130.《ネタバレ》 [重慶大厦]に泊まってきたので、思い出したかのように見なおしてみた。 確かにあのゴミゴミとした、増改築を繰り返したようなイビツっぽさが感じられなくもない。 人と人とのすれ違いっぷりなんか、まさにそうだ。 でもラブストーリーなんで、基本は単純な2人話に終始してるんだよね。 そこが残念かな。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-14 21:41:02) |
129.《ネタバレ》 香港映画の概念を根底から覆したという点で、この作品は自分の中で特別な位置にある。ポップなタイトル、クリストファー・ドイルによるスタイリッシュな映像、フェイ・ウォンの浮遊感。彼女が片想いの相手の部屋を勝手に模様替えするシーンの高揚感と言ったら!!(←明らかに『アメリ』にも影響を与えている)孤独な現代人の〈恋の予感〉を見事なまでに描き出したウォン・カーウァイ監督の同時代性は、同じ年に作られカンヌ映画祭パルムドールを受賞した『パルプ・フィクション』をも上回る。傑作! 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-01-27 08:47:16) |
128.《ネタバレ》 違うのになぜかフランス映画、って感じがした。 後半のカップルの話だけにして70分で良かったんじゃないか。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-07 10:23:26) |
127.ひと言で言えば、フランス映画のような作りの作品。 当然のことながら演出面において妙味ありということになるんだけど、 香港を舞台にしているということで、独特の世界観は確立しているように思える。 ただ二つのエピソードを、無理やりくっつけたような構成はいただけない。 後半はいいけど、前半の出来は今イチ。はっきり言って後半の前フリにもなっていない。 一応繋がりはあるんだけど、完全に分断されてしまった印象を受けてしまう。 核となるストーリーがないだけに、一本のエピソードで仕上げる自信がなかったのかな? 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-07-26 19:55:58) |
126.《ネタバレ》 こういう映画は、理屈でどうのこうのではなく、感覚的に好きか嫌いかですよね。僕は大好きです。フェイ・ウォンが勤める店のオヤジの広東語(?)、語尾をやけに伸ばすのは、あれはわざとですかね?だとしたら、素晴らしい演出です。でも何といってもこの映画は、やはりトニー・レオンの白のブリーフがすべてです。 【ramo】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-09 00:37:43) |
125.スタイリッシュな映像と音楽、ファッション、キザな台詞。 世界観はとても良いのだが、どうも途中で飽きる。というか慣れる。 するとなんてことのないダラダラとしたラブストーリーに… この世界観をどこまで好きになれるか。それがこの映画をどこまで好きになれるか。ということにもつながるような気がします。 【せかいのこども】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-11 22:28:43) |
124.《ネタバレ》 香港映画=カンフーという意識をこの映画を見たことで払拭し、新たな一面を覗かせる何ともこの不思議な世界、言葉では説明するのがとても難しく、好きか?嫌いか?と尋ねられたら好きだとしか答えようがない。久しぶりに借りてきて観てみると、香港映画でありながら日本映画のようであり、香港にも日本同様、ポケベルなんてものが存在していたんだね。なんてことを思ったりして、色んな意味で同じ日本人として、身近な存在に思えてしまう魅力がこの映画にはある。最初の金城武と謎の金髪女とのやりとり、かみ合わない感じの中にまるで人間の運命のようなものを覚えずにはいられなくなる。何もかもが上手くいかないことが人間、特に男と女の間には多いというものをこの二人を見ているだけでそう感じてしまうという意味でもこの映画は男女の違いをストレートに描いていると言っても良いだろう!それはトニー・レオンとフェイ・ウォンの二人にも言える。作品全体に漂う空気、それを楽しめる人は好きだけど、その空気が肌に合わない人には不向きな映画かもしれない。それにしてもこの映画を観ているとやたらと腹が減って困る。それも夕飯を喰ったばかりでだ。だからって毎日誕生日まで缶詰ばかり、しかも、賞味期限の切れたものきりは勘弁である。金城武はよくあれで下痢にならないものだと感心させられる。それだったら毎日、サラダきりの方が健康的でダイエットには持ってこいだと思うが、サラダだけってのもちょっと困る。とにかく何か食べたくなる映画の代表のような映画である。食べたいという意味ではけして、美人ではないが、何とも不思議な魅力いっぱいのフェイ・ウォンも食べてしまいたくなるぐらい魅力的である。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-19 22:02:16) |
123.ゴムが伸びたようなブリーフ姿にふられ男の情けなさが滲んでる。トニー・レオンは巧いなぁ。 【mimi】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-01 11:25:52) |
122.《ネタバレ》 ざらざらした感触がとても好きなのでストーリー等は置いといて高い点付けてしまいます。 どうしようもなく退屈ですぐ寝てしまうという人がいるのもよくわかる。 【からいもの】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-01-15 08:32:49) |
121.初めて字幕で観ましたが、言葉はもうどうでもいいのかも。 わけがわからないという意見にもうなずけますが、 私は好きです。それだけでいいでしょう。 |
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120.一体この映画は何なのだろうか。アクションでもないのにあんなにブンブンカメラを振り回されては、なんだか人物まで軽く見えてくる。誰にも感情移入できずに終わってしまった。観る人を選ぶ映画 【j-hitch】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2009-01-02 20:22:21) (笑:1票) |
119.《ネタバレ》 評価が高かったので期待していたが、正直1時間40分が14時間に感じた。 まず冒頭5分で、刑事だったら女の事なんか考えずに仕事しろよ!って言いたくなった。 主要人物四人のナレーションが頻繁に入るが、全員が同じような感性で理屈っぽいから個性が感じられない。これは一人の脚本家が思ったままに書いた失敗だと思う。 金城武って、私には全然魅力が感じられない。途中で加勢大周に代わって演じられたとしても、恐らく私は気付かないで観ていたと思う。 後半のストーカー行為を繰り返す話、自分の部屋に女が入ってたら、普通、匂いとか気配とかで気づくでしょう? 人間臭さがないんですよ。全員がドラッグ中毒者だっていうなら、まだ理解できるけど。 こういう作品が嫌いな人間は、DVDのジャケット見た時点で絶対に観ない。 それと、日本でもカーペンターズやアバなど、スタンダードナンバーを挿入歌にしているのが目立つけど、これは話を誤魔化すだけのものでしかないと断言したい。 「カリフォルニア・ドリーミング」……いい加減しつこいよ!!!ったく、もう! 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 1点(2008-12-31 04:21:29) (笑:1票) |
118.《ネタバレ》 魅力的な街並や音楽にどうしても注目してしまいますが、自分は男女の行動の対比に目がいきました。淋しがり屋、ロマンチスト。そして出て行った女をひたすら待ち続けるという一見するとポジティブに見えるが、確実にネガティブな行動。一方の女性は終わった事をくよくよせずすぐに前を向く現実感、そして頼まれてもいないのに世話を焼く母性や自分色に染めようとする点。こういった恋愛においての男女の行動や、本質の違いをとてもかわいらしく描いている点が好感持てました。一人で見ても十分楽しめましたが、男女で一緒に見るとまた違った楽しみ方が出来るのではないでしょうか。喧嘩になる可能性もあるので、あくまで自己責任で(笑)。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-16 17:21:08) |
117.《ネタバレ》 香港映画なんて、アチョーッ!とヌンチャク振り回して意味無くジャンピンクしながら屋根の上を伝い走りキョンシーが出てきて逃げるだけ儒教コメディーなんじゃネーの?当時は香港映画に強い偏見を持っていたが、親友に金城さんと梁さんが格好いいしハリウッドに通用するクラスよ!と勧められて観ました。(勧められると素直に観ます)仰るとおりで御座います(>_<)警官さんはみんな何故かアンニュイでノワール、フェイはすこぶるキュート。ストーリーは正直よく分からなかったですがヌーボーな感じで「香港ってユニークな視点で映画撮れるんだ」と思わせてくれた作品のように思います。 【成田とうこ】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-07 12:30:48) |
