《改行表示》13.《ネタバレ》 ちょっと話が散漫でしたか・・ 国定忠治との絡みを全編活かせれば、もっと面白い話に なったと思いますけど・・ 思うに、座頭市が何かに巻き込まれ、最後剣客と勝負する。 そのパターンでシリーズを創っているようですね。 第1作の「座頭市物語」の構造に色々付け加えたのが、 座頭市シリーズみたいです。 良きワンパターンという作りですね。 まぁでもレビュー読んでて、お薦めの座頭市があれば、 今後も観ていくつもりです。 【トント】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-12-14 15:24:24) |
12.話の内容は、よく分かりませんでしたが、一言でいえば、勝新、無双!ってところでしょうか。 【がらんどう】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-01-08 08:34:40) |
《改行表示》11.やはり柱となるのは、若山富三郎と勝新太郎の兄弟対決、ってことになるのでしょうが、それにしてもまあ、それ以外のエピソードがサッパリ伸びなくって。とある墓の前に座頭市がやってくる冒頭からして、いかにも因縁話っぽいニオイを漂わせるけれど、それは結構どうでもよかったりして、オハナシは千両箱強奪事件へと。 さらには島田正吾演じる国定忠治が登場するも、これがどうにも貧乏臭くって。いやこれはそういう役柄なんだからしょうがないんですけれども、存在感自体が薄くって。他の登場人物も同様で、何しに出てきたのかよくわからないキャラが多いんです。 だから、話が伸びない。広がらない。 で、しょうがないので否応なく、兄弟対決となる訳ですが、これはさすがに気合が入ってる。体を張っている。弟・勝新が馬に引きずられてみせれば、兄・若富は(それとも城健と呼ぶべきか?)馬から真っ逆さまに転落してみせる(←顔が鮮明に写ってるわけじゃないけど多分、代役じゃなくて本人っぽい)。いや、さすが。 見せ場と言えば、野山のロングショットに巨大な雲の影が広がっていったり(こりゃほとんどインデペンデンス・デイですな)、闇の中に無数の提灯行列がうごめいたり。と、印象的な場面もいろいろあって、そういう意味では、座頭市を取り囲み罵倒し小突き回す村人たち、なんてのは、印象に残るシーンであり、存在感ある脇役、ともいえるでしょう。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-10-14 15:32:48) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 この映画の見所と言えば、やっぱりあのシーン。 投げた賽銭の位置を耳と空気のゆらぎで把握し、落ちた瞬間一閃! 真っ二つ。 凄えよ・・・。話は相変わらずと言えばあいも変わらずだが、数を重ねるごとに勝新の居合抜きが凄くなってると感じるのは俺だけ? 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-08 23:41:09) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 座頭市シリーズを構成する要素と言えば「アクション(殺陣)」「ユーモア」「ロマンス」ですが、本作はロマンスが限りなく薄めとなっており、その代わりにアクションのテンポが他作品に比べて抜群に良いです。 序盤の千両箱を巡る攻防、中盤の忠治親分の逃走劇、クライマックスの仙場十四郎との決闘まで、実にバランスよく配置されていると思いました。残酷描写として拷問部屋が描かれていたり、仙場十四郎のドスの利いた声の脅し文句「俺はミミズを見るとズタズタに引きちぎりたくなっちまう。奴ら中々死なねえが、それを見るのも面白い」といった台詞も実に良い。 ユーモアのセンスも個人的には良かったです。特にオバちゃんの商売女にまんまと金をせびられゲンナリする市の姿には爆笑。普段美人といい仲になるのが基本の市にしては考えられない間抜け振り。 【民朗】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-07-18 23:43:33) |
8.《ネタバレ》 再出演の若山富三郎演じる仙場十四郎は馬に乗って市を引きずり回すなど、なかなかの強敵。相変わらずそれ以外の者は雑魚なので、市が襲われたってもう怖かない。それより山を下ってる時のほうがずっとヒヤヒヤした。子供を背負ってたせいもあるだろうけど。よくありそうな悪代官もので工夫が感じられないストーリーについては期待外れといわざるを得ない。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-11-06 12:04:06) |
