27.西部開拓時代の考証がきちんとしてるのが良かった。まあ強いて言えばジーンアーサーのハリウッド的綺麗さが浮いてしまうが。アランラッドが入魂の演技力を感じさせる(他の作品はぱっとしないけれど)。なんと言ってもジャックパランスの殺し屋がいいですねー。この映画の後,似たタイプがどれだけ出てきたことか,,,。カンフーアクション前の時代だから格闘シーンが腕だけ(足蹴り無し)というのが,今見るとちょっと笑えて楽しい。 【ユーフラテス】さん 8点(2003-06-10 01:11:19) |
【ぽん太】さん 5点(2003-06-05 13:54:57) |
25.最初に見たのは中学生の頃で、単に西部劇としての善と悪との戦い、少年とシェーンとの心の交流の果てのあの「シェーン・カムバック!」のみに感動していたように思う。けれども最近見直してみると、謎の多い孤独なシェーンの心の動き(雨の中に1人たたずむ姿など)が微妙に場面のいろいろな場所で現れているし、特に少年の母親とのプラトニックラブはあの父親とのケンカと、その後の握手のシーンで涙がどっと溢れてしまった。(まさに男の中の男!) その後の有名な対決シーンへと続き、ラストの馬上でのシェーンのなんとも言えない表情。・・・まさに私にとって映画の中の映画である。 【JEWEL】さん 10点(2003-05-04 18:16:07) |
24.僕が言いたかった事は大体Russianblueさんが言ってくださってますね。それに、否定的な意見の人の気持ちも分からないでもない気がします。確かにガンアクションはちょびっとだし子役もそんなにかわいいとは思えなかったけど、最近の派手派手な映画を見慣れてたせいか、僕にはこういう抑えた感じはなかなか新鮮でした。なんか昔の世界名作劇場(「ペリーヌ物語」とか「赤毛のアン」みたいな。)を思い出すような、いわゆる「古き良きアメリカ」ですね。あの奥さんはシェーンにかすかに想いを寄せてるみたいだったんで、てっきりお父さん死んじゃうのかなあ、と思ったけど(今の映画だとそうする気がする)予想を裏切られて良かった良かった。ラストシーンはとても有名ですが、それでもぐっときました。あとこれは映画そのものとは関係ないんですが、字幕で“Indian”を「先住民」にしてるのはちょっとひっかかった(この映画以外でもありますが)。今現在「アメリカ先住民」という言葉を使うのはもっともだけど、過去の作品はちゃんとインディアンって書いたほうがいいと思う。しょうがないじゃん、その頃は当たり前にそういう言葉使ってたんだし、言葉を言い換えたって差別してた過去は消えないぞ。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-04-26 14:52:26) |
23.シェーンが少年のもとを格好良く去る有名なラストシーン、しかし次のシーンでシェーンが馬上で腕をブラリとさせて、今にも転げ落ちそうになっているように見えます。最後の最後(?)まで弱みを見せなかったシェーンって映画史上最も粋な主人公だと思います。 【lafish】さん 9点(2003-04-26 01:04:21) |
22.主題曲「遙かなる山の呼び声」が似合うワイオミングの大自然をバックに、西部開拓期の人々の苦労と人情を詩情豊かに描いた西部劇。人物描写、展開、背景など丁寧に描き込まれており、まさに良質の名画といったところでしょう。さらに孤独で多感な少年ジョーイの視点から見ると、胸躍るヒーロー物ともいえます。どこからともなく現われたアラン・ラッド演じるシェーン。やがて愛する人のために凄腕の殺し屋(ジャック・パランス)と決闘することになるが、あえて町に留まらず、馬上の人となりどこえともなく去って行きます。ところで、アラン・ラッドは本当に早撃ちだったらしいですね、神話になるくらい。しかしその後、役に恵まれず失意のどん底でこの世を去ることになるわけですが、そのことがこの作品をより一層切なくしていると思います。やはり、エンディングシーンは最高です。大自然を背景に、何回でも見たくなるこの感無量のシーン。主題曲と共に浮き彫りにされる素晴らしい名画に、文句なしの10点満点。 【光りやまねこ】さん 10点(2003-04-10 11:42:14) |
21.ワイオミングの雄大な大自然をバックにV・ヤングの名曲「遙かなる山の呼び声」と「シェーン、カムバックー」のジョーイの声。大昔に見ただけなのに忘れられない強烈なインパクトがあった。これは大画面で見て欲しい、吹き替えなんかでなく。アラン・ラッドが記憶されるのもこの1本あればこそ。西部の渡り鳥のラッドはすご腕なのに「能ある鷹は爪を隠す」かっこいい、孤独な男の子はあこがれる。孤独な渡り鳥も一宿一飯の恩義でこの一家を助ける。でも人妻のジーン・アーサーに恋心をいだくようになり自ら去っていく・・寡黙なヒーローは日本でいえば高倉健さん、ためにためてから底力を見せるからきわめて爽快!ただの西部劇じゃない、人間ドラマになってるのがいいのね。<懐かしい再見>やっぱりいいですよ~ 泣けました。「シェィン」と呼びかけるブランドン坊やの声は頭から離れません。 アメリカ先住民を追い出して乗り込んだ白人たちの間でもこうした先人争いの揉め事があった。この作品では後発組が土地を捨てざるを得ないよう仕向ける嫌がらせを受けるが 完全に善対悪になってるし、我慢に我慢を重ねた末のことになってるのでシェーンの活躍が一層爽快となる。 【キリコ】さん 10点(2003-03-10 20:24:22) (良:2票) |
