26.病気や障害によるハンデをドラマにする映画って結構あるけど、それをテーマに持って来て笑わせるってのはなかなか見当たらないです。この作品も見ていて「さぞ生活し難いだろーなぁ~」と思って観ていましたが、主人公2人が明るく前向きに生きてる姿にチョット感動を覚えました。しかし激しい行動(喧嘩とか)を観ていると「剥がれんじゃね~か?」と少々心配になったりもしました。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-20 19:46:09) |
25.《ネタバレ》 ファレリー兄弟お得意の障害者の話で、シモネタももちろん有りです。いつもながら、そこには力強く優しいメッセージが感じられる。障害やエロに眉をひそめるインチキな似非文化人たちにこそ見てほしい。「そういうお前は何様なんだ。」と。これだけの深いテーマを軽快なコメディに仕上げる手腕はさすが。余談ですが、この作品、北海道ではミニシアター1館だけで細々と上映されました。おかげで見逃さずにすんだものの、日本の配給会社や映画関係者は何を考えているんだろうか。こんな良い作品を。 【くらけん】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-04-30 18:03:46) |
24.いつもファレリー兄弟の作品に出てくる障害者を主人公に据え、兄弟愛と夢を描いたハートフルコメディ。 さて、障害者についてだが、『メリーに首ったけ』のレビューでも書いたが、障害をあくまで「一人の人間の持つ個性」として描くのがファレリー兄弟の映画の特徴。どの作品も、毎日を楽しく、いきいきと生きている「ハンデを持っているにすぎない、一人の人間」を爽やかに描いている。現に、この映画を作る前から、障害者の方からファレリー兄弟に感謝の手紙やメールがたくさんきているそうです。 この映画では、障害者が主人公ということで、その点を丁寧に描くことができ、その結果障害者蔑視だ、などという見当はずれな感覚を誰にもあたえないことに成功している。 映画自体は、ファレリー兄弟はテーマの全てを優しさで包み込み、うまくまとめている。ただ、彼らの作品としてはあんまり笑えないし、もう少しパンチをきかせてほしかったかな。お得意の下ネタも手加減気味だったし(笑) |
23.《ネタバレ》 相変わらずキワどい題材を持ってくるな~、ファレリー兄弟。それでいて観客に嫌悪を感じさせることなく、作品の魅力として見事に機能を果たしているところは流石。並大抵の監督じゃ真似できない芸当でしょう。正直映画を観る前はこのページを見て「評価高っ!」と思いましたが、観終わった後には何の気兼ねも無く皆さんと同じく高得点を付ける気持ちになりました。まず何と言ってもコメディとしての骨組みがしっかりしている。どこで笑わせ、どこで泣かせれば良いのかというポイントを的確に抑えているし、また“結合双生児の主人公”という奇抜なアイディアを二人が働くハンバーガー店での見事な料理捌きや子供時代のスポーツの思い出など、個々のシークエンスで生かして余すことなく発揮している。彼らの恋の行方も嫌味らしさが無いし、アクション映画顔負けのバーでの格闘シーンはスカッとした。本物の障害者の人がこの映画を観たらどう思うのかは分からないけど、僕自身は一つの映画として素直に楽しめました。それにしてもシェールはよくこの役で出演を承諾したなぁ~、ちょっと彼女が好きになったぞ(笑) 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-03-30 21:03:35) |
22.いやぁ~ホント素晴らしい映画でした。「コメディ」としか知らなかったのでこんなお話とは・・・。本当に日本では作れない映画ですね。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-21 14:25:37) |
21.《ネタバレ》 楽しめる作品だった。ふたりのハンバーガー作りのシーンはお見事!そのシーンだけもう一度見ました。エージェントがいい味出していて何度か笑わしてもらいました。ただ長くて途中で飽きが来てしまった・・・ 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-03 00:42:05) |
20.とても思い題材なのに、笑えてしかも感動しました。他の方がおっしゃっているように、いわゆる「普通」がいいなんて健常者のおごった考えだと改めて思いました。 あと、結合双生児でもそうじゃなくても兄弟愛は普遍的だなぁと思いました。 【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-15 23:34:33) |
19.重たいテーマなんですが、暗くならずに明るく描かれている点が素晴らしいです。主人公らが差別を受けるシーンもあるのですが、不思議と嫌な気分になりません。「メリーに・・・」ほどは笑えませんが、終始笑顔で見ることができました。日本では決して作られない映画でしょうねえ。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-18 15:04:17) |
18.自分で高得点つけておきながら言うのもナンですが、みなさん以外と高得点で驚き。 最近泣くほど笑う超ギャハハコメディに出会わない、なーんて思っている今日この頃なので、コメディのパッケージを前にすると、出した手がついついひっこんでしまう今日この頃。かつて、(私の中ではコメディーの金字塔である)「ブルースブラザーズ」を劇場で見たとき、そりゃあもうおなかが「つる」くらい泣きながら笑ったものですが、それも今思い返してみると、ベタな笑いがマイブームだっただけかも、なんて考えたりする日々。 私にとって、映画見るときに何がいちばんムツカシイかといえば、「コメディを期待はずれ感なく見ること」なのだ。期待しすぎると「笑いどころ」で「こんなもんじゃないはず」なんて笑えなくて、とうとう最期までそのままで、落胆することがよくある。そのほかのドラマ系、アクション系、ミステリー系、なんかは、わりと期待を裏切られることが少ないのだけれど、コメディに限ってそうなのはいったいどういうわけだろう。 