13.う~ん・・・最後分からなかった。モンテレーを連発した挙句行くのをやめたのかと思ったら最後はモンテレーの看板・・・?誰か教えてください。 【はなこ】さん 5点(2004-03-07 20:45:39) |
12.これでマーティン・スコセッシの映画4作目だけど、いちばんおもしろかった。J・フォスターが出演してて、ボーイッシュ風な役がとてもかっこいいと思った。一番おもしろいのはアリスの息子トミー。憎たらしくてうるせーって感じがとてもいい。アリスの性格ともどこか似てると思った。ハッピーエンドで終わってくれたのもよかった。 【バカ王子】さん 9点(2004-02-28 14:01:10) |
11.主人公のアリスは、8歳で“Alice doesn‘t live here anymore”(原題に同じ....アホなので訳せない)を聞き、「あたしの方が上手く歌えるわ」という大きな勘違いから歌手になる事を決意し、一応その夢は叶ったようだが結婚により廃業。35歳で夫と離別し12歳の息子と旅にでることになるわけだ。私が興味を持ったのは彼女と一人息子との関係である。子を持つ親なら誰もが頭をよぎる格言がある。子は親の鏡」まさにアリスの息子は、その言動・行動において彼女の心を移す鏡の役割を担っている。そしてアリス自身も息子との会話の中で、自分でさえも気付かなかった(と言うよりも封印していたと言うべきか)本音に触れ、しだいに自信を取り戻していく。ただし結末は「本当にこれでいいのか?」という疑問を残す。ところで、本作の前に同監督の「タクシー・ドライバー」を先に観てしまうと、とんでもない心理状態に陥るだろう。例えばハーベイ・カイテルが登場したその時「うわぁ、た、大変だ!この男は絶対に悪い奴だ!」と100人中95人は思う。例えば息子のGFとしてジョディ・フォスターが登場したその時「うわぁ、た、大変だ!この子はきっと災いをもたらす!」と100人中87人は思う。そして...「ほら見たことか」とアリスたちの行く末をますます心配するようになり、見終わっても結局スッキリしないかもしれない(汗) 【nizam】さん 8点(2003-12-19 18:21:30) (笑:3票) |
10.《ネタバレ》 DVD化されてない70年代の秀作って結構あるんですよね。☆まさに大器晩成型エレン・バーンスティン:同年代のリズみたいに超美人じゃないけど、顔いっぱいに喜怒哀楽を表現してくれ、一生懸命。なーんかかわいいの。☆生意気盛りだけど内心お母さん思いの息子。☆ハーベイ・カイテル:やな奴になりきってる。☆次の彼がクリストファーソン:あたたかい。「スター誕生」みたい ☆息子の連れJフォスター:周りの誰より目立ってる!ビックリ納得。☆人情厚い下品ウェイトレス ☆ドジな泣き顔ウェイトレスの終盤こまやかな活躍! ☆店長、お客・・・愛すべき登場人物満載のロードムービー。大きな看板を前方にしたラストがいいです、大好き。 【かーすけ】さん 9点(2003-08-06 20:50:11) |
★9.泣き虫母さん奮闘記。けなげに頑張る姿が実にいじらしゅうござる。店の連中も素敵ですなぁ。幸せになれよぉお!クリストファーソンもこの手の役はいい味出してんだよなぁ。 【モートルの玉】さん 8点(2003-08-05 21:44:46) |
8.いやあいいよね。後半ちょっとまとめきれてない気もするが、見終わったあとに笑顔になれます。全体的にポジティブなところがこの映画の核になってます。こういうロードムービーは好きです。 |
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7.暗めの子供とはねてる母親。いい関係です。この時期のバーンステインはいいなあ。「ダイアナ・ロスのお帰りよ」と言うセリフ決まってます。映画館で吹き出してしまいました。 【omut】さん 8点(2003-06-03 02:55:36) |
