤバい画像が・・・・あれは映像処理であると信じています。でもクルクルまわってたし・・・・。) 【TM】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-04-19 19:47:02) |
32.僕は好きだなぁ。あと、他にはさつま芋とか世界不思議発見とか好きです。 【おでんの卵】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-03-17 02:41:15) |
【マーガレット81】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-11-20 15:19:51) |
30.生きて行くと色々と悩みやら壁やら劣等感やら焦りやら嫉妬やらと重い想いがあるもの。そんなものがあると漠然と不安になったり頭が重くなったりと、まるで喉のどこかに刺さった骨のような得体の知れない痛みが出てくる。そんなものが一切合切なくなればいいのに、と思うことはたくさんあるけれど、そんな痛みがあるからこそ人生なんだと言っているような作品だと僕は感じました。「そんな痛みで悩んでるの?贅沢な悩みだね。悩むことがあるだけいいじゃない」と言われているような。行定さんの作品はもうちょっと的をしぼってくれたらいいのに、と思うことが多々あるんですよね。それは僕の力不足で的がしぼりきれてないだけかもしれませんが。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-27 01:00:37) |
29.麻生久美子。ファンだからあえて言いたい。この映画に限らず悪戯に色気ふりまいて結局脱がないんならそりゃ生殺しってもんでしょう。必要もないのに脱いだ池脇を見習って欲しい。所詮彼女のキャリア最大の露出はデビュー作という悲しい結論。いや脱げと言ってるんじゃない。脱がないなら大人しくしてろと。あ、麻生久美子のことしか言ってねぇや。 【魚】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-04 17:23:54) |
《改行表示》28.酷評の嵐ですが。。。私は好きでした。日本の映画ってたぶん論理とか明確にわかる何かではなく、感覚で何かを伝えたいんだろうなと感じました。ちなみに私の解釈ですが。。。好きなときに死ねる、しかも好きな人(これはつぐみですが・・)と両思いになって幸せな時に死ねるなんて、なんて贅沢なんだろうという意味がこめられてるんではないでしょうか。私はこういう考え方に共感できました。 【キャラメルりんご】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-01 14:01:31) |
27.うん。なんだろう。この映画は、細かすぎる。あらゆる形態とメタファーへの執着度は、小栗康平にも通じる、アンチ科学的世界観の先鋭さゆえか。究極的に主観的な視線の持ち方の先に客観性を見い出せる?というゲーテ的な知性の祈りがこめられている。金魚をミキサーに入れた時点で観客の惨事への想像力を喚起させる方法や、新谷とミヤコの手が結びつくシーンとか、行定監督の卓越した感覚だけで、十分に見せてくれる。でも少し疑問なのが、そういったカメラの視線が含んでいる繊細な配慮にたいし、描かれる人間がとても極端にしか描かれていないこと。おそらく登場人物の性格は一言で表現できてしまうだろう。しかし、3人という登場人物の数が個々人の極端さをカバーしているともいえるだろうか。あと、性的な描写の意義がよく分からなかったのでこの点数。そこまで何かを渇望する動機が分からない。 |
《改行表示》26.だから日本の映画は、金払って映画館まで見に行くもんじゃないね。っていう典型的な作品ですね。曖昧で消化しきれていない部分が多すぎる。で最後は、だから何なの?って展開でしょ。安易に死ねばいいってもんじゃないでしょう。つまり何を描きたかった?長瀬は単純にSEXしただけで、人物描写もない。そして駄目なのは「主演が脱がない」ってことです。この作品の内容で脱がないのは違反でしょう!必然性があるなら脱がなきゃ!きょうびアイドルでもそれぐらいのことはするでしょ。麻生は脱がないってのは、もう定説だから期待はしてないけど、すっきりしない作品でした。作り手の技量のなさが出ています。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-06-16 13:01:00) |
《改行表示》25.ひとりオイシイ永瀬正敏とか、つぐみは脱いで麻生久美子は脱がなかったりで、映画の内容よりも裏側の力関係を見せられた。 【michell】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-05-13 01:34:50) |
《改行表示》24.なんともいえない三角関係がおもしろかった。ただオチが唐突過ぎで好きにはなれん。 麻生久美子、つぐみ両名とも色気がありましたな…。 【ふくちゃん】さん 4点(2004-09-04 18:27:46) |