★6.《ネタバレ》 コマンチ族にさらわれた白人の子。しかも少年はすっかり同化してしまい、 女性の方は帰っても冷たい目を向けられる始末、、、、。 アメリカでも、こういう歴史はやっぱりあったのだろうなぁと思わされ、 重みのあるテーマに浸っておりました。特に少年の末路は切ないね。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-09 18:20:24) |
5.《ネタバレ》 前半はですね。話が進んでいるようでちっとも進まず、スチュワートとウィドマークのどうでもいいようなグダグダ会話が繰り広げられ、救出劇のはずなのにいつになったら行動するんだ?という感じが、かえって心地よかったりするのです。しかし後半は、グダグダを通り越してぐしゃぐしゃどころか、ほとんど崩壊しちゃってるのではないでしょうか。それまでもっともらしく出てきていた脇役の処理はものすごく適当で、話をどこに持って行こうとしているのかがさっぱり分からない。そもそも収拾しているのかも分からない。監督または脚本家が途中で投げ出す何かがあったのかと思うくらい、強烈に雑です。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-21 00:48:01) |
4.『捜索者』と同じく、先住民族に誘拐された人々を巡るオハナシで、類似した辛辣さを含んでいる部分もありますが、映画全体の趣きはいくぶん異なってます。そしてこちらも傑作だと思うのです。何かといい加減で調子のよいところのある保安官をジェームズ・スチュアート、彼の友人で、武骨でやや堅物な軍人をリチャード・ウィドマーク。この二人の絶妙なコンビぶりが、まずもって作品にユーモラスな色合いを添えています。二人だけのやりとりの場面では長廻しのカットが適用され、川べりで葉巻をくゆらすシーンが4分弱、リングル氏との会話の後のシーンが2分弱。二人の独特の関係が象徴づけられますが、二人の関係の描写に止まらず、この映画全体のテーマが、「人と人との絆」というところにあるように思われます。登場する数々の脇役たちがみな特徴的に活き活きと描かれ、主人公二人とこれらの人々のやりとり一つ一つがまた、「絆」でもあるのですが、その一方で、これらの人々は、かつて先住民に誘拐された身内を取り戻すこと、「失われた絆」の回復を望んでおり、その任務を主人公二人が請け負うことになります。しかし歳月によって失われてしまった「絆」は、もはやそう簡単に取り戻せるものではない、という厳しい現実。いやそれ以上に、この作品では、過去の「失われた絆」に対比して、「誘拐されていた女性に対する人々の冷たい視線」という、現在進行形の「絆の不在」をこそ、糾弾しているように思えます。そしてとどめを刺すように描かれる、「失われた絆」の象徴としてのオルゴール。そのオルゴールは今、目の前にあり、実は「絆」は失われていないかも知れないのに、人々の不寛容がその目前の「絆」を拒絶する、という現実。ラストではまたユーモアを取り戻した締めくくりとなっており、ホッとさせてくれるのが、本作の本作らしいところ、ではあるのですが、なかなかに手厳しい作品でもあります。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-07-06 09:45:17) |
3.うーん、、、元白人現コマンチ族の一匹を半分無理矢理に連れてきて実の母親を殺してこいつぁー吊るし首じゃぁ!!!っと実行手前でオルゴールが・・・。。。そこは悲しい気分になりましたが他はイマイチ。終わり方もそれかぃと思うばかり。ジョン・フォードが重厚な作品が多いけど個人的にこれはハズレかなぁ。 |
2.ジョン・フォードらしからぬ凡作。テーマとしては良いが、なんとなく軽薄な 、薄っぺらな演出に感じる。2016.04/01 3回目鑑賞。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-12 20:37:57) |
1.《ネタバレ》 これは劇中どうしても北朝鮮の拉致被害者のことが頭に浮かんでしまい、辛辣な目で観てしまいました。問題はそれでなくても大して面白い映画ではないということ。ジェームズ・スチュワートとリチャード・ウィドマークの会話の長回しと、ダンスパーティーの居心地の悪さは一級です。それしてもラストは本当にあれで収拾が付いているのでしょうか? 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-04-27 13:52:57) |