314.愛ですよね…。胸を打たれます。ポツンポツンと落とすように感動を与えてくれる映画は素敵です。 【椎花希優】さん 7点(2003-11-02 02:44:05) |
313.本当に深い作品ですね。確かに前半の展開は退屈だったし、ラストでも泣かなかったけど、自分の心に深く残る1作となった。 【諸葛桂】さん 8点(2003-11-01 19:06:51) |
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311.ロベルト・ベニーニはぼくもリスペクトするひとりだし、特に前半は彼らしいデリカシーと良い意味でのデタラメさが絶妙のいい感じ。なんだけど、強制収容所に舞台が移ってからの展開は、どうも悪しき「チャップリンもどき」ぶりが目と鼻について…。やはりホロコーストものは、映画人にとって魅力あるテーマなんだろうけど、扱うには本当に至難のものであると改めて思わされた次第。「昔、むかし、こういう事がありました…」という形の反戦映画なら、同じイタリアの『サン・ロレンツォの夜』の方がはるかに素晴らしかったです。 【やましんの巻】さん 6点(2003-10-24 20:19:36) |
310.前半のラブコメに、あれ?と思っていたら急速に戦争の時代へ突入。当時の庶民にしても、きっとこんなふうに戦争に巻き込まれていったんじゃないだろうかと思った。最後まで、軽やかなコメディ風味を残しながらも、現実の残酷さも見せている。言ってみれば、娯楽性とメッセージ性が、上手く両輪として動いている素敵な映画なのだ。我が子を守ろうとする父親のがんばりに観ているうちに引き込まれてしまって、最期の場面では本当に泣けた。だから、甘いと言われようと、男の子と母親が再び会えるラストになっていて良かった。チャップリンの「独裁者」を思わせる映画である。ただ、あの作品があの戦争当時に創られたという変えがたい力を持っているのに対し、こちらは、過去への追想であるところが惜しい。 |
309.どうも僕は「大切な人のために一生懸命になる主人公」という構図が大好きなんです。それはレオンにしてもアイ・アム・サムにしてもいえることでやっぱり無償の愛というものはいいなあ。 【おさむ】さん 9点(2003-10-22 11:51:54) |
308.悲しい見ていてつらい。丁寧に作ってあるし評判のいい映画だと納得しました。でも、泣けなかった。理由はなんなんだろう。あまりにも暗すぎたのかな。父親のうそも笑えるんだけど心から笑えない。ある意味心に残った映画でした。 【ぼちぼちさん】さん 7点(2003-10-20 10:42:46) |
307.他の方も書いていますが、見ている間は「ギャグがつまらん」とか思いながら、けっこうだるいのですが、エンドロールで涙が止まらなくなります。こういう映画こそが、後々まで心に残るのでしょう。焦点をしぼって深く描いているヨーロッパ映画の良さがあります(ハリウッドの感動ものは、あれもこれも詰め込み過ぎていて苦手)。前半一時間を半分に縮めて、後半をもっとじっくり描けばなお良かったのに。子供の可愛さはピカ1です! 【ともとも】さん 7点(2003-10-20 09:56:23) |
306.ロベルト・ベニーニを初めて知った映画。巧みな話術は凄いと思うが、正直段々くどく感じてきて観ているのがつらくなってしまった。ストーリー自体は子どもに対する親の愛情に感動するものの、やはり何か現実離れしすぎていて冷めてしまう部分もちらほら。父親のラストも悲しいしね。私は1度観ればじゅうぶんかな。 【きすけ】さん 6点(2003-10-17 15:02:53) |
305.こんな風に反戦を訴える戦争映画もあるのですね、目を背けなければならない残酷シーンなど全くありませんが、メッセージ性の強い奥の深い映画だと思いました。 不思議なのですが、観終えた直後は淡々としてるなーが感想だったのですが、翌日に考え始めたら悲しみが止まらなくなりました。 お父さんが命がけで彼の武器である笑顔と愛(しゃべりもね)で家族の為に戦った、彼の真直ぐな強さにに感動です。 本当に強い人とは彼みたいな人なのでしょうね、子供の笑顔を最後まで守り抜いたお父さんに大切な事を教えてもらった気がします。 【ステラ】さん 8点(2003-10-15 18:00:41) |
