59.視覚効果面は当時としては死ぬほど頑張ったのでしょうが、肝心の話の盛り上げ方がごく凡庸で、見ていてさっぱり盛り上がりません。そもそも状況的に大ピンチでないと話が成立しないのに、関係者は妙に淡々としているし、また各キャラも描写が機械的で無表情です。これだったら、これを下敷きにしたインナースペースの方が、お馬鹿な部分もあるとはいえまだ楽しめますね。凄すぎる邦題に+1点。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-22 02:57:18) |
58.子供の頃に何度も何度も観た。SFアドベンチャー的な雰囲気が最高に面白かったし、人間の体の仕組みがよく分かって非常~にためになった。 【えいざっく】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-03-16 17:56:08) (良:1票) |
57.《ネタバレ》 この映画と「2001年」はSF界の両巨匠の(この映画はアイザック・アシモフ)原作による途方も無く金と時間のかかった映画と言うことで公開もどんどん遅れるし,前評判も高かったけれど,こちらの作品は「空想旅行」とかの名前である程度の筋書きまでついて紹介されていました。そのときに「どうして質量も小さくできるのか?」と言う自然な疑問にも何とか言い訳がされていました。現在ならV.Rとか利用したマイクロマシンとかの手法も思いつきそうですが,それでは冒険にならないし女優の使い道も限定されるからやはりこの映画化が正解でしょう。日本では映画封切り当時には両作品ともに大きな評判にはなっていません。SFものが一般の評判になったのは大阪万博の後あたりからだったと思います。ほとんど何もしていないように見えた将軍が最後の場面で適切な判断を行ってみせるところは後の多くの映画でもよくみかけるようです。 【たいほう】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-08 16:49:20) (良:1票) |
56.自分が小学生のころにテレビでみて感動していた記憶がある。今みるとしょぼいが、40年前の映像であることを考えればやっぱり満点。 【pokobun】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-08 15:09:41) (良:1票) |
55.個人的にですが、この作品のリメイク又は続編を作らないかな~と前から思っています。たしか小説には続編があったような! 今から40年も前の作品なので、今見ると特撮がチープに見えますが、逆に40年も前の作品にしては良く出来てるな~と思います、しかしなんと言ってもミクロ化して人間の体内の中に入るという設定が斬新で展開もハラハラドキドキさせられる。 アイデア不足に悩むハリウッドが黙って見てる手は無いと思うのだが? 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-31 10:54:37) |
54.《ネタバレ》 元祖ミクロ映画。 作中で外的宇宙(アウター・スペース)・内的宇宙(インナー・スペース)という表現があり、アウター・スペースの「2001年宇宙の旅」は2年後。 あの洗練された感じとはまたちがったカラフルな視覚効果とアートな美術(ともにアカデミー賞受賞)に味があリ、「ファンタスティック・ヴォヤージュ」のタイトルにふさわしい幻想美。 ゆったりとした作りながらもタイムリミットがあることでテンションが保たれ、「大脱走」の錠前屋ドナルド・プレザンスが「エイリアン」のアッシュのような危険分子としてサスペンスを盛り上げますが、彼の正体が明らかにされるまでには至らず(東側だろうけど)。 体内組織にからみつかれたラクウェル・ウェルチのナイスバディに男3人でベタベタさわんのは、内心「うひょひょ♪」とか思ってない? 66年の作品ですが、翌年の「ウルトラセブン」の31話「悪魔のすむ花」(ダリーの回ね)の元ネタでもあるんだろうと思われます。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-22 17:48:00) (良:2票) |
53.《ネタバレ》 体内を探索する隊員たちにしろ、 突っ込みどころは満載な行動を取るし・・ サスペンス的にもあまりにも裏切り者がわかりやすすぎ。 サッカーフランス代表のGKパルデス?そっくりです。 私としてはこの事故の被害者なる要人が、 なんのために襲われたのかその前触れか後日談を描くリメイク続編が観たい。 体内冒険映画としては映像的にはきれいでした。 もっと不気味な変な描き方をしているかと想像していたのですが、 まるで深海を浮遊する潜水艦といった感じで。 わりと真面目に描いていくのでなんだかNHK教育テレビを観ているよう(苦笑) しかし後半のハラハラすること。 この勢いとスピード感は今のSF映画もお手本にしてほしい。 映像でせかすというのではなく脚本でせかすといった感じ。 ちいさな虫にも命があるというなんともいえない描写は、 ただ娯楽作を作ろうとしたとは思えない深さがあります。 最初のほうは説明的で多少だるいのですが、 後半は面白くてあっという間です。 子供のころ平気で虫とか興味を持っていじったり、 命の不思議さに考え込んだりと・・ 童心を取り戻せるような気がしますね。 今ではテレビなどで一方的に難しいことは答えを出してくれるから、 考えようというプロセスがないんですね。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-21 07:08:18) (良:1票) |
