DOGMAN ドッグマン(2023)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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DOGMAN ドッグマン(2023)

[ドッグマン]
Dogman
2023年上映時間:114分
平均点:7.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2024-03-08)
アクションドラマサスペンス犯罪もの
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監督リュック・ベッソン
キャストケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(男優)ダグラス
クリストファー・デナム〔1985年生〕(男優)アッカーマン
脚本リュック・ベッソン
音楽エリック・セラ
配給クロックワークス
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5.《ネタバレ》 不幸な者のいるところ、あまねく神は犬を遣わされる――。冷たい雨が降り注ぐ大都会の片隅で、謎の男が警察に逮捕される。派手なメイクを施し、頭にはゴージャスなかつら、何故かボロボロになったドレスを身に纏った彼は、全身傷だらけの酷い状態だった。そして、彼が運転するトラックの荷台には十数頭にもおよぶたくさんの犬が乗せられていた。明らかに異常な事態。果たして彼は何者なのか?真相を探るため、警察はすぐさま優秀な精神科医デッカーを呼ぶことに。そうして始まった彼とデッカーとの二人きりのカウンセリング。ダグラスと名乗る彼は、煙草を吸いながらこれまでの自身の半生を語り始める。それは、にわかには信じがたい血と暴力に満ちた壮絶な生い立ちと何よりも深い彼と犬たちとの絆だった……。社会から疎外され孤独に生きてきたある一人の男と犬たちとの壮絶なドラマを濃厚に描いたピカレスク・ロマン。監督は、軽いノリのエンタメ映画を量産するリュック・ベッソン。これってアレですよね、数年前にその反社会的な内容にもかかわらず大ヒットし社会現象にもなった問題作『ジョーカー』のドッグブリーダー版ですよね。暗い部屋の一室で主人公が、派手な衣装を身に纏いながら奇抜なメイクをするシーンなんてまんまじゃん。ここまでおんなじ雰囲気&世界観だとさすがに二番煎じ感が半端ない。んで、肝心の感想なのですが正直僕はさっぱり嵌まれませんでした。『ジョーカー』と比べて、良くも悪くも軽いんですよね、内容が。主人公が犬小屋に閉じ込められて育った幼い頃のシーンとか、確かにあまりに壮絶なんですけど、その後助けられてからは普通に施設で暮らして恋なんかしちゃってるし。んで、結局フラれて職も失い犬たちと暮らし始めるんですけど、そこもなんか知らん間に犬たちが人間の言葉を解するくらい優秀になっちゃってるし。自分を見捨てた社会に復讐するかのように、ほとんど虐待に近いくらいの勢いで犬たちを調教するシーンとかがあればもっと僕の心に響いたと思うんですけど……。うーん、最後まで特に心に突き刺さるものもないまま終わっちゃいました。自分を裏切り疎外しどん底へと突き落とした社会を心底憎むあまり、奇矯なメイクと怪しげなスーツを身に纏うことで悪のカリスマへと変貌する、あの『ジョーカー』の主人公が宿していた凄みと比べるとあまりに軽い。こればかりは好みの問題なのかもしれませんね。僕はそんな嵌まれませんでした。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2025-01-24 10:48:54)《更新》
4.《ネタバレ》 普通に面白かったです。ここにきてベッソン節炸裂。ベッソン版のジョーカーは、どこまでも優しく愛おしい。
あろえりーなさん [インターネット(吹替)] 7点(2024-11-03 10:19:36)
3.《ネタバレ》 最も相応しいタイトルは『DOG MOTHER』と思われます。もちろん読み方のイントネーションは『ゴッドファーザー』と同じ。タイトルロゴに付随する「操り棒」は「犬のエサ入れ」に替えてください。挿入曲からもかの名作をオマージュしているのは確定でしょう。かといってパロディなどでは断じて無く、荒唐無稽な寓話的体裁を取りつつも、ヒューマンドラマとしての凄みを有していました。圧巻だったのは主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。観る者を虜にする圧倒的な人間力を見せつけました。犬たちの演技も驚異的!もしかしてCGですか?もし本物のアニマルアクターならば、とびきり上等のドッグフードを与えてください。冗談抜きで並みの俳優では太刀打ちできない名演だったと思います。本作は優秀主演男優賞なりモスト・ヴァリュアブル・ドッグなり、何か映画賞は取っているのでしょうか。もし取っていないのだとしたら何かの手違いに違いありません。事務局は至急確認をお願いします。前述したとおり『ゴッドファーザー』を彷彿とさせる作品ですが唯一無二の素晴らしいオリジナリティを有していました。観終えてから監督名を知り、はたと膝を打った次第です。同じ設定、同じ脚本でも河崎実監督だったら真逆の評価になったことでしょう。当たり前か。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 9点(2024-08-25 20:55:51)
2.《ネタバレ》 傑作。
往時の勢いが戻ったかの様な、粗削りだけれど勢いでラストまで持って行くスタイルは正にリュック・ベッソン。
荒唐無稽な物語に説得力を与える主演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの熱演は、子役時代を演じた少年俳優含め特筆すべきものと言える。
ラスト、「死に向かう歩み」を進めながら十字架と同化し、周りを犬達が取り囲むラストシーンは荘厳且つ美しい。
たくわんさん [インターネット(字幕)] 10点(2024-08-20 12:51:52)
1.《ネタバレ》 リュック・ベッソン監督作ですし、冒頭の主人公の「見た感じ」なんかからも、観始めた時点では引き続き流行のヴィジランテものと、先般の『ジョーカー』のミックスアイデア的なヤツかな~と思ったのですよね。ただ、その主人公がいったん捕まる冒頭から精神科医との対話という形式で始まる彼の「自分語り」の内容としては、そこまでアクションに振れ切っているワケでもないドラマ要素強めの時間が結構続いてゆくコトもあって、観終わってみると、私がさっき言った様なカテゴライズし易い単なるジャンル映画ってワケではなくって、もうちょっとつくり込まれた作品かな…という感覚には、私の認識もチャンと変わって居たかとは思いますね。

