18.こういうノリの映画は感動させて終わりというパターンが多い中、余韻を残す、まだ話の途中みたいな終わり方が面白い。この二人がこの先どうなっていくのか、主人公に感情移入したまま、想像できる。 こういう大きな見せ場がなく、流れるように物語が進むロードムービーって良い。最近の映画は過剰に語り過ぎ。ただエンターテイメントとしては地味だなぁ。 【ともとも】さん 8点(2003-04-30 13:26:47) |
17.まあ面白かったが、悪かったのが今も昔もジーン・ハックマンがオッサンすぎた事ぐらいかな(40代だし仕方ない・・・)。それに比べ、今はオッサン臭いアル・パチーノは73年のこの頃はすごくかっこよかった。まさに2枚目俳優ですね。これは大傑作ではないが名作だと思う。追伸、『真夜中のカウボーイ』のダスティン・ホフマンとパチーノがなんか似てるなあ。 【ピルグリム】さん 6点(2003-04-19 10:41:51) |
16.ラストで「信頼できるやつはお前しかいないんだ」とライオンに言うところがじーんときてしまいました。あんな感じで二人であって、あんなに友情の深い仲になる、この自由さとでもいいましょうか、そういうのに憧れます。 【あろえりーな】さん 7点(2003-04-13 23:42:07) |
15.ロードムービーの場合、旅をしている者に感情移入できないと面白くもない。自由気ままに生きるわけだから、そこに理想像がないと入り込めない。そういった点で男ふたりには共感出来る部分、理想とする部分がなく、置いてけぼりくらった感じで鑑賞。個人的にはヴィム・ヴェンダースの作品群のほうが好み。 【ゆたKING】さん 5点(2003-02-09 17:39:35) |
14.初めは異常な厚着だったハックマンがいつしか薄着になっているところ。アル・パシーノの抱えたプレゼントがいつしか薄汚れていることろ。いつも他人のことに頑張って、いつしか自分が壊れていくライオン。カーウオッシュをやろうと言われて、すぐOKするところ。いつのまにか潜水服姿になってるライオン。思い出すと目が潤む。私のベストワン。 【SIG】さん 10点(2003-01-24 19:16:25) (良:1票) |
13.「E.T.」を観ちゃって以来(というかあの辺あたりから)、その完璧すぎるスコアのおかげでよい映画にはやっぱりよい音楽が必要不可欠だって思ってたところがある。でも本当は淡々とした描写の中でこそ演技って光るものなんだよなあ、って思わせてくれる映画。パチーノはほんと若い頃のほうがいいなあ。今がだめってわけじゃないんだけどさ。 【デブピエロ】さん 8点(2002-12-17 23:35:49) |
12.1ヶ月前にアルのすばらしさに魅了され、超スピードで映画を見続けてます。これ大好き~!若さゆえの演技の青臭さがとてもいい。最後、子供を離そうとしなかったライオンに泣いてしまいました。 【risa】さん 9点(2002-11-12 14:03:29) |
11.よく「真夜中のカウボーイ」と比べられるけど、自分はこっちの方が好きなんだよな~、なんとなく埃っぽいところがいいんだよ。 【眼力王】さん 8点(2002-11-07 22:47:00) |
10.こんな切ない映画はなかなかないです。乾いた感じの映像もぴったり。 【yozi】さん 8点(2002-02-08 00:34:17) |
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9.偶然出会った二人の男が徐々に友情に芽生えていく物語。その分ラストの悲劇がよりいっそう悲しさを増しています。ジーン・ハックマンが良い味だしてます。 【かぶ】さん 9点(2002-01-15 10:27:28) |
8.2人の友情(徐々に芽生えるまでの過程)と存在感には満足。アルパチーノって若いころの方が断然いいよね?ただね噴水のシーンが嫌いです。すっきりせずに映画を観終わりました。 【K造】さん 6点(2001-12-13 20:56:05) |
7.確かに「真夜中のカーボーイ」とコンセプトは似ているけど、あっちも傑作ならこっちも傑作。敢えて音楽を流さずにじっくりと2人の出会いを対照的に描く点が秀逸。2人の絆の強さは計り知れない。物語のスタート当初はハックマンが主導権を握っていて、洗車で稼ぐというのも彼のアイデアだが、結局パチーノに影響されて物語の終盤ではこの2人の友情は“ライオンの存在感”に象徴される。きっとこの2人の友情は、今でもどこかで生きているだろう。 【チャーリー】さん 9点(2001-11-08 22:49:14) |
6.二人の出会いかたがいいですね。多分、若い人があのアル・パチーノを見たらびっくりしますよね。ラストはあのような感じですが、真夜中のカーボーイほど気分は暗くなりませんよ。この映画はお勧めです。 【鮫島】さん 8点(2001-09-19 03:56:05) |
5.淡々と物語が展開し、結構、観る人を選ぶ作品に思えます。個人的には主役2人の演技を観ているだけで満足でした。でもアル・パチーノ若いですね。この頃のキレた演技も作品も大好きです。 【イマジン】さん 8点(2001-08-27 12:07:14) |
4.「リトル・ジョンを愛して!」この一言につきます。チンピラを気取っていながら中々喧嘩しないハックマンにちょっと笑ったのは俺だけかも。 【ジンジン】さん 9点(2001-07-11 17:48:51) |
3.「真夜中のカーボウイ」とあんま変わりません。でもこっちは分かりやすさとウィットに勝ってます。 【プリン】さん 8点(2001-01-18 16:18:17) |
★2.アメリカ特有のヒッチハイクという旅(=差迫った身の振り方、貧困、冒険などを連想させる)、それは何事にも拘束されない、そして同時に孤独な・・・。その二人が出逢ったのだという強烈な印象が、オープニングのシーンを秀逸なものにしている。人間というものは一人では生きていけない。誰かに少なからず影響を受けて生きていくものだし、時には人間的に成長をみるという事もあるだろう。その象徴がバーのシーンで、普段なら喧嘩するところを即興のストリップの真似事を演じる、マックスの変貌ぶりが明らかにライオンの感化であり、言わば“スケアクロウ”としての自分を自覚し始めたわけで、又、ラストのほうの病院でのシーンでは、錯乱したライオンに改めて強い絆で結び付けられている自分を発見するのである。結局本作は、現代社会の我々の無力さからみて、自嘲に陥らずに自分たちの営みを見つめる事は難しい。かといって人間は自分を否定することもできないから、川の流れのように落ち着くところへ落ち着くというのが妥当なのだろうと、語りかけているように思う。 【ドラえもん】さん 9点(2000-11-26 17:07:33) (良:2票) |
【B/67】さん 10点(2000-10-20 07:14:53) |