4.ヨーロッパ中を震撼させたという1980年代に実在した連続殺人鬼、ロベルト・スッコの凶行の軌跡を追った実録映画。正に「実録」という形容が相応しく、派手な脚色も残虐なシーンも(一部は照明も)廃し、また特に主人公も設けていないので、映画に描かれるのは明白になっている事象のみ。犯人、被害者、警察の誰にも感情移入できない作りは、映画として非常に退屈でした。本作から受けた印象は、スッコは「動機無き」シリアル・キラーではなく、気まぐれな連続強盗殺人犯(若しくは単なる異常者)という感じ。残念ながら本作の作りは、私には少し合いませんでしたね、4点献上。 【sayzin】さん 4点(2005-01-28 00:05:21) |
3.動機のない殺人を繰り返す・・・という時点でまず主人公のロベルト・スッコに感情移入することはない。主人公に感情移入できなければあとはただ、垂れ流しの映像を頭に詰め込んでいくだけであり、それはとても辛いことである。他人の自慰なんか見ても面白くなく、ただの拷問。 【コーヒー】さん 4点(2004-06-06 16:20:35) |
2.《ネタバレ》 実在した「理由なき連続殺人犯」の半生を描いた物です。”理由なき”という言葉が示すように、動機は最後までわからずじまい。まあ警官殺しだけは”逃げる”という明確な動機があったけど。結局キ印ならなんでもあり、というのがテーマなんでしょうか。かなり歪んだ青春映画ってとこですね。 【tantan】さん 4点(2004-05-31 07:48:58) |
1.実際いた殺人者の話で、私は映画を見るまで特にこの殺人者の事を知らなかったけど、映画はドキュメンタリー風でした。映画の中でも何故彼は殺人を犯したのか分からないままだし、彼をヒーローに仕立てることもしていなかった。これはこれでイイと思うんだけど、この映画を見るために、わざわざ遠出をしてまで見に行ったので厳しめに。 【アイアム琳子 】さん 5点(2003-03-05 18:48:21) |