18.暗くて平坦で、ジャック・ニコルソンもあまり好きではないので、いまいちでした。意味を見出そうと思えば見出せる映画だとは思うけど、私にとっては今がそのときではなかったみたい。ラストもなんとなく、まとめるためにとってつけたような印象をうけました。 【るいるい】さん 3点(2003-09-23 04:09:33) |
17.ジャック・ニコルソン、昔は若かったのに(あたりまえだ!)年取ったね。でも昔から年取ってたみたいにちっとも違和感ない。人間って、自分と違う環境にいる人に対してやさしくなる事は難しいんだね。だから分かり合うことって大変な事なんだ。ラストのニコルソンの涙。「おじさん、ほんとによかったね」この映画、すべての40歳以上の人に勧めたい。 【パキサン】さん 9点(2003-08-05 02:32:28) |
【北狐】さん 5点(2003-07-17 18:55:41) |
15.今年(2003年)公開された映画の中でも、今のところ1、2を争う秀作。生きることの切なさ、やるせなさ、愛しさが、実にひょうひょうと描かれていて、まだ若い監督のくせにもはや名人芸のごとき巧さ。ジャック・ニコルソンはこれまでのキャリアでも最高の名演です。まだまだ脂ぎった彼が、ほとんど笠智衆(!)のように見えてくるなんざ、ビックラこいちまっただ。作品自体も、ほとんど日本映画のような撮り方で、この監督は今後とも要チェックと断言しておこう。 《追記》やはり2003年度公作品では、ぼくのベスト作品になりました。冒頭、主人公シュミット氏の会社がある高層ビルを映すカット割りは、まさしく小津安二郎作品そのもの。それも、単なるモノマネや青臭いオマージュなんかじゃなく、はっきりと自分の「スタイル」にしているところがスゴイです。一見地味だけど、これは本物の“滋味”あふれる秀作だ。 【やましんの巻】さん 10点(2003-07-16 16:03:15) (良:1票) |
14.ジャック・ニコルソンを観に行きました。話は物足りなかったです。まだ、若いもので。映画館に帽子を被ったおじいさんが多かった方が、印象的でした。 |
13.ジャック・ニコルソンに支えられ、とってもわかりやすいです。ただただ素直に感情移入できました。余計なこと考えないでスッと同化でき、要所要所でグッと来てしまいました。 【おしりはばとび】さん 8点(2003-06-20 03:11:00) |
12.いつものニコルソンとはやや趣が違う雰囲気がある。すごく自然な動き、表情を見せる。これが本当の姿ですといった風に。でもやや前屈みの歩き方など「さりげなく見える演技」をしているんでしょうね。仕事ばかりで長年連れ添った妻のことも娘のことも実はよく知らなかった。空気のような存在だったのに突然死なれるとその存在感を初めて実感する。仕事、妻、結婚する娘・・・喪失感にとまどう男を実に巧みに見せてくれた。ニコルソンの独演に近い奮闘ぶりや脚本も良かった。 【キリコ】さん 7点(2003-06-16 20:37:45) |
11.思わず噴出す面白さあり、しんみり感動もあり、よかったです。シュミットさんとお友達になりたいようななりたくないような・・・ 【noriko】さん 7点(2003-06-13 00:57:55) |
10.ジャック・ニコルソン、最高の演技でした。話は淡々と進むけど、けっこう奥が深いし、笑えるし、そして泣ける。最後はもう何とも言いようのないシーンでした。あの涙は観てる人によって、捉え方が違いそう。私は、すごく心にグッときました。 【ポサ】さん 7点(2003-06-13 00:05:14) |
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【李将龍】さん 6点(2003-06-10 00:30:02) |
