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(レビュー・クチコミ)
レター
[レター]
Letter
1970年
【
ソ連
】
平均点:
8.14
/
10
点
(Review 7人)
(点数分布表示)
(
アニメ
・
ファミリー
)
新規登録(2003-12-27)【
かんたーた
】さん
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監督
ロマン・カチャーノフ
あらすじ
二人暮らしの母子。航海士の父親は長く家を空けていて、時々届く手紙が母親の唯一の心の拠り所。しかし、いつしか手紙が来なくなってしまい、母は心痛のあまりいつも上の空。そんな母を思いやる幼い息子は・・・『ママ』同様『ミトン』と同時上映、同DVDに収録された短編。
【
ぐるぐる
】さん(2004-07-29)
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7.
戦争と家族をコミカルにつなぎ合わせた面白い作品。「ミトン」、「ママ」そしてこの「レター」を見て共通するのはとにかく人形から表情が痛いほどに伝わってくること。そして家族の愛がたまらなく溢れていること、この二つが突出してつもんだから見ていてこっちも幸せな気分になれるんだよなぁ。セリフもない動きと表情だけで成り立つうこういう映画にはウダウダ言う必要はもうないですね(笑)出てくる人全てが見ていて優しくなれる素晴らしい出来でした。
【
M・R・サイケデリコン
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2013-03-01 18:19:44)
6.
《ネタバレ》
これは物凄く叙情性に富んだ作品ですね。おそらくは戦争に出兵して不在であろう父親からの便りを楽しみにしている母子。だがそれがある日突然届かなくなる。途方に暮れる母親と、それを何とか元気付けようとする息子。それらの姿を一切台詞の無い中で克明に描いていきます。ここまで来るともはや皆様の仰る通り、これは単なるアニメではなく歴としたドラマです。後半の幻想性豊かな映像も美しく(ベランダが空を飛ぶというアイディアが凄い!)、親子を気遣う郵便屋さんなどの第三者の存在も素晴らしいです。たった10分という短い時間の中で、これだけの物語を成立させてしまう人形アニメ作家のロマン・カチャーノフ監督は正真正銘の天才であり、畏敬の念を感じずにはいられません。ちなみに「ミトン」「ママ」「レター」と三作に共通して出てくる母親の中では、本作のお母さんが一番綺麗なので観ていてちょっとドキドキしてしまいました(^^;。
【
かんたーた
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2005-08-24 23:42:24)
5.
航海に出ているお父さんの手紙を待ちわびるお母さんと子供、便りが途絶えて元気のないお母さんとそれを気遣う男の子の気持ち
がよく伝わってくる。これも暖かいけれどちょっともの寂しさも感じるような作品です。
ミトン、ママ、そしてこのレターと見てきて共通して感じたのは、セリフもない、字幕さえないサイレント以上のサイレント状態の映像でもこんなに豊かな情感や物語が伝えられるという素晴らしさ。チャップリンのサイレント映画を思い起こされて、言葉のない世界の豊かさを改めて見せられた気がするし、説明過多な映像やセリフばかりに慣れてしまうと想像する力という大切なものを失いかねない、と思ったりする。
素朴で短いアニメからいろんなことが見えてきたり、感じさせられます。
【
キリコ
】
さん
8点
(2005-01-22 23:08:30)
4.
人形の顔は無表情なのに何を想っているのか痛いほど伝わってくる。実写映画の場合、どんな大根役者でも人形よりは多くの表現方法を持っているわけですから、それを生かすも殺すも監督の演出次第なんだなあと改めて思った。この作品の話は個人的に、単純に共感できる部分が少ないのですが、監督の演出が想像力を掻きたててくれます。男の子がいくら母親を想っても母親の想い人にはなれない。そんなもどかしさの中、母親の笑顔を見るためにがんばる男の子がいじらしい。これは親が見て、もっと子供を愛してやらなきゃってなる作品だと思いました。
【
R&A
】
さん
7点
(2004-09-28 12:08:14)
3.
「ママ」が母親の、幼い息子に対する想いを描いた作品だったのに対し、こちらは幼い息子の母親に対する想いを描いたお話。自分はここまで健気な母親想いではなかったけど、子供なりに母親を気遣う気持ちは伝わってきた。ところで「ミトン」「ママ」、そして本作と、台詞の一切ないカチャーノフのパペットアニメを観ていて感じたのは「映像表現って、まだまだ色んな可能性があるんだよなあ」ということ。例えば、「ミトン」に登場する母親がタバコをふかしながらソファに寝そべって読書する姿を見るだけで、その母親のキャラクターは容易に想像できる。別に派手な表現やCG技術を全否定するつもりは毛頭ないけれど、こういう繊細な表現も、もっと求められるべきだと思う。
【
ぐるぐる
】
さん
8点
(2004-08-31 17:23:46)
2.
《ネタバレ》
あぁん、涙。愛しい人からの手紙を待つときってこうなんよねぇ。つい気弱になってしまう母親を守る坊やの気持ちが泣かせます。同じ’70作ということで、寂しい岸壁の妻につい『ひまわり』を重ねてしまいました(ヤンニも手紙くらい出してほしかったなぁと思うわ。出せないから名作なんやけどねぇ。)。人々の悲喜交々を毎日見ているであろう郵便屋さんに感謝。戦うの、やめましょう。/←これって軍人さんの話じゃないのかな?不安になってきました、では。
【
かーすけ
】
さん
9点
(2004-08-16 22:23:44)
1.
少年の優しさ、母の悲しさ、大人たちの愚かさ。セリフはないのに感情表現があまりにも上手いです。空飛ぶベランダから眺める夜景が夢があっていい。事あるごとに友人に薦めていこうと思う。
【
no_the_war
】
さん
9点
(2004-08-01 01:26:46)
(良:1票)
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【点数情報】
Review人数
7人
平均点数
8.14点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
0
0.00%
6
0
0.00%
7
1
14.29%
8
4
57.14%
9
2
28.57%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
Review0人
2
ストーリー評価
Review0人
3
鑑賞後の後味
8.00点
Review1人
4
音楽評価
Review0人
5
感泣評価
Review0人
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