蜂の旅人のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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蜂の旅人

[ハチノタビビト]
The Beekeeper
(O melissokomos)
1986年ギリシア上映時間:122分
平均点:6.17 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-06-22)
ドラマ
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タイトル情報更新(2015-05-12)【+】さん
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監督テオ・アンゲロプロス
キャストマルチェロ・マストロヤンニ(男優)スピロ
セルジュ・レジアニ(男優)セルジュ
脚本テオ・アンゲロプロス
トニーノ・グエッラ
音楽エレニ・カラインドロウ
撮影ヨルゴス・アルヴァニティス
製作テオ・アンゲロプロス
配給フランス映画社
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6.中盤から出てくる少女が、どうみてもアンゲロプロスの作風に合っていないし(ところどころ出てくるロックなミュージックも)、そこから主人公と少女が何がしたかったのかも不明。映像の撮り方自体も、全般的に(この監督には珍しく)チマチマした感じでした。
Oliasさん [DVD(字幕)] 4点(2019-09-20 00:28:11)
5.冒頭の娘の結婚式。その幸せの宴の席、どこか思いつめたような表情を見せる父。演じるのは名優マストロヤンニ。
その日、彼は長年務めた教師の仕事を辞め、家族とも別れ、教師をしながら営んでいた養蜂業の蜂と共に旅に出る。
孤独、老い・・・。本作のマストロヤンニの姿からはそんな言葉しか思い浮かばない。
これまでの人生において家族と何があったのか、過去に何があったのかにはほとんど触れていません。
あのラストシーンが旅の目的だとすれば、かつての仲間を訪ね歩いたり、離れて暮らす家族の顔を見に立ち寄る彼の行動があまりにも悲しい。
ラストシーン、彼は指で地面を打つ。その指で彼は一体何を語っていたのでしょうか。
マストロヤンニはこの後、「こうのとり、たちずさんで」再びアンゲロプロスの作品に出演します。
両作品とも、思いつめたようなあまりにも寡黙な姿が印象に残りますが、
やはりマストロヤンニには寡黙よりも陽気で饒舌な男の役が似合いますね。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-15 18:16:26)
4.この監督で見た中では、一番ピンと来なかった作品として記憶に残っている。現代史の息苦しさと正面から渡り合うのをちょっとやめてみたような映画で、いつものように下向きの無力感とそれに抗おうとする上向きの意志との衝突はあるんだけど、全体に詠嘆が強まってしまい、意味ありげな雰囲気に溺れてしまったような感じがある。芯が抜け落ちてしまったような。もちろんダンスはあり、霧も流れ、海岸も出てくるし、映像的には十分味わえる。かつての充実し意味がはっきりしていたモールス信号の時代と現代との対比という点では、たしかに現代史の検証にはなっている。でも切迫した息苦しさがない。この人の映画では、詠嘆よりも、あの息苦しさを味わいたい。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2009-08-09 11:55:56)
3.普段は、登場人物に感情移入なんて滅多になかったのですが、ドップリと見入ってしまっている自分にビックリ!
・・・・・時々、生きていていやになる事がある。
自分は結婚もしてないし、子供を作ったこともない。人並みの幸せって、まだのような気がする。冗談抜きで死にたくなることってたまにあるけど、このままじゃ自分の人生終わらすことって出来ない。まだやり残した事があるうちは、まだまだ頑張ろうって思う。
しかし、普通に結婚して子供も二人くらい作って自分の家庭というものを築き、子供が自立できるくらい成長したら、その時の自分ってどうなんだろうって思う。人生のノルマを達成した瞬間、孤独感や虚脱感に襲われ生きるのが無意味に感じるようになるだろうって思う。命を絶つことに対する恐怖なんてなくなってしまうのではないかと感じることが、最近よくある。
この映画の主人公スピロは、知恵遅れの末娘を嫁に出し、周囲の意に介すことなく退職し、家庭とも決別し、蜂と共に放浪の旅に出る。スピロの心にあるのは一種の充実感と虚脱感だったのだろうと思う。
家族を捨て、導かれるように旅に出るスピロはただただ格好良い。今の自分にとって、彼は自分の理想ですらあるかもしれない。
アンゲロプロスの映画を観たのは、他に「旅芸人の記録」があり、そちらは将来の自身の成長を期待して敢えて低評価に抑えましたが、こちらは今の自分の境遇を考慮して若干甘めの採点。もし、ハッピーな日常を送っているときに観たならばたぶん4点とか5点くらいの評価にしかならないと思う。観た時の境遇によって評価は変わるものなんだなと、改めて実感。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 8点(2008-03-19 00:40:26)
2.《ネタバレ》 「エレニの旅」でアンゲロプロス監督の素晴らしさを知り、本作も期待を持って観ました。
冒頭の家族を描いたシーンは静かな美しさに満ちていました。
しかし、中盤少女が出てから作品の雰囲気ががらりと変わり、私には馴染めないものでした。
男性ならば、マストロヤンニさん演じる主人公の気持ちが分かるのかもしれない。
たんぽぽさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-21 22:12:41)
1.《ネタバレ》 大好きなアンゲロプロスですが、この映画は入れませんでした。彼の映画にたびたび出てくるテーマ、損失と自分探しがわかりやすい作品です。自分的にはマストロヤンニがなぜ彼女にそこまで執着するのかがわからなかったです。車で店につっこむシーンの暴力的なところも何故?という感じでした。他のアンゲロプロスの作品と違って淋しさに同調できませんでした。こういう人間嫌いです。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-27 20:53:06)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.17点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
5116.67%
6116.67%
7233.33%
8116.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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