★8.うむ。面白かったです。ただ、基本的にこの作品はコメディーらしいんですけど、僕の場合主人公シュミットが自分の父親とダブって見えて、ワッハッハとは笑えなかったんですよね。どっちかというと「苦笑」って感じでした。これ、定年退職したお父さんとか見たらどう思うんでしょうね。定年まで仕事仕事で頑張ってきて、いざ退職したら、時間はあるのにやることがない、それどころか自分の居場所もない、なんてのは日本だといっぱいある気がします。「ペーソス」というものが「笑い」と「苦さ」のミックスだとするなら、ちょっと苦味が多めな感じがしました。映画に「非日常性」を多く求める人にはちょっとつらいかも。逆に言えば、すごくリアルで「フツー」の感じが出てました。多分、最初からこういう映画だと分かって観れば、もっと面白く感じられると思います。 【ぐるぐる】さん 7点(2003-06-09 18:59:09) |
7.無職の状態で、あちこち面接受けている時、平日昼間にスーツ姿で観に行きました。そんな自分の境遇がちょっぴり、主人公のさすらう心情と重なるようにも思え。老年にさしかかった時に信じていたものを失ったシュミットに、とことん密着して、元は一流企業の重鎮だった男が素っ裸の自分をさらけ出すようすを描いていく。という主旨に目新しさはありませんが、哀愁とユーモアのバランスがとても良かったです。音楽もいい。ただ、ラストに用意されていた「救い」が、ちょっと安易に思えて、嬉し泣きのシュミットのくしゃくしゃの泣き顔に、もうひとつ共感できませんでした。 【小五郎】さん 8点(2003-06-09 10:08:26) |
6.老後を如何に生きていくかと言った今日的なテーマを扱った作品で、私達すべてに当てはまり、実に身に詰まされる物語だといえる。定年退職したシュミットにとって、実績や名声といったものはもはや過去のものとなり、しかも人生の大半を妻任せで暮らしてきた彼にとって、老後を共に生きていく筈の彼女に先立たれるという試練が待ち受けていた。老後の生活設計に大きな狂いが生じて、その遣りきれない惨めさを否応なく実感する一方で、ある種の開放感を味わってもいる様子。このあたり、まさにシュミットが可愛げのある男性の典型そのもののように描かれている。経済的には困っていなくても、精神的な支えを無くした彼が、生甲斐を見つける為、自分探しの旅を始めるのが映画の後半部分。娘の元へと辿る道中記は、彼の心象風景そのものだが、このごくごく平凡で無邪気な初老の男を、J・ニコルソンが珍しく等身大の人間として見事に演じきっている。特に、泣き顔というよりはむしろ喜びを押し殺しているというラストの表情などは絶品だ。 【ドラえもん】さん 8点(2003-06-07 17:15:19) (良:1票) |
5.う~ん・・・。期待していたほどではなかった。やっぱり17歳の女子高生には早すぎた。あと40年くらいたってから見ればもっと深い感動が得られるかも。でも、ラストは十分感動的だった。 【みゆき】さん 5点(2003-06-07 16:29:46) |
4.やはりジャックニコルソンの演技が秀逸。笑いもありテンポも良いのですが最後の絵にインパクトがなかったかなと思います。キャシーベイツもよかった。 【せん】さん 7点(2003-06-03 07:45:23) |
3.要するに、J.ニコルソンの独演会を見させられた感じ。ニコルソンへの好悪によって、この映画の評価が分かれるんでしょうな(この映画に限れば、俺はあんまり好きじゃない)。ただ、ラストシーンは良かったよ。 【amura】さん 5点(2003-06-03 06:21:16) |
2.ジャックニコルソンでなきゃ演じられない役ですね。。ニコルソンはそこにいるだけで何か妙に期待してしまう。。涙あり、笑いあり、全てが順調で満足できていると思いこんで・・というか満足できていると思いたいと表面を繕ってきたその裏側を一気に見せられた感じ。。説明しにくいけど、そんな感じ。。 【jons】さん 7点(2003-06-02 15:34:26) |
1.始めから終わりまで、淡々としてますのではっきり言って途中とか退屈でした。ちょっとした笑いとかはあるんですけどね。でもそれが彼シュミットの生き様なのかなって感じです、今まで築き上げてきたものから退いて何もなくなってしまった時、寂しさで何とも言えなくなる気持ちが良く出てました。もし私が年齢を重ねていたら、きっともっと響くものがあるんじゃないかなと思えます。最後彼はあることで、救われたというか希望みたいなものを見付けるんですが・・・それは結構ジーンとしちゃいました。 【にゃん♪】さん 6点(2003-06-01 23:36:13) |