ポイントはまず、その自分語りの中で語られるエピソードがごく奇抜かつ意外とヴァリエーションに富んでいるコト、加えて何より「犬たち」の存在のユニークさ、ではありましょーかね(⇒後者は、より物理的描写の面におけるユニークさとして作中に結実しているとも思われますが)。なので、まず特にその奇抜さの存在ゆえに、全編ごく物珍しさを持ち続けて全く退屈なぞせずに観てゆけた…という気はしておりまして、娯楽作としてはフツーにワリと満足感は高かったと思うのです。難点があるとしたら、その登場する「奇抜な要素」の幾つかは、ドラマ・キャラクター上の必然性よりは要素そのものの奇抜さを作中に持ち込むコトを重視している…的な感じではありまして、だからやや「流れに沿ってない」と言うか作品が総体として統合されているか、という点については少しダケ違和感には成っているかな…とも思いましたかね(⇒特に要は、主人公は「犬使い」としての異能を既に備えている一方で、ピアフやディートリッヒを生き写しに出来るなんて類稀なドラァグクイーンでもある、そのコト自体は流石に「ご都合主義だ」とも思えるってコトですよね)。

ただその上に、前述の作品としての「統合」という意味では、上で書いたコトよりも更に重要なのは正にキャラそのもの=演者の演技のクオリティ(説得力)にあるとも思うのですね。そしてその面では、今作の主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズのその面の仕事とゆーのは、率直にコレは実に申し分ないモノだったと(また)思うのです⇒個人的には別に、あの『ジョーカー』のホアキン・フェニックスのソレにだってそこまで全然引けを取る様なモノではない…と。なので、心置きなく一点加点した上で、更にプラス、監督のファンで彼のアクションが好きって方には全力でオススメしておきたいと思います(正直、少なくとも『レオン』後の彼の作品の中でだったら、個人的には現時点で圧倒的に一押しでありますね)。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 7点(2024-03-10 09:05:39)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.40点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4120.00%
500.00%
600.00%
7240.00%
800.00%
9120.00%
10120.00%

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