1.実写も交えての戦闘シーンなど、それなりに迫力はあるんだけど、いかんせんそれだけなので、戦意高揚の宣伝映画っぽくなってしまっていますね。敵側(タイトルからいって多分ナチスドイツだと思うけど確認できず)についても全くと言っていいほど触れられていないのでストーリーに奥行きが感じられません。また違う時間に撮影したシーンを強引に繋ぎ合せているらしく、昼間から急に夜になったりして何かゴチャゴチャしてる。イリューシンとかベリエフとか、第二次大戦の爆撃機などが好きな人にとってはおすすめだと思いますが、純粋に戦争映画としてみた場合は極めて微妙と言わざるを得ないですね。同じソ連の戦争もの「レニングラード大攻防1941」と比べても一枚も二枚も質が落ちるというところでしょうか。