★116.二つのエキセントリックな恋のお話。この二つが全然違う色で語られる。「金城武×ブリジット・リン」は香港を無国籍感漂う未来都市のようでいてゴミダメのようなオリジナルで魅力的な都市にして、技巧を凝らした映像でスタイリッシュに語る。「トニー・レオン×フェイ・ウォン」はほとんど主題歌の「夢中人」のミュージッククリップのような世界観でありながらも前半の映像よりも美しい画面が点在する。もともと洋楽カバーの「夢中人」を歌番組で歌うフェイ・ウォンを見たときに、なんてかっこよくてなんて可愛らしい女性なのだろう、そしてなんてステキな声なのだろう、と思っていたのでこの歌がかかったときはもうその歌がかかっているだけで心地良かったりした。二つのお話の舞台は同じなのにトーンが全く違うってのは違和感を感じるし、二つのお話のムリヤリなつなげ方もイマイチなんだけど、好きな人はそれがいいのかな? 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-01 16:17:31) |
115.ちょっと安上がりな作りの映画ですね。そこがよいのでしょうが、私はワクワクしながら見ることが難しかったです。役者陣は大変魅力にあふれています。 【ジャッカルの目】さん [DVD(字幕)] 1点(2008-03-02 01:08:52) |
114.《ネタバレ》 自分中心の、それ故に孤独な感じが、良く出ています。それぞれが、風変わりな感じな生き方になる。それを、黄色の強い画面で、少し、古びた写真的な色合い、斜めに切り取る構図、ぶれる画面、そして、音楽、それにそれに、香港の町の猥雑なモダン……で味付ける。そして、それは、なんか、頑張って生きている若者なんだなぁ。背の高い女の子の、繊細で複雑な心が、良く出てました。アメリみたいだったけど……アメリの監督、さては、この香港映画を見たな、とか思いました。 【K-Young】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-17 22:57:54) |
113.《ネタバレ》 ウォン・カーワァイ監督のオリジナリティーが前面に出た素晴らしい作品。撮影のクリストファー・ドイルとの相性も抜群。冒頭の雑踏シーンもその相乗効果が如実に表現されてるし、大好きなシーンです。また、この作品でカーウァイ監督の大きな功績といえば、歌姫フェイ・ウォンの起用だと思いますね。彼女なくしてこの作品は成り立たないと言っても過言ではない。劇中の彼女は、天真爛漫な雰囲気であり、自由奔放でリズミカル。そして自然な表情を自然体で演じている。監督の演技指導の賜物かどうか別として、ポップな作風にすごくピッタリである。曲の挿入タイミングも見事だし、あの「カリフォルニア・ドリーミング」がすごく耳に焼き付いている。失恋話だけど感傷気分になるというより、金城武が腹いっぱいにパイナップルを食べるが如く、むしろポジティブになれる元気を与えてくれる唯一無二の映画です。 【シネマブルク】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-01-17 19:51:30) (良:1票) |
112.私が生涯観てきた作品の中でもTOP5に入る、宝物の様な作品。 音楽も素晴らしいし、金城武やトニー・レオンも素晴らしい。 返還前の香港の夜を知っている人には、たまらない映像の数々。 実際に香港に行ったことがあるかどうかでも、見方はかなり変わるかも。 パイナップルの缶詰、トニー・レオンが女性を口説くシーンなど、その他どれをとっても記憶に残るシーンばかり。 これらにクリストファー・ドイルのカメラが一役かっていることは間違いない。 やはりドイルは天才だ。 本作でドイルのファンになり、今でも彼の撮る作品は追い続けている。 又、舞台となった「重慶(チョンキン)マンション」には実際に宿泊したことがあるので、その点においても感動が高まった。 本作くらいの作品を、またカーウァイに撮ってもらいたいなぁ。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-10-15 12:16:02) (良:1票) |
111.この作品を褒めるとするなら、斬新という言葉がぴったりだと思う。 物語の展開がやや複雑なので、一所懸命に見てないと訳がわからなくなるのだけど、 あんまり集中して画面を見てると酔いそうになります。 手持ちカメラが苦手な僕にとっては、地獄のような作品でした。 そういうのが駄目じゃない人なら、結構楽しめるのかも知れません。 【もとや】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-05-24 02:22:41) |