恐竜100万年のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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恐竜100万年

[キョウリュウヒャクマンネン]
One Million Years B.C.
1966年上映時間:91分
平均点:6.44 / 10(Review 39人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-02-25)
アドベンチャー特撮もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-08-09)【Olias】さん
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監督ドン・チャフィ
キャストラクエル・ウェルチ(女優)ロアナ
ジョン・リチャードソン[男優・1934年生](男優)トゥマク
パーシー・ハーバート(男優)
マルティーヌ・ベズウィック(女優)
ロバート・ブラウン[男優](男優)
脚本マイケル・カレラス
音楽マリオ・ナシンベーネ
撮影ウィルキー・クーパー
製作マイケル・カレラス
制作ハマーフィルム・プロダクション
特撮レイ・ハリーハウゼン
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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39.《ネタバレ》 最初のところで、「これ、明確な言語が生まれる前設定なんだな。しかし、どこでどうジャンプするんだろう?」と思っていたら、まさかの最後までそのまま行くというのでまずびっくり。制作側の強力な信念を感じます。一方で、話の展開からすればみんなで恐竜をやっつけるあれこれが出てくるんだろうと思いきや、それは確か1回だけで、あとは目の前で見ているか、せいぜい追い払うだけ。かえってそれが生々しさを醸し出していますし、恐竜の強さも実感させます。何とも、独特の熱さ、そしてシュールさを感じさせる作品です。●一方で、セクシーなお姉ちゃんはみんな大好きというのは時代設定も場所設定も問わないという点において、人類普遍の定理を証明してみせた作品でもあります。
Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2024-04-22 22:02:23)
38.《ネタバレ》  私が4~5歳の頃、親戚の方が買ってくれた怪獣の本に、この映画の写真(ケラトサウルスとトリケラトプスが対峙している場面)が掲載されていました。幼かった私には本物にしか見えず「これってどういうこと?恐竜は生きているの?どうやって撮ったの?」と衝撃を受けたものでした。そのため、小学生になりTV放映で、実際に動いている場面を観たときの感激はひとしおでした。しかもTV放映では、人間関係や状況を説明するナレーションが入っており、わかりやすく最後まで観ることが出来ました。
 ただし、小学生である私でも「人類が地球に現れたとき、恐竜はもう絶滅していたはずだから、本当はあり得ない話なんだよな…」ということは感じました。その後、歳を重ねるにつれ「過酷な原始時代を生き抜いた人々のドラマを、英語を喋らせずに表現するというのは、作り手としては挑戦し甲斐がある分野かもしれない。しかしそれだけではお客を呼べないので、ハリーハウゼンによる恐竜の場面を挿入したのだろうか?」と思ったりもしました。もちろん、この映画自体が、紀元前100万年(1940年)のリメイクであり、しかも、監督のドン・チャフィとハリーハウゼンは、アルゴ探検隊の大冒険(1963年)で既に懇意だったので、私の考えは思い過ごしかもしれませんが…。また“客寄せ”という意味では、女優・ラクエル・ウェルチの存在も大きかったんだろうな…と思います。
 なお、DVDには、もし可能なら、TV放映時に準じたナレーションを副音声につけてもらえると、初めて観る人でもわかりやすいのでは?と思いますが、難しいのでしょうね…
 さて、採点ですが、恐竜の場面だけを取り上げるなら大変素晴らしく10点にしたいところです。しかしドラマ部分は、人によって感情移入できる人と、できない人の差が大きそうな気がします。その点を差し引き、劇映画としてのトータルさという意味で考え、7点…いや、大甘で8点とさせていただきます。
せんべいさん [地上波(吹替)] 8点(2015-09-20 18:08:28)
37.恐竜と人間が同じ時代に生きていた!という科学の常識を完全に無視した驚愕の設定ですが、
かたいことを言わなければ、こういうのも映画だからこその良さだと思います。
特撮王ハリーハウゼン。人形を1コマずつ丹念に撮影したという恐竜の動きは時代を考えると、その動きも素晴らしいです。
まだ人間が言語を持つ以前という設定なので、
叫んだりする以外に台詞は一切無しということもあり、
ストーリー的には退屈する時間が多いのも事実です。
特におっさんが仲間とはぐれて放浪したり、おっさん同士の抗争の時間帯は結構どうでもよかったりします。
しかし、その穴を埋めて十分すぎるほどの存在がラクエル・ウェルチ!!
