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限りなき追跡

[カギリナキツイセキ]
Gun Fury
1953年上映時間:83分
平均点:6.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1954-02-18)
ウエスタン
新規登録(2004-07-12)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2023-06-12)【Olias】さん
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監督ラオール・ウォルシュ
キャストドナ・リード(女優)
ロック・ハドソン(男優)
リー・マーヴィン(男優)
ネヴィル・ブランド(男優)
ロバート・ハロン(男優)
ボブ・ヘロン(男優)
脚本ロイ・ハギンス
音楽ジョージ・ダニング〔音楽〕(ノンクレジット)
ミッシャ・バカライニコフ(音楽監督)
ポール・ソーテル(ノンクレジット)
製作ルイス・J・ラックミル
コロムビア・ピクチャーズ
美術ロス・ベラー(美術監督)
スタントボブ・ヘロン(ノンクレジット)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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5.《ネタバレ》 主人公のロック・ハドソン、映画始まって早々、乗っていた駅馬車が悪党どもの襲撃を受け、許嫁を拉致される。彼本人も射殺され。って、それじゃあ映画の先が続かないので、とりあえず何故か、彼は死んでませんでした、ハイ。死んでなかったのでとりあえず彼は、悪党どもの追跡を始めます。というこの時点でもう、だいぶ理不尽な作品ですね。そこがスゴイところ。悪党のリーダー・スレイトンは、これはもうかなりのワルといった感じで(フィル・ケイリーという俳優さんですが、ちょっとチャールトン・ヘストンに似ていなくもなく)、お坊っちゃん顔のロック・ハドソンでは到底かなわないだろう、と思うのですが、さにあらず。主人公の方には(スレイトンを恐れて簡単には協力者が得られないにも関わらず)気がついたら妙な仲間が増えてきて、一方のスレイトンの方は仲間割れやら何やらでだんだん分が悪くなってくる。よせばいいのに、人質交換的に、主人公の許嫁を解放してしまい、逆に一度は殺そうとした元仲間を呼び戻すも、あっというまに射殺(この場面、許嫁と再会した主人公を画面が映しつつ、画面外からの銃声で表現される。これがなかなかのインパクト)。こうなりゃもう、悪党には滅びの道しか残っていない。主人公にタコ殴りにされた挙句、銃を拾い上げ一発逆転!と思いきや、卑怯にも後ろからの投げナイフ攻撃で、あわれ昇天。あの不敵な表情の悪党が、だんだんダメダメになっていって、ダメダメな斃され方で終わっちゃう、という感じ。もちろん主人公の執念の追跡劇が見どころの映画ではありますが、一方なーんかものすごく皮肉も効いている、不思議な味わいのある作品でした。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-09-30 23:26:19)
4.とりあえず追跡の体はとっているのですが、主人公側も特段技量もなければ作戦もなく、悪役側も別に大して悪くなさそうな感じ。つまり、終始予定調和的な緩い雰囲気だけが漂っています。「何でそこでそうするの?」と双方に突っ込みたくなる場面が満載です。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-08-03 00:14:02)
3.《ネタバレ》 ファーストシーンの馬車馬の力強さ!
そこにこの映画のエネルギーを感じた。
カット割りが良いね。

テクニカラーでウォルシュ映画を堪能できるだけでもありがたい。

ラオール・ウォルシュはサイレント時代からキャリアを積んだベテランだが、娯楽映画がメインで歴史ガン無視映画も多い。

しかし「ハイ・シェラ」や「死の谷」などドラマとアクションが秀逸な出来の作品もまた多い。

本作は「死の谷」と比べるとドラマ面は微妙だ。

南北戦争後の暗い影に囚われ気味のベンとそれに不安を抱くジェニファー。
強盗団のストレインはジェニファーをさらうが、ジェニファーの清純さに心打たれ足を洗おうと心がグラ付く。
しかし根本的には悪から抜け出せず。
彼女を好きになってしまったストレインはベンの存在を知り「ジェニファーは俺の女だ」と偏執的な感情でベンに銃口を向ける・・・てなんじゃそりゃ。
ジェニファーもスッキリしない性格。
典型的な「無自覚の性悪女」だった。

ヒロインがさらわれる映画って対大概「安いヒロイズム」ばっかで面白くない。
本作も下手するとその領域だが、そこはウォルシュ監督の力量で誤魔化されたような気がする。

構図やアクション、リズムは申し分ないだけに、ドラマの説得力が無く残念。

同じ史実よりアクション重視の「壮烈第七騎兵隊」の方がまだ説得力はあったかな(面白さもダントツ)。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 20:23:27)
2.《ネタバレ》 これは紛れもなく〝追跡〟の映画であり四六時中、馬で駆けまわり移動しますし、逃げる側も裏切った仲間をわざわざ足跡として残し追われる者と追う者の距離感を出してくれます。ラストの斜面を使った殴り合いも見事ですし、スパニッシュで会話している部分ですら内容を把握できてしまうほど確かな出来で(おそらく英語の部分ですら言葉は不用だ)、僅か90分足らずでまとめ上げてしまっている簡潔さも素晴らしいです。
…が一方で、主人公のロック・ハドソンとヒロインの魅力は乏しいですし(ウォルシュ映画のヒロインとしては個性を欠いている。リー・マーヴィンをひっくり返してしまうのは彼女でも良かったのでは?)、悪役もこズルいばかりで小物感が否めませんし、ハドソンと行動を共にするジェス(キャラクターに一貫性が無い)と先住民の扱いはぞんざいであり、南北戦争の話などにしても中途半端な印象をぬぐえません。
 …ところで、明かに意識して正面に向かって発砲したりするのですが、これは3D上映もしていたんですかね?
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-19 18:30:48)
1.あまりにも普通すぎていうことねぇべ。
M・R・サイケデリコンさん 4点(2004-07-17 17:29:49)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3120.00%
4120.00%
500.00%
600.00%
7120.00%
8240.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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