31.《ネタバレ》 これは怖いと同時に重い映画でした。ジャンルで言えば当時ブームだったオカルト映画ということになるんでしょうが、これはオカルト映画を利用した「反戦映画」ともとれると思います。冒頭でなんとも重い映像が流れて気分が落ち込むのですが、そのまま気分が回復する間もなく、ラストの少年の台詞でさらに気分が落ち込みます。見た目普通の子供なんですが、なんとも得体の知れない不気味なカルト集団のようにも見えます。大人になってから再度見直すとまた違った怖さを体験できるかもしれません。点数は高得点をつけましたが、もう一度観ようとは思わないです。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-04-27 16:48:39) |
30.映画の出来がどうとかではなく、シシー版の『キャリー』同様に私の幼少期にトラウマを与えた名誉としての満点です。『キャリー』同様に怖くてもう観られないので再評価も出来ません。あのラスト、どんだけ怖かったか!当時バリバリの子供だった私は、奴らが日本に来たらどうしようか、どう親と祖父を守ろうか真剣に考え過ぎて、その夜は不眠でしたわ。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 10点(2014-11-13 15:26:26) |
29.筒井康隆の「不良少年の映画史」の冒頭の記憶に関する部分が良くわかるようになった。 浅草の二番館、三番館と呼ばれるような映画館で、 「怪奇!吸血人間スネーク」「刑事マルティン・ベック」と三本立てで見たこの映画の記憶は、 あまりにも鮮明である。 80年代になってビデオを含めて大量のホラー映画を見続けてきたけど、 本当にカルトと呼べるのはこの映画だけだと思う。 【ノーコメント】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-07-04 00:17:28) |
28.《ネタバレ》 むか~し観て内容はおぼろげながら怖かった思いがあり、今回改めて観てもやはりインパクトがあった。 序盤は若干間延び感があるが、杖を持った爺さんがヤラれる辺りからジワジワと。 本来、子供の笑顔は無邪気で可愛い筈なのに、こんなにも不気味に思えてしまうとは・・・ 印象的だったシーンは、生き残っていた大人の所に泣きじゃくった女の子がやって来たシーン・・・『娘なんだ』と言い残し付いて行って殺されてしまう。 自分も我が子に言われたら行ってしまうよな・・・と思ってしまった。ある意味、ゾンビなんかより質がわるいぞ、これ。 あと覚束ない手で銃を握り、妻を殺そうとした小さな男の子を撃ち殺してしまう場面は、 何とも遣る瀬無い気持ちに・・・ お腹の赤ちゃんまで伝染していたとこも怖かったです。 君らも、あと10年もしたら大人になるだろうとか、今は少子化だしとかの突っ込みは無しよ。 【ぐうたらパパ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-12-07 13:59:15) |
27.《ネタバレ》 大半が退屈な時間だったけど、ラスト近くは恐ろしい。大勢の子供に襲われる場面も怖いが、他にも心理的に恐ろしい場面がある。一つは漁師の奥さんの場面で、全く言う事を聞かず返事もせず、ただじっと自分を見つめる子供達。もう一つは、子供を手にかけなければならない状態になり、それを実行するシーン。絶対経験したくないです。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-25 17:46:45) |
26.冒頭、ニュース映像(?)らしきものが延々流れます。「え? これナニ?」と戸惑うことしばし、その後、ゆるゆると戦慄の話が展開されていきます。離れ小島、子供、人殺しゲーム、妊婦・・・、とオカルト要素は十分。画面の雰囲気がまた、ザラついた感じで、怖さを増幅させています。話が進むに従って、心拍数も上がる!! そして・・・、救いのないエンディング。もう、本当にとことん救いがない。でも、オカルト映画のラストは、こうでなくっちゃ! 後味の極めて悪い映画なんですが、オカルト映画としてはこのエンディングで正解だと思います。 【すねこすり】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-25 17:13:19) |
25.子供のころに見た怖い映画。大人が殺される不条理さとラストの救いのなさが記憶に残っていた。自分に二人の子供ができた今、この映画を見て何を感じるか確かめてみたかった。結果、「自分の子供だけは大丈夫」という、いかにも親バカな考えだった。だから、ホテルに隠れていた男が言った「娘なんだ」といったセリフは、何度思い返してみても心に染み入る。 【センブリーヌ】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2006-07-04 13:04:03) |
