71.《ネタバレ》 前半は、だらだらと進むが、後半は、あっと驚くベトナム戦争 ロシアンルーレットに衝撃を覚えた 渋く切ない内容だった 【sangen】さん 9点(2003-11-24 00:49:12) |
【STYX21】さん 4点(2003-11-23 23:07:22) |
69.延々と長いパーティーはチミノの特徴です。平和な日々が乱され、ベトナム戦争という陰が友情を引き裂いていく。デニーロが友情を果たすために再びウォーケンを探しに行くまでは、かなり退屈と感じる部分もあるのですが、それは平和というモノがそういうモノだというメッセージでしょう。再開した二人の前に厳然と広がる現実。そしてクライマックスのロシアン・ルーレット。あのシーンは何度観ても緊張が高まります。ひとり鹿狩りをするデニーロと雄大な自然が美しい。戦争などなかったら、悲劇は生まれなかったというメッセージが、今だからこそひしひしと伝わります。 【オオカミ】さん 9点(2003-11-18 23:39:05) |
【ポジティブ】さん 9点(2003-11-13 00:33:12) |
67.《ネタバレ》 捕虜のときの3発入れたルーレットで、引き金を引いちゃったあとの ニックの恐怖と呆然に恍惚が混じった表情。すごい演技でした。 でも、泣けたのは、サイゴンでマイケルと勝負したとき。デニーロが 「これがお前の望みなのか?」で、「アイラブユ、ニック」って言って 引き金を引いた時のあの表情。嗚咽こみあげました。 【iris】さん 10点(2003-11-06 17:49:13) |
66.一つだけムカついたのはデニーロがウォルケンの葬式にまで、勲章のついた軍服を着ていた事。しかし、脱ぐ訳にいかないというのが悲しい。 ベトナムに行く前夜、フェリック・バレリの「君の瞳に恋してる」が掛かり、それに合わせて歌ったり町中の人々が踊ったり。その後の展開を逆算すべく使われたその選曲にとても辛い気分になった。 確かに、いいか悪いかを超えた映画だと思う。 【セクシー】さん 10点(2003-11-05 15:04:27) |
65.この映画は、良かったとか悪かったとか言う範囲の映画じゃないような気がします。ただ観終わった後、しばらく席も立てず、その日はあまり口を利く気になれませんでした。それぐらいインパクトの強い作品でした。 【マ~ルボロ】さん 9点(2003-11-03 04:05:45) |
64.有名なロシアン・ルーレットの件ですが、本当にベトナム解放軍があんな事してたんですかねえ。もし、フィクションなら評価は0点です。 |
63.ベトナム戦争においてのアメリカの所業は罪深いと言わなければならない。 本来であれば再度戦争を試みるなど到底ありえない、と思うほどに 我々はアメリカを断罪する必要があった。 しかしその後もアメリカの戦争行為は留まることはなかった・・・。 そのアメリカ自らが忌わしいあの戦争を映像化するということに関しては、 内容はどうあれ、どうも腑に落ちないものがあるのである。 それゆえであろうか? ベトナム戦争ものは、大概、全編乾いた空気が漂う。 本作も例に漏れず無産的であり、淡々とした印象だけが残るのである。 肯定も否定も、能動も反動も存在しない、極めて無機質な空気、 戦争真っ只中の状況とはこのようなものなのだろうか? だとしたら恐ろしい。 本作は、そのような戦争の雰囲気を体現した(しようとした)という点で価値がある。 アメリカ自身が創出したというのは皮肉な話だが・・・。 【ノマド】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2003-11-01 14:26:48) |
62.あまりにも一方的な描き方。だけど最後の音楽が良すぎる 【紅蓮天国】さん 7点(2003-10-13 21:11:57) |
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61.《ネタバレ》 私の人生を変えた映画。 まず最初の場面でウォーケンに一目惚れ。 この世にこれほどまでに美しい男性がいるのかと驚愕した。ほんとに電気はしったからね頭に。 高校生で感受性豊かなお年頃、途中まで一緒に見ていたオカンが親戚に急に呼ばれ外出、仕方なく戦争から帰ってきたあたりから一人で鑑賞。 そして迎えたラスト。 こんなに悲しい映画は他にない。死なないでほしかった。死なないでほしかったのに。 ロシアンルーレット…あんなに怖い思いをした映画も他にない。順番が回ってくるのが怖かった。次に引き金をひいたらニックはきっと死んでしまう、そう思ったら怖くて涙が溢れた。 マイケルが懸命に「ニック!ニック!!」って呼びかけてて、私も一緒になって心で呼びかけてて…死なないでほしかったのに。 戦争はここまで人を変えてしまうのか、と高校生ながら怒りに震えたのを今でも覚えてる。 最後のカバティナが本当に悲しくて、一週間引きずったな……映画の中の話なのに、大切な人を失ってしまった悲しさが、ずっと心に残ってた。今でも鮮明に覚えてる。 もう観れない、観たくないけどいつまでも私の心の中に残り続ける作品。 好きな映画は何ですか?って聞かれたら、ニュー・シネマ・パラダイスとディア・ハンター!って、胸を張って言うようにしている。 【Ronny】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2003-10-11 00:28:54) |