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304.自分が死ぬ恐さを払拭する唯一の方法を教えてくれる映画だ。愛するということが、これほど重要だと気づかされた映画は稀である。 【花守湖】さん 9点(2003-10-14 22:34:16) |
303.前半は大好き。ラブコメディタッチでかなり笑ったものです。後半は急に落ち着いて見てられない雰囲気になって、どうなることやらと。この時代を描いた映画としてはそれほど残酷なシーンがなくて救われたかな。あの二人よくがんばったよ。 【じゃじゃまる】さん 9点(2003-10-13 15:45:14) |
302.《ネタバレ》 文句のつけようがないお父さん!ラストは確かに悲しすぎてチョット…だけど、何度も観たくなる映画。いろんな場面で涙が出たけど、観終わって思い出してからが号泣でした…。愛って、いいよね…。 【桃子】さん 10点(2003-10-03 18:31:18) |
301.突っ込み所満載だし、実際にこんな奴が周りに居た日にゃぁ、僕はキレます。が、それよりも何よりも重く圧し掛かって来たのは、自分が極限下においてあの様に振る舞えるのか、と言う事。日常の範囲ですら難しいのに。非現実的と切って捨ててしまえば、途端に自分が軽薄になるように感じる。 【ぽろぽろ】さん 9点(2003-10-03 09:39:39) |
★300.だいぶ書き尽くされて書くこともほとんど無いんで簡単になりますけど、まず感動はしなかったですね。ラストもあまり好きではありません。あのラストでは、もう一度見たいと思う気にはなれません。正直辛いです。 【カズゥー柔術】さん 6点(2003-09-29 13:16:49) |
299.評判は高かったけど、私はそう感動できませんでした。何か状況設定に無理がありすぎるような気がしました。如何に困難な状況にあっても笑いやユーモアを忘れずにというのは、そうありたいものだと思いますが、実際あの状況で可能だったのでしょうか?主人公の言動に逆に神経を逆なでされるような不快感を抱いたところもありました。日本人と欧米人では感覚が違うのでしょうか?戦車の話は良く出来ているとは思いましたが。良かった良かった、是非見て、と他人に私は薦められません。 【大木眠魚】さん 6点(2003-09-29 00:12:06) |
【たつのり】さん 4点(2003-09-24 12:56:18) |
297.《ネタバレ》 子役を使ったお涙頂戴モノは苦手だったんだが、これには参った。前半のラブロマンスから後半の収容所生活へ、人生の絶頂から明日も知れないどん底へ、見事な展開。お調子モノの青年がいつしか力強い父親に…守るべき家族を持つと男は変わります。死の直前、隠れる息子におどけてみせる父親の姿は今も目に焼き付いている。敢えてコメディーを呼ばせてもらうが、こんなに切ないコメディーはチャップリン以来かもしれない。名作。 【つむじ風】さん 9点(2003-09-24 00:56:13) |
296.《ネタバレ》 ホロコーストという重い史実をコメディとして扱うという試みを勇気と評価するかそれとも軽薄と見るか。筆者は後者である。六百万人ものユダヤ民族が殺害された史実をここまで軽薄に扱えるものなのか。正直、ロベルト・ベニーニの蛮勇ぶりに驚いた。ナチスの強制収容所を当然のことながら体験したことのない戦後生まれ日本人である私には、この映画について「偽善だ」「史実と異なる」「実際の生存者がこの映画を観たらどう思うか」などと批判する資格は無い。しかしながらホロコーストに対するベニーニの認識があまりに浅はかという印象がどうしても拭えないのだ。ナチスの強制収容所において子供はガス室で真っ先に殺害されるか人体実験の道具にされる末路を迎えたという。それを「かくれんぼ」と言う感覚がどうにも理解できない。勘違いしている人が多いのだが、ナチス・ドイツはユダヤ人と「戦争」をしていたのではない。連合軍との戦争を遂行する傍らホロコーストという民族浄化を行っていたところにナチスの異常さがある。民族浄化=戦争ではないのだ。更に言えば民族浄化を戦争という手段でしか止めることができなかった史実。戦争には反対しても民族浄化には何も言わないという矛盾。果たしてこの映画は本当に感動作なのだろうか。 |
295.《ネタバレ》 笑うこと。そこに込められた人間としての自尊心が鮮烈です。 【coco2】さん 7点(2003-09-23 14:00:54) |