7.「激突」とはまったく違う「続・激突」。いいところはは数知れず・・・。この映画を「激突」と同じにされたら困るよ。 |
6.映画の後半のワンシーンに、夕陽に向かって驀進するパトカーといった美しいショットがある。これと良く似たシーンに、後年のスピルバーグ作品「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」のエンディングに描かれる、やはり夕陽に向かって疾走する馬群を連想してしまう。あたかもパトカーが主役であるかのような、そしてそれを馬に見立て西部劇を現代に置き換えたようなこのスピルバーグ劇場映画デビュー作は、家庭という秩序崩壊を扱ったハシリともなった異色のロード・ムービーだといえる。実話の映画化だったと記憶しているが、その賑々しさとブラックさはいかにも若き日のスピルバーグらしい才気を感じるし、まさにこれぞアメリカ映画だという印象をうける。ラスト、きらきら光る河原での逆光で捉えたシルエットの美しいシーンなど、名手ビルモス・ジグモンドのカメラが冴え渡る秀作。 【ドラえもん】さん 8点(2002-09-16 15:21:40) |
5.『激突』を期待して見ると、かなりの肩すかしを喰らう。期待と現実とのギャップという点から言うと“駄作”との称号がふさわしい。 【にっちょか】さん 2点(2002-07-05 01:10:03) |
4.スピルバーグ監督の劇場映画デビュー作。しかしアメリカ以外ではそのイメージがない。出世作の「激突!」があまりにも有名になったために安易に付けられた邦題が台無しにしてしまっている。私も騙された一人ですけど・・・さぞかし凄い映画と思ってみましたがカーアクションなんて全くない!つまらない!と言うのが数十年前に観た印象です。今観ても感想は変わらないような気がする。 【支配人】さん 5点(2002-06-29 14:25:02) |
3.個人的に、スピルバーグ作品の中でも1、2を争う傑作。こういったノリの映画は、今となっては絶対創りだせないものだと思う。スピルバーグ自身も、映画界全体でも。唯一、ショーン・ペンくらいか?やってくれそうなの(笑) 【3Mouth】さん 9点(2002-05-14 19:20:10) |
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★1.“続・激突”って言う邦題は名ばかり。あの名作とは何の関係も無いし、原名は“The Sugarland Express”。実話をベースにしている映画だが、これがスピルバーグ作品でなければ埋もれてしまったかもしれないほど小さな作品。派手さは無い分、後半になるにつれ登場人物のキャラクターが変わって行くのも見物。 【イマジン】さん 8点(2001-02-07 12:24:24) |