オール・ザ・キングスメン(2006)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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オール・ザ・キングスメン(2006)

[オールザキングスメン]
All the King's Men
2006年上映時間:128分
平均点:5.11 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-04-07)
ドラマサスペンス政治もの小説の映画化
新規登録(2007-02-26)【みんてん】さん
タイトル情報更新(2018-04-01)【イニシャルK】さん
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監督スティーