5.《ネタバレ》 シリーズ未見です。アマプラの「あなたへのおすすめ」に引っかかって尺も手頃なので鑑賞。てか「あなたへのおすすめ」がこの手の作品ばっかってのも反省すべきか…。
いきなりのロケ地にビックリ。誰がどう見たって「カメ止め」じゃん。これはフィルムコミッション?と思ってググったら案の定水戸市のそれでした。そりゃ安くて(タダ?)低予算作品には最適ですね。有名観光資源を抱える自治体の提供となれば「映え」は必至ですしね。監督は「カメ止め」と同じロケ地を敢えて選んだということは否定しているようですがホントかな?
で、肝心の中身はと言うと、シリーズ未見なだけに主要人物のキャラ設定には始めのうちはちょっとばかり引きましたが慣れてくれば「味」なのですね。心霊現象と見せかけてパラレルワールドとタイムリープをかき混ぜて、でもキチンと心霊現象も盛り込んで、更にはかなりマジな編集技術で纏め上げるとは。いや期待以上(正直全く期待してませんでしたが)の仕上がりじゃないですか!
正直なところこの手のジャンルは見るは見るけど途中でリタイアして本サイトでレビュー出来ないことが殆ど。でも、この作品に関しては大いに楽しませていただきました。本筋は結構悲劇だったりするので大笑いして観てはいかんかなという道徳観や倫理観が邪魔する?否、全く邪魔されることなく楽しめました。あくまでもおふざけとしての評価で6点献上します。
ちなみに、だからと言ってシリーズ過去作を観るかな?というと多分観ないかも。