1.去年ブルース・ウィリス主演のリメイクが公開されましたが、こちらは本家ブロンソンのデス・ウィッシュシリーズの最終作。
ポール・カージーの人生に安らぎの時は訪れないのか・・・。今度もまた婚約者が酷い目にあって最後は殺されてしまいます。
そして過去の4作と同じくポール・カージーの怒りが爆発します。
映画としての出来だけを評価すれば、もっと低い点を付けてもいいのかもしれません。
しかし、70歳を超え頭も真っ白になり、すっかりおじいちゃんという風貌になったブロンソンが頑張っている。
ブロンソンが大好きで、このシリーズも全5作見た者にとってはそれだけで十分なのです。
ビデオスルーという扱いが何とも淋しくもありますが、仕方がないのかな。
本作がブロンソンの主演映画としては最後の作品になるそうです。
「俺の助けがいるときは電話しろ。」そう言いながら去っていく背中が力強く頼もしい最後の姿でした。