3.《ネタバレ》 あまりこういうことは言いたくないですが、2000年代に入ってからのディズニーの作品というのは本当にどうしようもないですな。自分たちでアイデアを生み出す能力がないから、他の傑作の模倣ばかり。この作品だって、テンポやキャラ設定からエンドクレジットに至るまで、いろいろ真似ちゃってるんだけど、肝心のシナリオがなってないでしょ。ピクサーが作るCGアニメと比べてみてくだないよ。心が宿った登場人物達が繰り広げる心温まるお話のピクサーと、それを表面上真似ただけの中身空っぽのディズニー。びっくりするほど対照的。まぁ、この作品でせめて褒めてあげれる点はといえば、コアラのキャラクターぐらいかな。かぶってるバケツをとったら角刈りヘヤーになってたり、パイナップルの帽子をかぶって「偉大なるお方」を演じたり。というわけで、コアラに5点。作品自体は大人が見ても子供が見ても不満足でしょう。