60.《ネタバレ》 猟に出る前にメシをガキみたいにダラけて食い散らかし、狩った鹿をボンネットの上においてハコ乗りする主人公マイケル(だっけか?)達の奔放というか「馬鹿っ振り」に辟易とし、過剰に演出されたアジア人の「冷血漢」にウンザリ。で、メリル・ストリープ(が演じていた役)とマイケルはニックを待てずに慰めあい、ニックは戦争ボケで混乱極まりないベトナムに残ってロシアンルーレットで稼いだ金を、何でか傷ついて帰国していた友人に送金し、そして最後に再び対峙するマイケルとニック。…分からん。君等ソレは友情ってヤツなのか?そして一番分からんのは、町に帰ってきたマイケルが「お手柄立てた証だぜ!」な、偉そうな勲章をブラ下げた、軍服着てウロウロする所。何だよ~自慢かよ~ってな感じか?ニックの葬式終わって友人達と集まってる時にまで着てるよぉ~。そういう軍規でもあんのか?知らんけど。実際、世の中に「0点」の映画なんて存在しない、と思っていたが、常識覆ったよ。結果、「アンチ戦争映画」な私にとって、見事と言えるほどの「超ウルトラスーパー苦手」作品でした。あ!みんな!ロシアンルーレットの時に「バンダナ」をしてると危険だ!弾が出るからな!要注意! 【aksweet】さん 0点(2003-09-28 11:29:55) (良:3票)(笑:2票) |
★59.オープニングの田舎町での鹿狩りのシーンから、狩られていく立場に置かれるまで、汗をかきそうなのに冷めているようなそんな感じで見ていました。ロシアン・ルーレットもですが、アジアならではの湿気のある熱帯(亜熱帯?)のじっとりとした空気間に狂気を感じました。そして、それに対比するようなジョン・ウィリアムスの流麗な音楽が際立っています。。 【omut】さん 8点(2003-09-10 02:20:41) |
58.「To Nick」で感涙。立てませんでした。 【つむじ風】さん 10点(2003-09-08 01:51:15) |
57.厭戦感溢れる見事な映画なんですが、精神の極限状態を経験した者同士にしか分からない、男達の友情と愛を描いた作品とも言えるでしょう。牧歌的な青春ドラマが続く中、突然ベトナム戦争のドまん中。しかも、ロシアン・ルーレットの真っ最中という物凄いシーン! ! このロシアン・ルーレットの悪夢的体験が、前半の青春ドラマと共に、後半の悲劇的なドラマへ深いつながりを持つ。とりわけラストに用意された、デ・ニーロが演じるマイケルとニック(ウォーケン)との差しでのロシアン・ルーレットが圧巻だった。それはまさに命をかけた“愛”そのもの。ただ残念なのは、監督本人が言うような一般的な戦争として描かれておらず、ベトコンの狂気の拷問による後遺症というのは如何なものであろうか。しかしそんなことを差し引いても、アメリカ映画史上に残るべく傑作には違いない。哀感溢れる主題曲「カヴァティーナ」が目頭を熱くする。 【光りやまねこ】さん 9点(2003-09-07 10:58:02) |
56.大事なシーンであるし、それを言っちゃあ元も子もないのは分かってんだけど、正直、鹿狩りシーンは退屈でござる。も少しタイトにして欲しかった。とは言え、ベトナム物の中では一番強烈な印象だったのは間違いない。首まで水に浸かってロシアン・ルーレットの順番待ちなんて・・・おお、やだやだ・・・勘弁してくれぇ! 【モートルの玉】さん 7点(2003-08-12 18:16:49) |
55.ベトナム戦争を一番表現している映画だ、とアメリカ人が言っていました。が、ベトナムのサイドからも同じ様な意見が聞けるのかどうか。経験していない私が言うのは間違っていますが。ロバートデニーロファンとしては由です。 【風太郎】さん 8点(2003-08-03 01:13:42) |
54.予備知識を持たずに観ました。結婚式のシーン展開がダラダラすぎて、ダメでした。序盤があまりにも長いため、途中での展開から観る方の体がついてゆかず、最後までかったるいという印象となりました。 |
53.映画『ディア・ハンター』ちなみに『DEAR HUNTER』ではない。確かに名作の雰囲気を持っている気はするが、果たして“おもしろかったか?”と思うと疑問である。まず、前半のヴェトナムに出征するまでが長すぎてかったるい。舞台はアメリカの平和な田舎町に住む平凡な青年たちの話のはずだが、出演者が演技派揃いなため、とても平凡な青年には見えない。特に、デ・ニーロの何か賞でもねらっているような演技はちょっと力が入りすぎていて只者とは思えない。これでは、とても、感情移入できやしない。もっと、抑えた演技でも良かったのではないかと思う。そこで、感情移入できるぴったりの人物がいる。ニックだ。しかし、マイクルが「お前(ニック)の婚約者には手を出してしまったが、お前は親友なので迎えにきた。さぁ、いっしょに帰ろう!」と言って来るわけだが、ニックの気持ちになると複雑である。次に、ロシアン・ルーレットのシーンではマイクルが「3発でやる。」と言っているが、仮にあの銃が6発装填式だとすると、弾の出る確立は2分の1で、しかも、良いのか、悪いのか毎回シヤッフルをしている。もの凄いことである。 【Fatman】さん 5点(2003-07-14 19:52:33) (笑:1票) |
52.《ネタバレ》 前半部分のアメリカ青年の日常、この淡々と過ぎる出来事が明けると一気に地獄絵図の中の戦争のシーンへと変わる。平和すぎる日常からの転換、ここで起きる事態により若者たちの運命は変わっていくわけだが、この落差により後半部分をより一層酷くする演出が成されている。衝撃の出来事が続き最後も衝撃的で悲しいのだが、前半部分の日常がもっと楽しそうであったならよりリアリティには欠けるだろう、しかし、絶望的なロシアンルーレットからの脱出やそのベトコン兵の様相などはとてもリアリティがあるとは思えない。訴えかける強さのとても強い作品だと思うし、戦争の不条理さも良く理解は出来るが、前半部分の日常がリアルなだけにお話として少し無理があるのが残念。 【恥部@研】さん 7点(2003-07-04 16:17:13) |