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7.《ネタバレ》 シリーズ6作目。冒頭のクレジットバックなど濃淡の効いた映像が美しい。山を背景にしてその下の道を提灯が埋めていくシーンなど芸術性を感じる画もちらちら。結構色彩が印象に残ります。ストーリーはまあ普通に楽しめるレベル。しかし最期の決闘シーンで敵が座頭市に馬の上から縄をかけて引き摺り回すという呆れた展開はいただけない。普通に剣で勝負しましょうよ。忠治親分も自分を逃がすために手下が戦い斬られている最中、ずっとその光景を見ているというのはどうなんだ。さっさと逃げなさい。逃げないなら一緒に戦いなさい。子役に大人がアテレコをするというのは時代性なのだろうか。にしても要らんですなぁ。違和感ありすぎ。別に喋らんでもいいものを。 【MARK25】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-05 22:18:43) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 撮影の宮川一夫は何がすごいって、予告編で名前がクレジットされるのだね。他のキャメラマンではありえないことです。ただこの作品、評価はわかれるだろうな。個人的には、やはり宮川のカメラは、監督としてクレジットしてもいいくらいの抜群の安定感を示しているし、好きなのだけど、わざわざ国定忠治を持ってきてまで(シリーズ2度目の登場)話を大袈裟にしなくてもよかったのになあ、とも思う。島田正吾と勝新の競演が見られたのはよかったけど。 【いのうえ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-07-01 22:06:48) |
5.《ネタバレ》 第6作。盗まれた上納金千両を巡るお話。国定忠治の登場、二度目の兄弟対決とくればなんとなく面白そうだけど実際はいまいち。良かったのは最後の兄弟対決ぐらい。脚本といい気になる点が多すぎる。島田正吾の国定忠治は妙に芝居掛かってて浮いてるし、長谷川待子はいつの間にか消えてるし、坪内ミキ子は驚くぐらい地味だし...。そういえばOPがなんか空手バカ一代っぽくて面白かった。 【バカ王子】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-04-10 23:39:47) |
4.このページを今見て、スタッフが変わった、というのを知ったわけですが・・・なるほどやっぱり。個人的には好きな作風です。オープニングや、鉄砲隊を見て逃げ帰る農民たちのシルエットとか・・・なんかダークなカンジ。クライマックスのカメラワークもダイナミックで迫力がありました。ただ、さすがにストーリーはマンネリ気味かも・・・。ここ2、3作は、人物関係がわかりにくいことが多いです。「あれ?この人とこの人、どーいう関係だったけ?」みたいな。けど結構楽しめる作品です。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-25 15:46:28) |
3.《ネタバレ》 若山富三郎との兄弟対決が見もののシリーズ6作目。対決シーンは西部劇タッチで描かれ、馬に乗った若山演じる十四郎が座頭市を引きずり回して苦しめる。残念ながらこのシーンと座頭市と十四郎が賭博勝負をするシーン以外の印象は薄いが、面白かった。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2005-03-04 22:45:53) |
2.スタッフ等がかなり変更されてて、きっと会社側はマンネリ化を避けようとしたんだろうなーという感じは伝わってくるのだけれど、ちょびっと薄味な印象。ただ、上納金の千両を奪ったとカタギの農民たちに誤解され、「このド盲が!」と罵られた時の市の何ともやるせない表情に、アウトローの哀しみが見えた気がしました。あと、国定忠治が自分のことを「忠治が~」と言ってるのが、何だか神田うのみたいでちょっと面白かった(笑)。 【ぐるぐる】さん 6点(2004-03-16 18:43:48) |
1.監督池広一夫が、このシリーズ初のメガホンを取る第6作。勝新演じる座頭市の、緊張感溢れる居合いや殺陣のシーンはもちろんの事、国定忠司を絡めたりで見せ場の多い展開となっている。城健三朗を凄みある用心棒で再度登場させるなど、作り手のこの作品にかける意気込みも充分に感じさせてくれた。ただ全体的に、暗く陰うつなトーンに包まれており、個人的に苦手なんですよね、こういう作風って。 【光りやまねこ】さん 7点(2004-02-08 15:56:50) |