2.《ネタバレ》 この映画のシネマ・レビューがあったなんて感激しています。しかも、読んでいて共感してしまう素晴らしいコメントを先に書いていて下さる方↓がいらっしゃったなんて。恐縮ですが、この映画の感想を自分も書かさせて戴くと、自分もかなり好きな映画です。といっても、深夜に吹替えで何年か前に初めて見、その時録画したテープを度々見直すだけなのですが、見る都度、新しい思いにかられます。古いテープに、綺麗とは言いがたい画像ですが、この映画には青春の傷つきやすさや、一瞬として通り過ぎていくその輝きが表されている気がするんですね。あの時代のフリー・セックスや自由を求めて模索していた若者像ともいえるかも知れませんが、見ているうちに、なんとも懐かしく思えるのです。ラストそれぞれが新しい道を見つけ、大人になっていく姿には切なくなります。ジェーン・アシャーの可憐な美しさも際立っていました。イギリス映画な為、洗練されている印象はありませんが、いつまでも心に留めておきたい青春ドラマだと思います。