9.きちんと突っ込んでいったら心に迫ってくる話なんだろうなあというのは想像がつきましたが、具体的に登場人物がどこでどう変わったのかというのはよく分かりませんでした。ラストのインパクトで得している感じ。 【Olias】さん [地上波(字幕)] 5点(2007-02-24 03:52:37) |
8.地味で暗いんだけど、気に入りました。気性が荒くて、自分の感情を喉に詰まらせて窒息しそうな女の子、マリー(なんだか『ベティ・ブルー』を思い出す)。そんな問題児におせっかいを焼いてしまう親友のイザベル。 つい最近、身近な友達が似たような人間関係に陥っているのを見て、「気持ちはわかるけど、その子との関係には見切りをつけたほうがいいよ」とアドバイスした。冷たいようだが、人の性格はそう簡単に変わるものではない。ある人をその人自身から救うためには、それ相応のエネルギーが要る。よっぽどの覚悟がない限りそんなことは不可能だし、全力を尽くしたとしても勝算はそれほど高くない。 結末は絶妙だ。悲劇のなかに込められた控えめな希望。友達を助けることはできるかもしれないし、できないかもしれない。イザベルが選んだ道は華やかさには欠けるものの、地に足着いた前向きさがある。彼女の凛々しい表情に、救われる思いがした。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-19 17:31:43) |
7.男が演技なのかわかんないけど、もうぱっと見でスケこましなんだけど。キモー。あんなんに引っかかるなんてマリーったら・・・。見事に周りが見えてません。イザベル役のこは右眉が切れてるのが気になるけど、短髪でボーイッシュな感じで好印象。サルみたいでかわいい。ただ煙草吸いすぎ。重い雰囲気の中でも前向きな彼女が印象に残る。 【バカ王子】さん 6点(2004-02-17 01:30:14) |
6.どこにでも転がっていそうな、ありがちな日常を2人の女優が各々自然体で演じている。あまりにも自然体なので、ドキュメンタリーを観ているようだった。共感できる部分が無きにしも非ず。 |
5.ちょっと題名から想像してたのと違った。スレスレでしょう、これは。フランス版トニ・コレットみたいな女優さんが、フランス女優してなくて好感持てたけど、お話が暗い・・・。 【桃子】さん 5点(2003-10-24 17:43:51) |
4.黒髪のほうの女の人の眉が切れてたのがかっこよかった。まねしてしまった。お金を稼いで生きていくのは難しいですね。 【ザーボン42】さん 4点(2003-06-17 11:33:00) |
★3.イザ役のエロディー・ブーシェとマリー役のナターシャ・レニエがカンヌの主演女優賞をダブル受賞した映画ですよね。エロディー・ブーシェが髪を切った!!って思いました確か。 【クー】さん 7点(2003-03-23 10:27:13) |
2.なんとも痛々しい映画です。「やばい」の極みです。 |
1.一人は自由を求め、一人は愛に傷つくこの二人の主人公が痛々しく且つ魅力的でした。特にイザベル役の女優さんはいかにもおフランスの少女できったないセータも剥がれかけたマニキュアも、この人だと妙にオシャレに見えてしまうんですよね。全く赤の他人である昏睡状態の少女に自分を投影し、看病するところはなんかしみじみと悲しみが伝わりました。行き詰まったマリーが自殺してしまうのはどうかと思いましたね、恋に盲目な少女はあなおそろしや。出てくる男優たちが陰気で気持ち悪い配役ばっかりなのが逆にリアルに感じました。ま、お陰で主人公二人が引き立ってたんですけどね。 【さかQ】さん 6点(2002-01-24 02:52:19) |