24.こんな不気味な設定をよくもまぁ考えたなぁと、後味の悪さ、救いの無さは皆さんのおっしゃるとおりです。この年代の映画ってこういうオチが多かったような。うーん、30年経ちましたからそろそろ作っていいんじゃないですかね。ザ・チャイルド~ニューヨークへ行く~ 【ちょび】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-03-28 13:07:13) |
★23.《ネタバレ》 俗に言う子供たちの反乱ですかね。楽しそうに人を殺す子供たちの顔がなんとも不気味だった。ラストの台詞も印象に残るもの。大人が子供を殺す映画はほっとんどないけど、子供が大人を殺す映画ってやっぱ衝撃的ぃ~。 |
22.鑑賞した当時はまだ子供だったのもあって、かなり怖かったです。 ふーきゃんきるあちゃいるど?あいきゃのっと! それと、当時はヨーロッパホラーが元気があって良かった。 【あむ】さん 6点(2004-06-13 22:13:12) |
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21.もし、なにげなくテレビでやってるのを何も知らずに観たらきっとビビルとは思う。後子供の時に観てもビビルと思う。なぜならこの映画は子供が大人を襲うという設定自体が衝撃的やから。でもその設定を知ってて映画としてちゃんと観たら、まったくおもろなかった。まず、オープニング、戦争の悲惨さをモノクロで流すんやけど、ひつこすぎやし長すぎ。はよ本編はいらんかい!と普段まったり映画観る俺でも、ビデオ早送りしそーになった。その後の展開も、主人公夫婦に緊迫感なさすぎ。普通もうちょっとあせらへんか?リアクション薄いねん。だいたい主人公は平然としすぎてる。なに死体見てモタモタしとるねん。普通奥さんとこはよ戻るやろ!よって古いってのもあるけどリアリティー全然感じひんかった。テンポも悪いし、後味も悪けりゃいいってもんでもないし。設定の衝撃といつの時代も子供が犠牲というメッセージ性はわかったけども、ホラー映画としては全然やと思う。ごめん。 【なにわ君】さん 3点(2004-03-28 08:18:15) |
20.かみさんが昔テレビで観て、怖かった記憶があり、しきりに話題にしていたので、何度となく、レンタルしようと探したけどなかなか見つからず、やっと見つけたと思ったら、キング原作の別物だったりと、家では、いわくつきの作品となっている。たしかに、製作者の意図どおり、不気味な雰囲気と後味の悪さに加え、メッセージも感じられた。しかし、ようやく念願かなったものの、どちらかと言うと、早く忘れたい気分。かみさんも当然、口にしなくなった。 【パセリセージ】さん 6点(2004-03-03 00:33:13) |
19.怖かった。ニコニコしながら人を殺す子供たちがただただ不気味。後味の悪さも抜群。 【新井】さん 8点(2004-03-02 11:38:33) |
18.きょわかった~!やっぱ、子供は最強です。この後、世界中にこの“遊び"が蔓延していくのか・・・。何が原因で、誰が一番にこうなったか、とかっていう説明が一切ないのも(意図的?手抜き?)恐怖を仰ぐ。でも、何歳までが“子供"とみなされるんだろ?結構大きい子もいたけど、成長したら仲間に殺されるのかな・・・あーやっぱ、怖い! 【桃子】さん 8点(2004-01-23 16:12:28) |
17.やっぱりホラー映画はバッドエンディングの方が好き。 【ゆきいち】さん 8点(2003-12-21 18:00:37) |
16.恐ろしい。人を殺していると理解しながら、それらをあえて“遊び”と呼ぶところが、無垢なゆえの残虐性ということを前面に押し出している。冒頭の実在の映像も、作品自体の伏線になっているし、終始陰のある映像や浮かばれないエンディングなど、悲惨だがとにかく心に焼き付く映画。 |
15.子供の頃にテレビで観て怖かった。主人公が可哀想だった。なんともイヤな気分にさせられたものだ。B級ホラーとしては佳作だと思います。 【じふぶき】さん 5点(2003-12-04 15:41:56) |
14.《ネタバレ》 お腹の中の胎児が母親を殺す場面や、子供を銃で撃ちまくるなど、今までに無いアイディアや試みがあって意外と面白かった。これがアメリカの子供でなく、スペインの子供というところがいい。未知の恐怖感があった。 【VIEW-RE】さん 8点(2003-11-12 10:12:25) |
13.最初に延々続く実写フィルムが、実はあまり効果を上げてないのですが。でも、怖い映画です。子供が怖いというより、子供の視線が怖いんですね。主人公がまず何かを目にして、次にカメラがそれをとらえる、という演出を多用しているので、観客の注意をひきつける緊張感があります(大して何も起らない映画ではあるのですが)。 【鱗歌】さん 7点(2003-06-08 14:20:21) |
12.子供は自分を殺しに来るが、自分はは子供を殺せない…。笑顔を見せれば大人は手を上げない事を知っているズルイ子供達。子供は善と言う意識を払拭して銃を向ける主人公の心情はインパクト絶大です。しかし、報われないなぁ。 |