20.何度か見ましたがとぎれとぎれ。内容は記憶うすれがち。でもラストも含め、感動したのは覚えています。ところでこぼれ話、トナカイor鹿を背中からとらえたシーンの中に、この映画の時代背景ではありえないバスが走っているのが映っています。(日光で車体に反射した光がきらきらしてる)かなり前の週刊誌に載ってました。そのシーンはありありと覚えています。 |
19.西部劇の割にはヒューマンドラマとしての要素も取り入れられている。少年はシェ-ンを見て、彼から色々なものを得る。強いからかっこいい、憧れる、というだけではなく芯が強いから、人にやさしいこそかっこいい、それが理想だと少年は知ることになる。そこがこの映画の一番いいところなのだが、ラストまで行くと西部劇としてではなく、それを言いたいがための西部劇という展開になっている。よくある西部劇を期待してみると肩透かしを食うかもしれない、それがこの映画の悪いとこでもあり良いとこでもある。 【恥部@研】さん 6点(2002-12-18 14:35:25) |
18.まぁ名作という事ですが・・・うーん、なんといいますか当たり障り無く、って感じで、万人受けしたのでしょうか。公開当時は、今よりも心優しい時代だったのですね。(←これイヤミではないです)どこかに毒を欲している自分が怖い(笑) |
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17.何でみんなこの作品が、きらいなんだーーーーーーーーーーシェーンかっこいい!サイコーーーーーーーーー 【天才】さん 10点(2002-11-21 20:25:37) |
16.あのあまりにも有名なラストシーンは、あまりにも有名すぎるため、「感動シーン、感動シーン」といわれてはいますが絶対に感動できないだろうと思っていました。でも、泣いてしまいました。やられました。びっくりしました。 【ごはんですよ】さん 8点(2002-09-23 21:26:41) |
15. 黒づくめの悪役を演じたジャック・パランスの存在があって、いっそう引き締まった映画となった。アランラッドはこれ以外の作品に注目されず死去したが、ジャック・パランスは数年前に西部のカウボーイを演じ、圧倒的な存在感を示しびっくりした。相当の高齢だがこれからも何かの役で出ないか注目している。 【偏見マン】さん 6点(2002-08-30 15:43:37) |
14.やっぱ西部劇は主演スターで決まるような気がする。この作品でのアラン・ラッドの演技、存在感は絶品。 【jp】さん 10点(2002-08-14 17:39:13) |
【しゅん】さん 5点(2002-08-01 10:55:53) |
12.遠くロッキー山脈の雪の白さと青い空。颯爽と登場するシェーンのカッコ良さ。一見、絵に描いたような西部劇のようだが、実はそのカッコ良さとは裏腹に、この作品は西部開拓期の終焉とローンライダーの孤独と侘びしさをオーバーラップさせ、その時代をだだっ広い荒野で共に生き抜いていこうとする、或る貧しい家族との心温まる人情ドラマだと言える。とりわけ、友達もいないことで寂しさが募る少年ジョーイと、やはり孤独なシェーンとが心を通わせていくというプロセスや、少年の母親との仄かな愛にも似た気持ちの機微など、J・スティーブンス監督が実に木目細やかに、そしてあくまでも正攻法で鮮やかに描ききった点で、やはり映画史に残る名作たり得ていると思う。V・ヤングの名曲に乗って、史上余りにも有名なラスト・シーンの残像は、生涯脳裏に焼き付いて離れることはない。 【ドラえもん】さん 9点(2002-07-07 18:21:52) (良:2票) |
★11.(↓)【なんとこ】さんじゃありませんが、アクション映画として観なかった所為でしょうか、まあ良い映画だと思いました。でも、確かにあらすじは凡そ予想通りでしたが・・・・・ 【イマジン】さん 8点(2002-03-29 23:09:11) |
10.西部劇娯楽ドンパチ映画として見るか否かで評価はわかれるのでは。それを期待してみたら厳しいと思います。見せ場はラスト(これも有名すぎでどうか?ですけど)ぐらいです。色々と考えながら見たら秀作でしょう。ちなみに私は前者でした。 【なんとこ】さん 6点(2002-02-24 03:28:00) |
9.シェーンがジョーを気絶させて酒場に向かうシーンで終わっておけば良かったと思う。ラストの酒場での銃撃シーンを描かない事で逆に色々な可能性を想像できるようにした方が面白くなったと思う。 【スペシャルラブ】さん 5点(2002-01-30 00:20:14) |
8.内容はいたって古典的な勧善懲悪もの。とくにどこが良いとも言えず、可もなく不可もなくといったところか。 【かぶ】さん 5点(2002-01-15 06:34:35) |