4.《ネタバレ》 まあ時代を考えれば、特撮や演出全般がショボいのは無理もないが、ストーリーもショボいのは如何ともし難い。まあ基本的に「屋敷に悪魔やら悪霊が棲み付いていて、家人が襲われてさあ大変」というだけのホラーで、そこに何のヒネりも意外性も無いから、見ていて退屈。
ラストで思いっきりストレートに悪魔を出すというのは「エンゼル・ハート」みたいで大胆だが、同作もそうだったように安っぽさに拍車が掛かるだけ。「宇宙の至高の力」とか何とかやたら大仰な事を言いながら、単に頭痛を起こさせるだけというのもマヌケだし、そのくせあっさりやられるのもアホ過ぎる。十字架が苦手とか以前に不注意すぎだろw。どの程度のランクの悪魔か知らんけど、たいしたヤツじゃないな。そりゃ人間に封印もされるわw。恥ずかしくて魔界に帰れないだろうから封印されてりゃ良いんじゃない?
はっきり言って、ホラーやサスペンスといったジャンルには、今や色々とストーリーや演出面で進化発展した作品がある訳で、全てにおいて古臭いこんな作品をわざわざ見る必然性は皆無。仮にリアルタイムで見ていたとしても3点が限界。