本作の彼女のお姿はポスターになって「ショーシャンクの空に」にも登場しました。
恐竜と、コスチュームも素敵なラクエルが登場する時間帯はとっても楽しい映画でした。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-29 00:38:29)
36.ストーリーは無茶苦茶だし、言葉の話せない原始人が顔にメイクして髪型をセットしていたり、トカゲを合成したり、映画としてみると酷いもんだけど、ハリーハウゼンによる恐竜が素晴らしいので、何度も観る価値は十分にあると思います。でもやっぱりトカゲはいらなかった気が・・・。
モンチョさん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-14 05:03:12)
35.《ネタバレ》 ↓で【S&S】さんが仰っている通りです。自分は数十年の時を挟んで、子供の目と大人の目の両方で楽しみました。初見は新聞のテレビ欄がやっと読めるようになった頃、「恐竜」という単語だけに反応してテレビにかじり付きました。大満足。そのときは恐竜しか目に入らなかった。先日、チョー久しぶりに観たら、今度はラクエル・ウェルチです。再び大満足。苦労してコマ撮りで動かしている恐竜たちにも感心はしたけど、やっぱり爬虫類より哺乳類。あのプロポーションは驚異的だ。スタイルが良い人は何人もいたけど、その中でも群を抜いていた。ラムちゃんを思わせる毛皮のビキニで、潤いを振り撒き続けてくれました。無きに等しいストーリーに、それでもいいじゃんと思える映画は滅多に無い。「美女と恐竜」。一粒で二度美味しい映画でした。
アンドレ・タカシさん [地上波(吹替)] 7点(2009-09-04 03:34:56)(良:1票)(笑:1票)
34.《ネタバレ》 「子供たちは恐竜に、お父さんはラクエル・ウェルチに」、これは番組案内文ですが思わず爆笑です。この作品、あのハマープロの製作なのですね。確かにラクエル・ウェルチの肢体にはこの歳でも眼が釘づけでしたが、どうしてどうして、その他大勢のハマー・ガールズもなかなかでしたよ。黒い髪の山の部族が闘争的な気質で、海辺に住む部族は金髪で山の部族より文化が進んでいるという設定は、どこか北欧人種優位の人種感が感じられていやらしいところですが。そうそう恐竜でしたね、これはあまり活躍していませんでした。冒頭いきなり実物トカゲさんが登場でちょっと引きましたが、あいつは大写しで見せられると結構気持ちが悪いものですね。洞窟に住む猿人みたいなのが出てきて仲間を殺して食っちゃたりするところや、翼竜どうしが戦って勝った方が負けた方のヒナを捕食したり、結構ハードな自然の掟の描写もありました。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-08-25 19:35:58)(良:1票)
33.原題の「紀元前100万年」風に言えば、「ジュラシックパーク前30年」という感じ。
公開当時すごく見たかった映画で、40年ぶりに夢は叶ったが…。小学生の時に見てたらそれなりに感動したんだろうな。
Q兵衛さん [DVD(字幕)] 3点(2008-08-07 16:51:04)
32.《ネタバレ》 攻撃性の高い荒々しい原始人の生活を描いている。
部族から追放され、荒野をさまよって倒れた男が、他の部族に助けられる。
体力が回復し、復讐のために戻ろうとするが、女がついてくる。
恐竜に襲われながたやっと戻ってみると、猿人がいたり、下克上で支配者が変わっていたり…。
男が倒れたとき、女が自分の部族に助けを頼んだために、部族間闘争の様相を呈する。
闘いがクライマックスに達したとき、火山噴火と大地震が起こり、ほとんどの人が飲み込まれる。
言葉はわからなくとも、ストーリーは波乱万丈で飽きさせない。
疑問なのは実写のトカゲや巨大なだけのカメを登場させたこと。
苦笑を禁じえない。
そもそも100万年前に恐竜がいることがおかしいが、たまたま生き残っていたと考えればよく、目をつぶろう。
女性のセクシーなコスチュームが印象的。
よしのぶさん [レーザーディスク(字幕)] 5点(2008-06-29 11:31:07)
31.《ネタバレ》 なんだか「恐竜」というよりも「巨大生物」って感じがした。
この作品を観て「映画にセリフはいらないかも」とか思った。
そのくらいセリフ無しでも、物語がちゃんと進行して行き、そして退屈させないのは凄い。
でも映像に違和感があるっていいですね。なんだか迫力があります。
巨大亀と戦闘するシーンは「横スクロールアクションゲーム」をしているようだった。
地底人みたいな生物もとても不気味でよかった。
なにより「恐竜」が「怖いもの」として描かれているのが良かった。
こういう衣装は肉体美を引き立たせる。黄金色に輝くとても健康的な肉体美。
衣装デザインもとても良いと思う。
木に登って怯えている子供が喜んでいるようにしか見えなかった。
女性たちがエロ過ぎる!