6.未亡人のE・バースティンと息子の新たな旅立ちのロードムービー。次々と移り住むはめになる息子が可哀想になるが、大胆な女の子と友達になる。若き日のJ・フォスターがすでに光っている。レストランで働くアリスと同僚の女性との掛け合いとか、客とのやりとりが「これがアメリカか~」と妙に納得。やや不器用に、臆病にすすむアリスの恋、ハッピーエンドで幸せな気分。強そうで弱い、可愛い中年女性をバースティンがうまく演じてます。 【キリコ】さん 8点(2003-05-17 16:20:07) |
5.フェニミズムが台頭してきた70年代半ばから末期は、それまでのアメリカ映画における女性の扱い方が大きく変化した時期だが、この映画はその大きな転機となった、記念すべき作品。女性の自立、男性文化・社会への挑戦を試みた点と、主演のバースティンが当時40歳を過ぎた中年女性であったということは、忘れてはならないと思う。監督のスコセッシを指名し、配役にも決定権を持ち、クルーも女性を揃えたバースティンの意欲は評価できるが、内容としては妥協的なのだ。勿論、女性ドラマとして十分堪能できるし、ウェイトレス仲間のダイアン・ラッドとの掛け合いも楽しい。しかし、結果的に彼女は、新しい恋人クリス・クリストファーソンに頼ることによって、経済的・精神的な安定を手に入れるかのように見える。これをフェニミズム映画と呼ぶことはできない。本当の転換は77年に起ったように思うからだ。この年には優れた女性映画が多数製作された。「愛と喝采の日々」「グッバイガール」「アニー・ホール」等など。未見の方は、こちらの映画もあわせてご覧あれ。「結婚しない女」(79)もお薦めです 【ノブ】さん 6点(2003-02-02 16:35:45) (良:1票) |
4.主役二人も良かったが、アリスのひ弱な息子のアルフレッド・ルター少年と「weird」を連発する(自身weirdな)少女ジョディ・フォスターの風変わりな友情も面白かった。 【アンドロ氏】さん 8点(2002-12-23 23:20:04) |
3.まず主人公の女性のナチュラルな演技がいい。彼女をアリス役にしたのは本当に適役。たまにドキュメンタリー風になって、家の中とレストランと、車の中を覗かせてもらいました、という感じ。暴力的なところと、救いのあるところのマッチがじつにスコセッシ。 【あろえりーな】さん 7点(2002-09-04 16:57:28) |
2.70年代後半に流行った女性の自立を描く映画の先駆けといった感じ。若き日のマーチン・スコセッシの演出も冴えに冴えていて、ミニ・ロードムービーといった趣向で、物語全編ダレていない。結構ヘビーな話しではあるんですが、深刻な問題はあまり言及せず、これからも前向きに生きていこうとするポジティブなストーリー展開となっているので好印象。親子のツーショットから急激にカメラがズームアウトして、現実に引き戻すというラストシーンは、ポジティブでいて問題提起性が高く、見事な名シーンになっている。文句なしに、アメリカン・ニューシネマ後期の傑作です。 【チャーリー】さん 9点(2002-03-21 22:35:54) |
1.夫に突然事故死され、子供一人抱えたアリスは家財道具を処分して、もう少しマシな地方都市へと車を走らせる。母子の前に広がるのは無限の荒野と長い道だが、心細くなりながらも元気を取り戻していく。これこそがフロンティア・スピリッツで、いかにもアメリカ的人間そのもの姿であり、その活力が彼女たちを生き抜かせていく。友達関係のようなアリス母子の描写が面白く、又、アリスがウエイトレスになって、最初は喧嘩ばかりしていた先輩格の女とやがて仲良くなって、太陽の光を浴びながら二人で話をしているアップの秀逸なカット等々、M・スコセッシの印象的な演出は冴えわたる。 【ドラえもん】さん 8点(2001-04-01 19:19:13) (良:2票) |