8.《ネタバレ》 今まで大竹しのぶをそんな多く見てきたわけではないのであれなんですが、
少なくとも今回かあちゃん役の大竹しのぶはベスト大竹しのぶのうちの一つなんじゃないかな なんて思えます。
そして息子:優介からの目線で見た場合 『親孝行したくなった時に親はなし』 って苦しい名言などありますが、
息子:優介にしてみれば、親孝行未遂になってしまった今、まさに胸が締め付けられる思いの痛い名言となっているのではないでしょうか そしてそれこそまさに今の自分と同じ心境 普通に考えたならば、モンスター並みの母親だって先に逝く。そう早くから自覚していたならと思うことになります。彼とかあちゃんとの唐突な別れを見ているとよく分かってしまいます 哀しく感じられます。
ただし、私ら第三者から見て 彼のかあちゃんに対する優しさだとか思いを見てとれたのは、いつか一人前の暮らしが出来るようになった時には 『ハワイでもどこへでも連れて行ってやる』っていう思いと気持ちがあったこと。また、それを実際口にして言葉として伝えていたこと。なにげない会話のうちの一言でしたが、彼が放ったこのセリフにはグッときた。現実にはそれがなかなか言えないんだよね 気恥ずかしさだとか金銭面のことだとか難しいことだとか先にいろいろ考えてしまうとさ なかなかさ・・