22.ストーリーは、はっきり言って面白くないですが、映像は、実に素晴らしいです。常に酸性雨が降る中、近未来の映像が、他の作品では、決して観られない凄さですね。スピナー(警官愛用の空飛ぶ車)が、芸者さんのアップ画像の宣伝広告画面の横を飛んで行くシーンなど、最高です。レプリカントのボス役のルトガー・ハウアーは、かっこいいですね。何でも、ハリソン・フォードと共演していた、となっていますが、一緒に撮影したのは、2日間だけだったそうです。最後、命尽きるその時の、一瞬見せた笑顔が最高にいいです。「ブレードランナー」はアカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされていながら、作品製作同時期の作品「E.T」に取られてしまったのに対して、「ブレードランナー」を観た世界中のファンの方々から、ひどいバッシングだったそうです。当たり前ですよね。私も「ブレードランナー」の方が素晴らしい特殊効果映像だと思います。なかなかユニークなのは、ブレードランナーの、つまり警官の建物、警察署になっている塔が「未知との遭遇 特別篇」でマザーシップの中にあった物をそのまま、いくつか模様替えしながら、使用している点です。リサイクルして使用しているのは、凄いです。ただ「ノーマル版」「完全版」「ディレクターズ・カット最終版」とありますが、日本では基本的に「ノーマル版」が1番最初に公開されたはずですが、地方の劇場で、初日から2日間だけ「完全版」を公開していたり、不思議な扱いをされる作品ですね。もう1度、劇場の大きな画面で観たくなる作品の1つです。 |
21.クローンが可能な現代に突きつけられた恐怖映画だと思った。転落寸前のデッカードを助ける瞬間、ロイが「kinship!」(親戚とか類似の意)と叫んでるのにビデオには訳がないのは単純ミス?(DVD版は約されてるのかな?だれかおせーて) 【ひろのすけ】さん 10点(2001-12-07 05:32:31) |
20.あのシュールな映像が、好きな人にはたまらないのだろう。でも、個人的にはあまり好みのタイプの映画ではなかった。ハリソン・フォード、主役なのに存在感に欠けるなあ・・・。ルドガー・ハウアーの方がずっと目立っていた。 【T・O】さん 6点(2001-12-02 09:39:36) |
19.最初に観た時の強烈な印象は忘れられない。最終版の方が勿論大甘のラストがなくなっただけども、よいが。デックの作品の印象もすごかったが、珍しく、原作に負けぬ内容。でもユニコーンじゃなくて「電気羊」出してほしかったような気もするんですが。悪趣味? 【ちょうじ】さん 9点(2001-11-26 16:14:28) |
18.あまり良さが分かりませんでした。東洋の文化を重視した世界観はちょっと愉快でしたが、狙ったターゲットを一人ずつ順番に倒してゆくというストーリーはあまりに単純だったかなぁ。レプリカントの記憶、感情の問題とか言いたいことは分かったのですが、正直どうしてこんなに人気があるのかは疑問。まぁ、あの時代にこんな作品がってことかもしれませんが。 |
17.リアルタイムで見たかった。どうしてもSF映画は鮮度落ちをまぬがれないよね。でも、これがオレが3歳の時にできたというのはすごいなぁと思う。ひとつ気になったのは、椎名林檎のギブスの時のコスチュームにそっくりの奴がいたこと。ギブス=マネキンでオレの中でつながった。体も心もギブスで縛ってしまえばマネキンとかわらないってか。 【鉄コン筋クリ】さん 7点(2001-11-07 23:52:14) |
16.観たのはつい最近なのですがそんなに昔の作品だとは思えません。ストーリーも良いし、キャラも個性的でみんな格好いい。そう言えばストーリーが似たゲームもありましたね。 【松やん】さん 9点(2001-10-31 20:32:54) |
15.雨が非常に印象的な映画でした。雨が何かを語ってました。 |
14.80年代はじめにあれだけの作品を作れるのはホント凄いと思います。勿論、内容も好きです。 【鮫島】さん 8点(2001-09-11 02:42:29) |
13.都会の湿り気をよくあらわしている。ストーリー自体は単純だが、あの世界観はすごい。キャラクターの中で、この映画に出てくるレプリカントのほうが私は人間くさく感じてしまう。このような独特な世界を垣間見る事が、映画の面白さだろう。 【ソフィスト】さん 10点(2001-09-09 08:06:19) |
