★51.評価が極端に分かれている作品ですが、私は「アメリカ人の自己憐憫」とは思わない。「あんなに身勝手なことをしておきながら」という解釈は、映画人と為政者を同一視しているように思えて、私には違和感があります。
ところで、ここからは映画と直接には関係ない話。 本作は、約20年前、TVの日曜洋画劇場の長時間ワクで視聴。 息子が0歳でビデオデッキも持っていなかった当時、もし息子が目を覚ましたら中座せざるをえませんから、最後の最後まで「余計な音を立てて、息子を起こさないように・・」と息を詰めるようにして見たのが個人的に大変記憶に残っています。 よく泣く子だったにしては、目を覚まさなかった息子も、よく耐えてくれました(?)。 ですから観終わったときの最大の思いは、「やれやれ目を覚まさなくてラッキー」でした。 重苦しい作品に衝撃も受けつつ、でも、とにかく久々に長い映画を心ゆくまで見たぞ、という満足感が残ったのでした。 【おばちゃん】さん 7点(2003-06-20 22:01:01) |
50.戦争は全てをおかしくさせてしまう。ってことは分かったけど、もっと短くして!だれたー。 【ジョッジ】さん 4点(2003-06-16 14:45:10) |
49.あまりに美しいテーマ曲から、この映画の存在を知りました。強者の一方的な自己中心の甘過ぎるヒロイズムに減点10点。しかし映画全体の丁寧な心理描写と映像に1点、名曲カバティーナに2点、そして何といっても、若き日のメリルの美貌とダンスシーンに2点! 【メリルに乾杯!】さん 5点(2003-06-14 02:40:29) |
48.あのぉ~~コレってつまんないでしょ、ぶっちゃけ。何かコレ見て熱く語れる人って相当感受性豊かじゃないのかな。逆に面白くないってことで熱く語れる人も変わってるよね。アタシには別に何も印象に残りませんでした。ちょっと時間を損したような気がする。 【イサオマン】さん 3点(2003-06-05 23:19:04) (良:1票) |
47.懐の広い作品。映画とエンターテイメントの難しさを感じました。2003年になってても心に沁み入ります。感動すると言うよりは。戦争映画とか青春映画とかの見方より「ディアハンター」という作品が素敵なのだと思います。 |
46.面白い、という評価は難しい。いい音楽。長さについていけるか?ただこのような社会的な、つらい映画を、実はレーザーディスクで持っているのだが、買ってまで何度も観るかというと‥。 |
45.ロシアンルーレットのシーン辛すぎ…。いい映画だけど、再度見るには勇気がいる。クリトファー・ウォーケンがいいね♪ 【As】さん 9点(2003-04-26 16:48:06) |
44.高校生くらいの時に見たから多感な時期で衝撃が大きかった。もちろん戦場でのロシアンルーレットはすごいシーンで、いらいらするほどあせったものです。ニックに戻って欲しかった。泣けます。これでウォーケンにはまりました。 【みんみん】さん 9点(2003-04-26 14:56:42) |
43.戦争を扱った映画なのに戦闘シーンが殆ど無い。地味な(当時は)キャスティング。やや冗長過ぎるきらいがある前半。欠点をあげれば枚挙にいとまが無いでしょう。しかし、その全てを覆い隠してしまうパワーがこの作品にはあります。見終わった後、心臓を直に握られているような感覚に襲われました。間違い無くベトナム戦争を扱った映画としては最高傑作です。プラトーン?笑わさないで下さい。地獄の黙示録?あなたは本当に内容が理解できましたか? |
42.「マウ!!イン!!マウ!!イン!!」この言葉が非常に頭に焼きつきました。 【ケンジ】さん 6点(2003-04-10 22:44:06) |
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41.静かで退屈な前半。けどその前半があったからこそ後半がより良くなったんじゃ。捕虜の時のロシアンルーレットのシーンのふたりの演技が凄過ぎる。あとラストも震えた。クリストファー・ウォーケンがますます好きになった。 |
