6.70年代には世間ではビートルズは「過去のもの」扱いされていたし、その時期にはウィングスとして活発に活動していたポールも、80年代にはスランプになっていた。そして、89年のこのツアーで、自身の大々的復活はもちろん、ビートルズからウィングスから全部総括する内容を提示したわけですから、実はこのツアーは、音楽史の上でも結構大事な出来事だったのです。●といっても、ステージ自体はそんな回りくどいことを言わんとしているわけではなく、名曲や代表曲の数々がひたすら楽しく前向きに披露されています。作品としては、MCもほぼなければ合間にインタビューや解説があるわけでもなく(イメージショット的なものは多少ありますが)、ただ「演奏を撮っているだけ」なのですが、だからこそ、それだけで何万人もの注目と歓声を一身に浴びるポールのスター性が際立つことにもなっています。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2025-01-25 17:53:06) |
5.60年代のフィルムなんかも最初のうちは折り込んで、「ロング・アンド・ワィンディング・ロード」なんかにベトナム戦争を重ねたりしてたけど後半は面倒臭くなったか。「フール・オン・ザ・ヒル」、変な台に乗ってクルクル回り出したのはちょっと恥ずかしい。初期のイキのよさが今でも新鮮。「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」なんか。このころの方が音楽としては純度が高かったのでは。クラシック音楽も歌曲より舞踏曲のほうが純粋に発展していったようなもので、ダンスのバックで鳴ってる音楽だったころの純度ね。「ヘイ・ジュード」は、しっかりやれよ、と友を励ます歌だったのか。ほとんどカタカナで丸覚えしていた彼の歌の、詞のニュアンスを知ることができた。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-04-26 09:45:40) |
4.本作から10年以上を経た現段階(現在2004年)のタイミングで撮ってほしかった作品かな(バックバンドはオアシスとかで)。というよりも、続編期待。ないだろうけど。 |
3.この前、テレビでやってたので初めて見ました。編集がスゴイです。ほとんど別の会場なのに、ウマく編集されて、まるで一つの場所でライブをやっているような感覚になります。これを見て去年のポール・マッカートニーの日本公演に行かなかったことを今更ながらに後悔しました。だって金なかったんだも~~ん(泣) |
2.まず最初に一言:コレは完全に映画じゃないな(笑)。さて早速,本編に触れましょう!中身はポールの90年代初頭のライヴとあってか若々しくてパワフルかつ、エキサイティングで素晴らしい!しかしDVDで見たのに映像があんまし綺麗じゃないし、音もイマイチ臨場感に欠ける気がしました。でも『レット・イット・ビー』や『イエスタデイ』といったビートルズ期の代表曲を今でも多くライヴで披露してくれた事に俺は泣きました。だから本作はいろんな意味で“泣ける1本”でした。 【ピルグリム】さん 7点(2003-12-24 12:22:50) |
★1.ポール・マッカートニーのライブツアー映像。ベルリンの壁崩壊の映像なんかが挿入されてるところなんかに時代を感じます。 【ぐるぐる】さん 6点(2003-10-15 18:17:06) |