7.チェスを知らないのでいまいち入り込めなかったです。展開がスローなものは私には合わないのかなぁ… 【あかりん☆】さん 5点(2004-01-19 10:11:39) |
6.ガキンチョものに弱い私ではありますが、これは格別。何度も何度も繰り返してみてしまいます。少年の孤独と家族愛、友情なんかが素晴らしく描かれている。ジョシュが成長していく姿に感動しました。 【yukaori】さん 9点(2003-12-08 20:39:47) |
★5.《ネタバレ》 驚き。これって相当な傑作じゃないですか! ”もう1人のボビー・フィッシャー”である心優しい天才チェス少年とその周囲の人々を、描き込むんじゃなく、その日常の一瞬一瞬をスケッチしていくような展開が、まるで美しい「詩」を読むよう。それでいて、少年の心の機微が、ヴィヴィッドに伝わってくる。ステーブン・ザイリアンって、『シンドラーのリスト』とかの脚本家だった人だよね。ぜひまた監督作品を手掛けてほしい、そう思わずにはいられない映像感覚の持ち主だ。少なくとも、今のスピルバーグなんてめじゃないよ。
《追記》最近見直す機会があったんで、あらためて思ったことを書き加えておきたい。先に“美しい「詩」を読むよう”と書いたけれど、それはこの映画が、主人公の少年の日常風景と心象風景というふたつの“風景”を、ただ丁寧に切り取っていくことから産まれたものだ。公園の木漏れ日、雨にぬれる感触、夏の日射しや秋の肌寒さ、チェス会場の空気感、何よりもチェスの駒の音…。そういった感覚的なディテールを、まるで今まで見たことも感じたこともなかったもののような新鮮さとともに見つめていく。そしてぼくたち観客も、同じくこのありふれた日常のひとコマひとコマを、つまりはこの「世界」そのものを再発見していくことの感動に満たされるのだ。こういう体験は、滅多にできるもんじゃない。ましてやアメリカ映画で、「少年の成長」だの「家族愛」だのといった〈物語〉のパターンに回収されることのない作品が創られたことが、ぼくにはうれしいことだった。…今は日本で拘束中(2004.9.2現在)だという現実のボビー・フィッシャーも、この映画を見たんだろうか。そして、どう感じたことだろう。
《追々記》最近、よくこの映画を再見しています。クライマックスの決勝戦で、勝利ではなく、むしろ「引き分け」を望む主人公の少年。それを“偽善”や“勝者の傲慢”ととる向きがあるかもしれない。けれど、その「相手を思いやること」を知っている少年の姿(しかも彼が、“勝者を義務づけられた国”の少年であることを思い起こそう)は、ぼくという観客に何か〈救い〉めいた感動を与えてくれるものです。だから感謝を込めて、9→10ということで。本当に「美しい」映画です。 【やましんの巻】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-09-25 14:49:56) (良:1票) |
4.きれいな映像と静かな音楽で落ち着いた感じにまとまっていて好感が持てます。しかし、子供のチェスに親の入れ込みがすごい。たかがチェスになぜゆえ?(たかが、なんていっちゃ怒れるんだっけ(^^; )ジョシュはラッキーだったね。いい両親にめぐまれて。子供には楽しくやらせればいいじゃないですか。 【もらい泣き】さん 6点(2003-08-23 10:49:52) |
【ジョー大泉】さん 9点(2003-04-21 18:53:29) |
2.大好きな作品です。天才の孤独も描かれてるけど、それを乗り越える少年の成長が爽やかです。丁寧なつくりで、子役が皆魅力的。脇を固める大人の俳優陣もすごい。ずっと観たかったのに、なかなかビデオ屋になくて。近所の(今は潰れた)小さなビデオ屋で見つけた時は嬉しかったなあ。 【おもち】さん 9点(2003-03-25 00:59:38) |
1.誰もコメントしてないので一言。私の好きな作品です。チェスのこともボビー・フィッシャーのこともこの映画で知りました。本当にNYのワシントン・スクウェアの公園では夏はチェスが行われています。天才のことを描いたものを見るたびに,彼らは本当に孤独だなと思うときがある。 【pacini】さん 9点(2001-07-09 15:15:02) |