6.トリュフォーの描いた子ども映画では家庭内暴力などの多少のベタさはあってもストレートに子どもを描いた「思春期」の方が好きです。この映画はむかし観たせいかもしれないけど、当時は大人の目で見た「大人はわかってくれない」のような気がしました。むしろ大人から見た「大人はわかってくれない」なら良かったなと思う。この映画のフランスの匂いが好きです。子どもだった頃のレオン・ウォルトへ、みたいな感じで描けたら、もっと良かったのに。 【omut】さん 7点(2003-08-26 18:20:00) |
5.《ネタバレ》 子供が映画を作ったような、忘れてしまってた価値観をさらっと描くところにとても感動しました。盗んだ牛乳を最後まで飲み干す責任感、空き瓶の捨て場所に迷うけなげさ。胸がいっぱいになったのを思い出します。 |
4.《ネタバレ》 最後が結構スキ。逃げて逃げて逃げぬいた先は・・・。少年のクローズアップもなんか良かった。彼は最後に何を見つめていたんだろう。タイプライター1つ盗んで鑑別所行きなんて今じゃ考えられないよな~。主人公の少年は本当のワルじゃなくていたずらしたい年頃のワルガキってカンジなのに。親は少年を鑑別所なんかに送るのじゃなく、もっと少年と話した方がよかったんじゃないかな。特にお母さん、不倫とかしてる場合じゃないよー! 【およこ】さん 7点(2003-07-14 18:55:05) |
★3. 《ネタバレ》 フランソワ・トリュフォーの「映画的人生」を飾る輝かしきデビュー作である。なのに、冒頭車の中から撮られたであろうエッフェル塔のクローズ・アップに“Francois Truffaut”と監督の名がクレジットされるのを観るだけで、なんだか胸が一杯になる。そして、アントワーヌ・ドワネル少年の、家族で映画を観に行った帰りの車の中でのいつになくはしゃいでいる表情と、親に見捨てられ鑑別所送りとなる護送車の窓から生まれ育ったパリの街の灯が過ぎ去って行くのを見つめる淋しげな表情、さらには、鑑別所からもひとり脱走し疾走の果てにたどり着いた浜辺に立ち尽くす時に見せる凍て付いた表情を、私は決して忘れることができない。 【なるせたろう】さん 10点(2003-05-13 17:44:21) (良:1票) |
2.コレを大人が作ったってのがすごい。子供の視点が上手に描かれている。単純明快。逆に私利私欲にまみれた大人たちは何考えてるのか判らないよ、、 【kaneko】さん 8点(2003-05-08 00:28:24) |
1.大人にならないうちに観ておきたい。大人になっても観たい。 【さみー】さん 10点(2003-04-22 22:23:48) |