52.この映画を観たことで、ドラえもんとのび太が、しずかちゃんの体の中に入った、たとえ胃の中水の中や、ロビンマスクやテリーマンが、ウォーズマンの体の中に入った、悪魔六騎士の話の元ネタがやっとわかった。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-04-01 21:01:41) |
51.《ネタバレ》 うっわー びみょーーーー。。。 当時は大ブームだったみたいだし、俺も初見は熱狂して観てたんで、古典SFってことで10点あげたいんだけどねぇ。。。 久しぶりに見たら、さすがにショボい。ぬるい。 セットが笑えるとか、SFXが古いとか、そういうのはいいんです、古典だから。 逆に頑張ってたんだなぁと思える。 それよりも、ミクロ持続時間が60分ってのに無理がある。 60分であんだけパニック起きちゃマズいっしょー。。。 逆に60分しかないのにあんなにノンビリ事故処理やられちゃイライラするんですよねぇ。。。 せめて5時間くらいの設定だったら納得できたかなぁ。。。 現在の評価だと4点。 どっちとるか悩みに悩んで。。。7点献上。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-01 10:29:28) |
50.なんでそんな技術があるのに、モールス信号なのか。まぁ突っ込みたければたくさん突っ込める楽しい映画。しかし、これぞSF。夢にあふれている。 【ぷりんぐるしゅ】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-08-10 03:18:00) |
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49.小さい頃この映画で白血球って怖いんやってのを理解しました。最近、観直したんやけど設定自体おもろいな~。舞台美術もよーがんばってる。昔の味のある特撮でも最高レベルに近いんちゃう。ストーリーも宇宙船や潜水艦モノで起こりそうなエピソードを人体内にうまく置き換えてて、なんか納得。邦題もえーわ。邦題だけでなぜか観たくなる。邦題だけですんごいおもろいってすでに洗脳されてる。そんで、やっぱ白血球って怖いわ。あんなモノ、体の中で飼ってるって考えたら、俺って凄いもん持ってるねやって自信わいてくる。とにかく1時間ほど体の中を小旅行した気分は味わえると思う。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-20 09:44:45) (良:1票) |
48.ハサミを落とした看護婦とそれを叱った医師の会話。是非ともこうなって欲しかった想像編。《チャリーーン》と看護婦がハサミを落とした音に始まって・・(・・て、この時点で耳の中のミクロ隊員たちは既にパニック状態なんだけど・・) 以下、看護婦・・・「すみまっせん!」医師「こらー!」(やばい喋るなミクロ隊員たち大ピンチ!) 以後また看護婦「すみまっせん!」医師「ばかやろ シィッだぞ!」(やばい ミクロ隊員たち尚ピンチ!) 以後もずっと続く看護婦とそれを叱った医師の会話。「すみまっせん!」医師「こら喋るなっ!」看護婦「はい、すみまっせん!」医師「わかったから黙れ 喋るな!」看護婦「はい、すみまっせん!」医師「こらあ!」(って、この頃にはもうミクロ隊員たちは全員気絶寸前 耳の中 大ピンチ!)それでも以後延々と続く看護婦とそれを叱った医師のやりとりに 非常に傍迷惑な思いを味わってしまったミクロ隊員たちとあの博士。 【3737】さん 7点(2004-11-05 22:20:09) (笑:2票) |
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46.《ネタバレ》 政府の要人が脳に障害を負ってしまって、何とかその要人に証言を取りたくて主人公の男性が医師スタッフ数人と共に潜水艦に乗り込み、ミクロ化され体内へ入り込み、脳内の損傷を負った部分を治す話なんですが、首の血管から注射で入り込むのですが、当然簡単には目的地までたどり着けないんですよねさすがに。途中で様々な事故があって心臓部を通ったり、潜水艦内の空気が減って、肺から空気を取り入れたり。しかもスパイめいてる乗務員がいて、不信を募らせた1人が反乱起こしてみたりと、人間ドラマもありました。結局潜水艦は白血球に包まれてしまい、反乱起こした1人の乗組員以外は泳いで涙腺から脱出するんですが、結構面白かったですよ! 途中、唯一の女性乗組員であるラクエルウェルチが、内耳の所で外部の衝撃音で吹っ飛ばされるんですけどね。そこから船内に戻るまでの間に抗体みたいのに全身まとわりつかれてしまい、抗体に首を締められ窒息しそうになるシーンがあったんですが、首の回りの抗体取り除いて一命とりとめたはずなのに、なんでその後もまだ、4人そろって男がいつまでも、ラクエルウェルチの体ベタベタベタベタ触ってたんだろうか??(怪) 怪しいぃな~。。役得ってかんぢですか?ギャランティ少しは返還しなさい(笑) |