殺伐たる日々のなかで今わたしが一番求めているのは、死にそうになっても笑いやむことを許してくれない、そんなコメディーだというのに、だ。 本作品も、そんな逡巡があるにはあったのだが、まぁ監督ゆえ「フフフ」くらいの笑いは提供してくれるだろう、と手に取ったのだが、どうだったか? ファレリー兄弟の、いつもながらのギリギリの笑い(哂い?)でそこそこ楽しめる、くらいの感覚でおはなしが進んでいた。その矢先。 クマにバカウケ。いや実にいいカオで、そのクマが。万人にとって必ずしもそうではないのだろうけど、何故か笑いのツボにはまってしまい、久々に泣くほど笑った。以降は「ファレリーマジック」だ。「メリルストリープってこんな田舎の舞台にでるなんて、なんていいヒトなんだ」とスッカリお話に同化(勘違い?)してしまう始末。最後まで結構楽しめた。 印象的だったのがエヴァ・メンデスで、結構「オトボケさん」のいい味出しているのだ。タイムリミット(OUT OF TIME)で、「バリバリの女刑事のつもりが結構安いよ、キミ」だったので、あまりよい印象をもっていなかったが、今回結構はまり役。ちょっとみなおした。それから、メイフォン役のウェン・ヤン・シーの、「美人じゃないけどなんかエッチ」な感じもなかなかGOODでした。 【んぽ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-19 14:33:56) (笑:1票) |
17.もう少し短くまとめた方が良かったかな。グレッグ・キニアがいい味を出してました。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-02 22:31:14) |
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16.《ネタバレ》 重いけど重くない、辛いけど辛くない、離れたいけど離れたくない。そんな兄弟愛が詰まった映画です。ウォルトが、ベンチの人形に寄りかかって泣くシーンは、感動。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-31 22:01:49) |
15.うまい作り方ですね。何度か笑わせてもらいました。二人共、演技良かった。 |
14.少しあつかってる題材が重い気がするけど、軽いノリで観られる映画。特に欠点もなくなかなか面白い。おすすめ! 【miso】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-25 19:00:18) |
★13.フェアリー兄弟のブラックな部分がだいぶ薄まっているように思えるが、その分、普通は引いてしまいそうなところを実に上手く笑いに転化させている。まあ、この辺は彼らの作品ではいつものことなのだが、今回はまた一段と冴えていて隙が無い。彼らの監督作品では最高の出来ではないだろうか・・・とも、言ってみたりして。また双子の絆の深さも上手く描いているのも良い。やはり、この辺は兄弟監督のなせる業か。 【カズゥー柔術】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-28 13:48:01) |
12.ファレリー兄弟はメリーに首ったけなど障害者ネタが多く一部で非難されたが、その非難に見事なまでに挑戦してしまった。彼らの作品の素晴らしさは障害者を健常者と同等に扱う真の非差別精神。健常者でも何か欠点があれば指摘されるが、障害者も同じ。例えばその障害が欠点であれば何の躊躇いもなく指摘する。お前なんか欠点持ってるな、なんとかしてくれよと。障害者だから、健常者だからとかじゃなく健常者も障害者も同じ尺度で見ている。これこそ真の非差別精神ではないのか。でも彼らにはもっと笑わせて欲しかったので笑いが控えめでヒューマンドラマっぽいのは-1 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-01 20:03:14) (良:1票) |
11.んー・・・面白かった。けど・・・様々なタブーを軽快に笑い飛ばすファレリー兄弟の作風は相変わらずだし、好感が持てる。でもだからこそ、シャム双生児というアイデアプラス、もう一ひねり欲しかったというか・・・まあ、期待値が高かったからこその贅沢な要求かもしれませんが。でも、あのアジア系の女優さんは(最近のハリウッド作品では珍しく)キュートで良かったです。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-11 20:40:04) |
10.《ネタバレ》 話の流れを最初に知ったたとき、ちょっと問題作なんじゃないかと思っていた。しかし、直接的にひどい差別が行われる描写がなかったり、めげない二人、多くのキャラクターに支えられていたため、コメディの部分が受け入れやすかった。ふつうに見ていればあまり問題作という感覚がなかった気がした。別れてもそれぞれの絆を持ち、それぞれの幸せを手に入れる終わり方すごくよかった。 とにかく二人のコンビが面白い!!大好きだ!! 【ノス】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-25 21:45:10) |
9.コレは良かった!最初から最後まで、障害者であることをちっとも悔やんでいません!障害者に対して、(かわいそう…)なんて思うのは、健常者のおごった考え方ですね。2人で1人と改めて気がつくテナー兄弟に感動しました。さすがファレリー兄弟です! |
8.楽しもうとしたのに感動してしまった。でも、まさかのジミー大西。 【モチキチ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-23 21:18:44) |
7.爽快感のあるコメディです。この手の作品(バディものの変化球種?)にはとかく「お互いがお互いへの依存を捨てきれないが故の葛藤」がありがちなのですが、本作はそこにうまく折り合いをつけ、「依存」とも「訣別」とも違う回答を出しています。 【K】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-06-12 23:20:08) |