やっぱ恐竜って夢がありますね。
『これだと思ったんだけど、僕が探していた作品となんだか違うんだよね。僕が観たかったのは昔に観たもので、この作品と似ているんだけど違う。冒頭の場面で「太陽崇拝」の儀式みたいな事をしている。そんな作品を何方かご存知じゃありませんでしょうか』
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-09 02:55:28)
30.子供の頃、映画館で見ました。大きなスクリーンで動く恐竜に胸を躍らせたものです。ラクエル・ウェルチにもあこがれを抱きました。映像の威力を教えてくれた映画ですね。思い入れがあるので9点です。
ジャッカルの目さん [映画館(字幕)] 9点(2006-12-31 00:12:58)
29.完全に見くびってました。すごいよすごいよ! セリフのないのは当然として、テキトーさ加減も手抜かりなく全体に配分されてるし、ストーリー滅茶苦茶だし、BGMもテクスチュアがあったりリズムだけだったりしてポリシーがなく、映画前半で「常識」というモノがブチ壊される。もはや全編異化効果と言っていい(いやー、そしたら無意味なんだけど…(^^;)。この破壊力は並みじゃない。印象が一番近い作品を挙げろと言われたら、迷わず『スーパー・マグナム』と答えるね(笑)。

余談を交えながら…。
原始時代の祭祀を描写して物議をかもした前衛バレエ音楽『春の祭典』。コレを分析した指揮者ピエール・ブーレーズは、「少しづつずらして配置されたリズム細胞によるテンポの攪乱、その効果によって音がリズムから切り離されて自由になる」…とまあ大体こんな感じの結論を導いたんですが、この論文が書かれたのは記憶では本作のちょっと前。難解だったこの曲の音楽的意味が明快に解き明かされ、音楽界を震撼させました。
で、『恐竜100万年』の製作スタッフがこんな論文読んでたとは思わないんだけど、感触はすごい似てるんですよ。『春の祭典』を聞いた時の呪術的な浮遊感に。だから、オイラ的にはオチャラケながらも原始の真髄を映像化してしまった『ナンチャッテ春の祭典』に見えてしまいました。

まあ一言でまとめれば「果てしなくサイケでプリミティブ」ってコトです。極めて60年代的ドラッグ・ムービー。
エスねこさん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-05 06:34:37)(良:1票)
28.《ネタバレ》 いろんな意味で男のロマンを結集させたような本作、自分も結構ワクワクしながら楽しめました。台詞が無いうえに、言葉も無い。ある意味サイレント以上にサイレントな、吃驚仰天の本作ですが一気に鑑賞させてしまうのは力技とも言えるでしょう。
よし坊さん [DVD(字幕)] 5点(2006-07-23 06:10:06)
27.とんでもない設定、展開、登場キャラで、真面目に観るとダメダメだけど、おバカ映画として観てると結構笑えて面白い。色々超越した映画でした。
MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-21 21:46:34)
26.はじめは退屈で退屈で、いつ眠ろうか…と思っていたんですが、なんだかんだで結局最後まで観てしまいました。パチパチパチ。そもそも、かの『2001年宇宙の旅』ですら、原始人のところ(まだストーリーすらはじまっていない…)で毎回(5~6回ほどチャレンジ)寝てしまっています。なんかよくわからないものが、セリフなどによるヒントもない状態で淡々と画面に描かれている…という状況が苦手な私にしては、(最後まで鑑賞できたことが)ある意味信じられない。よほど私のコンディションが良かったか、映画製作法が私にあっていたか…。話は、人間がまだ“言葉”というものを持っていない頃の話。無理やりカテゴリー分けをするなら、いわゆる原始時代でしょうか。文明って何だろう?って思考する、ひとつの題材となりえそうです。が、一つひとつのエピソードをただ見つめる(いわゆる垂れ流し状態?)、画面の中で起こったことをただ受け入れる、そして淡々とすぎていくので最後の落としどころはどうするんだろう?とタマに不安になる。それだけのよーな気がします。ラスト、私的にはそこそこ満足。『地球崩壊の序曲』っぽくて笑えました。タイトルに“恐竜”とついていますが、実際は恐竜というより『SF巨大生物の島』っぽいです。
元みかんさん [DVD(字幕)] 5点(2006-07-14 23:45:32)
25.んんー、僕はより「文明的」なのが金髪族で、より野蛮人的なのが黒髪族ってところに、ちょっと引っかかるものを感じてしまったんだけど、それは考え過ぎか。それにつけてもラクエル・ウェル乳じゃなかった、ラクエル・ウェルチ。あの「原始人ビキニ」は、ドンキホーテとかに売ってんのか?
ぐるぐるさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-07-12 18:11:43)(笑:1票)
24.《ネタバレ》 50年前の作品。恐竜がいる100万年に黒髪族(武勇)と金髪族(知恵)の争いと協力化。台詞がないことが面白い。恐竜のシーンも素晴らしい。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-10 15:47:05)
23.初めて観たのは子供の頃、昔は恐竜がいたから生きるのも大変だったよな~って、あやうく騙されるとこでしたよ(笑)。恐竜と人間を共存させるという無茶苦茶な時代考証。さらによく見ると恐竜の設定も変?トリケラトプスと戦っていたのは大きさ的にはティラノだけど・・・細部が違う。村を襲ってくるアロサウルス?小さすぎない?・・・もしかしたら子供かな!まぁ、まだまだ未知の恐竜が土の中で眠っているかもしれないので、こんな事は別に良いでしょう。でも言葉もしゃべれないのにバッチリメイクの皮ビキニはもう笑っちゃいますね。それでもこの世界、嫌いじゃないです。恐竜好きですし。確かにCG全盛の現在、ストップモーションは話にならないのかもしれないけれど、〝動き〟のセンスはこちらの方が素晴らしいと思います。ティラノとトリケラトプスの対決しかり、アロサウルスと人間の対決もまたしかり。今ではなかなか見られませんよね。もしかしたら実際に人形を動かして撮った方がイメージ湧いたりして。それに私も男ですからラクエル・ウェルチ、やっぱり良かったです。「ショーシャンク~」に登場したのも納得ですね。もう時代考証なんて別にいいじゃない・・・って思いますね。
ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-23 00:54:03)(良:1票)
22.ここの高得点ぶりにびっくりです。台詞はないし、ストーリーは人間同士の醜い諍いばかりだし。同じ特撮映画でも「アルゴ探検隊の大冒険」と比較のしようもありません。最後まで見るのに根気が要りました、ほんとに。
mhiroさん [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-10-26 21:24:03)
21.どう観ても陳腐な話だが、特撮は当時にしては随分頑張っていたと思う。まともにコメントするような出来ではないにしても、それなりに楽しめるからいいかな。一つどーしても気になったのが、あのバ●息子の片割れの名前。「さかな」??????
nizamさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-01 12:22:49)
20.今見るとイグアナ恐竜はどう見てもイグアナですが、小学校の時はイグアナも立派な恐竜として見ていました。小学校二年生でこの映画を見て、部落に乱入したアロサウルスよりもラクエル・ウェルチの方がはるかに心に残ってしまったのはどうしよう。そんな自分は「ミクロの決死圏」も大好きです。
クラウンさん 9点(2005-03-24 00:17:17)
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【点数情報】

Review人数 39人
平均点数 6.44点
000.00%
100.00%
212.56%
312.56%
437.69%
5717.95%
6820.51%
7923.08%
8512.82%
925.13%
1037.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.75点 Review4人
2 ストーリー評価 5.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review4人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 7.00点 Review2人
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