40.とにかく台詞が少ない。特に説明じみたものは殆ど無いと感じた。少々退屈に思うのはその為か?しかし、言い返すと台詞に頼らずとも演技力で表現してしまう俳優陣の実力が、この映画の高評価に繋がっていると思う。皮肉にも時を同じくして、イラクへの武力行使が始まった。今だからこそ見直すべき作品なのかもしれない。 【小僧】さん 8点(2003-03-22 10:43:15) |
【E】さん 6点(2003-02-25 18:21:55) |
38.後半、ロシアン・ルーレットのシーンの緊迫感は特筆ものだが、むしろ前半、ロシア移民達が住む鋳物工場のある街での結婚式のシーンが好きだ。ロシアのダンス、一滴だけこぼれてしまうワイン、素っ裸になるデ・ニーロ・・・結婚式の翌朝の鹿狩り、タキシード姿のジョン・カザールに絶対にハンティング・シューズを貸さないデ・ニーロがいい。「人をあてにするな。頼れるのは自分だけだ。」戦場に赴く前に、仲間達にそう言いたかったのだろう。戦場から故郷に帰ってきたデ・ニーロが、歓迎パーティーのセッティングをされた自宅を丘の上からじっと見ているシーンも切ない。ベトナム戦争が・・・史実が・・・アメリカが・・・というよりも、、もっと普遍的な「戦争が若者達をどう変えたか」といふ映画だと思う。 【バイクボーイ】さん 9点(2003-02-18 14:28:51) |
37.私にとって最高の映画です。静謐なカンジがとても良く、カメラワークもいいところがある。静かに展開していくことで男の友情が心にしみました。 【tiruya】さん 10点(2003-02-03 00:03:45) |
36.とにかく衝撃を受けた映画でした。有名なロシアンルーレットのシーンは本当に身震いするほどの臨場感があり、見終わった後もしばらくは頭から離れませんでした。私はこの映画を見て初めてクリストファー・ウォーケンを知ったのですが、本当にすばらしい俳優さんですね。デ・ニーロも文句なしに良かった!!私が今まで見た映画の中で、一番衝撃を受けた作品です。 【ミント】さん 9点(2003-01-13 10:47:34) |
35. 「プラトーン」や「地獄の黙示録」なんかもそうだけど、ベトナム戦争終結後に(しかも相当経ってから)偉そうに云々言ってもネェ…。遅いっつの。第二次大戦勃発直後に「独裁者」をクランク・インさせたチャップリンの偉大さを見習え!とは言うものの、矢張りロシアン・ルーレットの迫力はイヤ凄いの何の!「オレは3発だ!」とベトコンに大見得切るデ・ニーロには確かにシビレたね。チミノ恐るべし。でも…ハッキリ言ってそこだけ。前フリ長過ぎるし、クリストファー・ウォーケンのニックも引っ張り過ぎで蛇足気味。ベトナム戦争中に作ったのなら絶賛したかもね。残念。 【へちょちょ】さん 7点(2003-01-04 04:21:53) |
34.さすがデニーロ。役者魂をかんじます。そう、身体は作品に合わせて作り上げるものですね。 【こけもも】さん 9点(2002-12-28 00:02:38) |
33.前半と後半にうまく分かれ、対比がおもしろいです。アメリカのなかのロシア文化、ベトナム戦争で言うアメリカ(資本主義)対ソビエト(社会主義)の構図、シカ狩りでの一撃必殺のこだわりとロシアンルーレット、友情・結婚と戦争・死・狂気。おもしろく描写されてます。映画の中で出演者は生きてます。 【natyu】さん 9点(2002-12-25 03:45:02) |
32.確かに加害者であるアメリカからの一方的な見方しかしていないのは、残念です。しかしタブーであるベトナム戦争を正面から取り挙げたという事実は残ると思います。この映画が戦争批判に対する、引き金になったのではないでしょうか。 【ヨシオ】さん 10点(2002-11-15 00:47:23) |