45.初見は小学校の映画上映会。前半余計な音楽を一切排除して(含タイトルバック)胎内に到達したとたんに無調系のサウンドイフェクトを加えるというシャープな判断にまず打ちのめされた。ドラマ的には目新しいものはないが、テーマが体内観光だから視覚的に満足できればそれでいいんだ。そして結果は大満足!潜航艇のデザインはあのノーチラス号のデザインにもかかわったスタッフだそうでフライシャーとのタッグは最強ですね。エレベータで地下に降りる車と潜行艇縮小のプロセスが特撮的に一緒だったり、作戦室にアリが入り込んでいたり(そんなところで手術されるのは嫌だなあ)と、突っ込みたくなるところも多々ありますが、全体としていちいちじつにもっともらしく見えるのはやりたいことに迷いがないからだろう。ところで美術としてスタッフに名を連ねているダリがどういう働きをしたのか見当がつかないのはどういうわけだ。むしろウルトラセブンでこの映画をパクったエピソードに多大な影響をあたえているような(怪獣の名前がダリー)。いったい何やってんだか。 【皮マン】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-09-17 19:30:17) (良:2票) |
44.往年の名作と呼べる作品ですね。当時のハリウッドは考え方も柔軟で、アイディアも次から次へと出てきた中、幸運にも面白くまとめられた作品という感じです。ちなみに“決死圏”という単語をこの映画のタイトル以外で耳にしたことが無いのですが…。 【金子淳】さん 7点(2004-07-18 14:14:23) (良:1票) |
★43.この邦題、よくつけたなーと思う。原題よりいいんじゃない? 【ネフェルタリ】さん 7点(2004-06-27 10:24:54) (良:1票) |
42.「人間はミクロ化するとバカになる」と言う話をなんかの本で読んでしまったためか、幼い頃に感動したミクロ化も、今となってはさほど驚きはなく、むしろB級の臭いすら感じられた。映画内では、ミクロ化の科学的(っぽい)根拠は曖昧なままだったのもそれを後押しした。それでもこの映画に価値があると思うのは、まさに人体を内部から解剖したようなリアリティと、それをCGのない時代に映像化したその意欲。潜水艦の目の前をぷにょぷにょ動く赤血球、それこそがこの映画の最大のサプライズ。あの質感を、CGでどれだけ再現できるだろうか?CGのおかげで様々な映像が可能になったけど、例え今見るとちゃちな感じでも、確かに目の前にあるような「実物感」はやはりCGではパーフェクトに再現できないと思う。さらに付け加えるなら、ミクロ化は科学的根拠は乏しいものの政治的背景が見え隠れしていて、それが物語のサスペンス性を盛り上げている。考えて見れば、この映画が製作されたのは冷戦真っ只中の時代。「インナースペース」よりも見応えあるのも納得。ところでこの映画のミクロ化のアイディアは、後年様々な日本のマンガにも影響を及ぼしている。「スモールライト」もそうだけど私なんかはアラレちゃんの「デカチビ銃」を思い出す。あれも後で1時間後にもとに戻るという設定になったんだよなあ。その功績もたたえて、この点数。(実を言うと、この映画をまた見ようと思ったきっかけはケロロ軍曹でした(笑)体の中に入るお話があったんだよ~!) |
41.子供の頃に観て大好きになった作品なのですが、記憶にかなり補正が入っていたようで、後年LDを購入して観たときには少々ガッカリしたというのが正直なところです。映像重視の人はここでの評価を若干差し引いた方がよいでしょう。とか言いながら、やっぱり好きなのでこの点数です。 |
40.期待しすぎて観たせいか、たるい展開に「うむむ……っ」ってうなり声をあげてしまいました。そう、タイムリミットがあって緊迫感があるはずなのに、ぬるーーく体の組織に襲われて、じたばたとゆったりした動きで、危機を脱出。のーーーんびりすぎるんですよね。でも、体内は液体だから、水中で動くことを考えたら、ゆったりになるのはしょうがないといえば、しょうがないですけれどね。シンクロナイズドスイミングとかやってキビキビ動く人がちっちゃくなって体内に入っていったら、もっと面白かったかもしれないなぁ。あっ、水の女王、エスター・ウィリアムズなんかが出ていたら、それだけで絶賛しちゃいそうなんだけれど……いかんせん時代が違うし……。そうだなぁ、シガニーなんかが出てきて、バッタバッタと攻撃してくるやつらをなぎ倒すとかしてくれても面白かったかも……。うーーむ、難しいなぁ。 【元みかん】さん 4点(2004-04-25 23:27:21) |