9.日本映画では屈指の出来のコメディです。普段はわからない坊さんの世界なので新鮮さもあります。 【ミッド】さん 9点(2003-06-15 00:33:13) |
8.着眼点がいいですよね。お寺の厳しい修行も、普通の青年なら本音はこんなものだろうと思わせる。感動モノではイランや中国、迫力・スケールではハリウッド、演技力・格調ではイギリス、おしゃれではフランス・・とそれぞれかなわない。日本はこういう軽いコメディタッチでうまく見せるのが一番かもしれない。 【キリコ】さん 7点(2003-06-07 21:18:10) |
★7.隠れた傑作です。 このムフフフ・・という絶妙の笑いをもっと多くの人に知ってもらいたい!
ロッカーになろうとしていた青年モックンが家業を継ぐために仕方なく、恋人の鈴木保奈美とも別れてお寺の修行に行く・・これ聞いただけでも、ただ無難に修行が進むわけない、とわかるでしょ? 老けメイクの大杉漣とか、神父役の大槻ケンヂ、セクシーなスキンヘッド、性別不詳のお坊様の甲田益也子とか、もちろん周防作品常連の竹中直人とか、キャスティングも面白すぎ! 小津作品が好きという周防さんらしい素晴らしいカットもあるし、楽しみどころ満載なんですよー。
原作は手塚眞監督の奥様、近年は「陰陽師」でブレイクの岡野玲子さんで、原作にシチュエーションは借りているものの、笑いの質は別物と言えます。それぞれに面白いところがいいところ。岡野さんも原作者として、味わいは違っても、これなら文句はなかったんじゃないかしらん。
当時はモックンもただのアイドル扱いで、周防さんもメジャー初作品。キワモノ映画と思われたせいか、映画館ではヒットせず、この映画が少しは売れたのは、実はレンタルショップに置かれた後からでした。 でもそのおかげで、彼はのちに「シコふんじゃった。」を撮るチャンスを得ていくことになるのです。 【おばちゃん】さん 8点(2003-05-10 12:55:59) |
6.シコふんじゃったよりは好き。本木さん坊主なのにかっこいい。竹中さんはあの頭でも全然違和感なかった。 【バカ王子】さん 8点(2003-02-12 02:02:42) |
5.映画自体、ちょっと間延びしてたけど面白すぎるのだ。その後原作を読むと死ぬほど面白いのだ。原作を読んだ後思い返すとまとまりきれてないけれど、あれまとめるのは無理だし、面白いからそれでいいのだ。 【キャリー】さん 8点(2002-11-05 21:49:39) |
【スペシャルラブ】さん 4点(2002-08-07 03:53:08) |
3.邦画はこういう方向で行くと成功するという例だと思います。お坊さんライフという着眼点もオリジナルでいいし、ちょっとフラットな中にも起承転結があって細かなエピソードも面白い。本木さんや竹中さんもスゴク良かったです。 |
2.周防作品のベスト。「お寺さん」というものを、あーいったストーリーで展開させたのがすごい。僧衣をイタカジとかトラデショナルと色分けしたり。お寺の修行に神様のお守り持ってきたり、とどめはお坊さんにクリスマスプレゼントかな。そのくせキッチュになっていないし、人間がえがかれていましたよね。次回作に慎重になりすぎています。どんどんつくってください。 【あきちゃん】さん 9点(2001-07-16 22:23:58) |
1.コミックの映画化でしょうか? それよりハウツーものの先駆け的作品を生み出した周防監督の作品として巧く収まっているから不思議です。ハウツーものって言っても、伊丹監督作とは違って、何の役にも立たなそう(?)なのがまた良いところです。今回の竹中直人はそれ以降の作品に比べて、それほど弾けてなくて何故かホッとしてしまいました。個人的には周防監督の中で一番好きですね。まだアイドルっぽい鈴木保奈美が見れたのは貴重です。 【イマジン】さん 8点(2001-06-22 12:11:10) |