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12.現在、工業デザイナーをやっているが、そのきっかけはこの映画だった。人生を変えた一本。クールすぎる!! 【ぱと】さん 10点(2001-08-07 00:07:16) |
11.カルト的人気作ですよね。観た当時はこれ程評価されるとは思いもしませんでした。しかし、ストーリーより何より徹底した世界観で観る者を圧倒しようとするリドリー・スコットの力技に屈服しました。バンゲリスの音楽も印象に残ってます。でも最後の詰めが少し甘い気が…(好きな人ごめんなさい、私も嫌いっていう訳じゃ…)。シド・ミードに7点献上。 【sayzin】さん 7点(2001-08-01 18:19:59) |
10.「レプリカント」とは、複製の「レプリカ」と、亡霊の「レブナント」を合わせた造語である。彼らは数年に設定された寿命から逃れ、「生きたい」と願う。レプリカントは、人間と区別されるために、感情移入テストを行い、ふるいにかけられる。レプリカントを追うブレードランナーは、本人は人間と信じている(または信じていたい)レイチェルと、恋に落ちる。レイチャルは自分がレプリカントだと知らされて、涙を流す。ロイは死ぬ間際に、「お前ら人間には信じられぬ物をみてきた、、、そういう思い出もやがい消える。涙のように。雨のように」と言って死んで行く。そう、彼らレプリカントは、なによりも「人間」なのだ。ただの複製が人間そっくりになって、生物と非生物がどこまでも暖味になった世界、人間とそうでないものの違いは何なのか?という問いに対する問題を提起している。この映画の原作者、フィリップ・K・ディックは言った。「あなたがどんな姿をしていようと、あなたがどこの星で生まれようと、そんなことは関係ない。問題はあなたがどれほど親切であるかだ。この親切という特質が、わたしにとっては、われわれを岩や木切れや金属から区別しているものであり、それはわれわれがどんな姿になろうとも、どこへ行こうとも、どんなものになろうとも、永久に変わらない」たとえ人間であっても、良心もなく、親切心もない人間は果たして人間だろうか?彼らアンドロイドの方が、よほど人間的ではないだろうか?感情移入テストで人と反応が違えば、彼らは物扱いされるのか?人間であるとは、良心が、親切心があるからこそ人間なのだと言える。感情に欠け、人間関係が希薄しているこの世の中だからこそ、特にそんな問題を訴えかけてくる。ビジュアルや、雰囲気や、世界観もさることながら、この映画はまず何よりもヒューマンドラマなんだ。 (追記・本作及び完全版は、都合により監督の思い通りの仕上がりにはなっておりません。初見の方はファイナル・カット版あるいはディレクターズ・カット版をご覧下さい。) 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 9点(2001-07-31 03:25:28) (良:1票) |
9.ブレラン最高!これだよ、俺が求めているものは! 【平八】さん 10点(2001-06-07 07:18:57) |
8.リドリースコットの最高傑作かもしれない。ダリル・ハンナはいいね。ショーン・ヤングもいいね。男2人もすっごくいいね。原作は有名だね。原作に比べるとデッガードはかっこよすぎる。めずらしく原作より映画の方がすきだな。って言うか、原作と明確に違うからかな? 【すめ】さん 8点(2001-05-15 00:43:14) |
7.つい最近、久しぶりに見たんですが、結構昔のSFのはずなのに今見ても新鮮で驚きました。 |
★6.映像は最高!特に東洋風に映像をアレンジしているところは、この作品を成功に導いた要因の一つでもある。登場する俳優たちも個性的で、しかし心底悪い奴は登場しない。ノンストップアクションの面白いタイプの映画では決してないけれども、見終って、そのメッセージが重く突き刺さるSF大作である。 【イマジン】さん 9点(2001-02-13 12:21:36) |
5.奥が深い映画、未来世界が独創的で良かったけどストーリーはなんの知識も無く見るにはつらいはず。 【T・Y】さん 8点(2001-01-15 20:41:50) |
4.世界がしっかりできていたし、設定もよくて期待してたんだけど…。延々続く会話、暗い画面、盛り上がらない話とBGMが僕にとって退屈だった。 【びでおや】さん 3点(2001-01-10 02:33:52) |
3.映像もさることながらそのドラマに感心した。単なるSFで終わっていないのは素晴らしい。 【プリン】さん 9点(2000-11-21 11:58:24) |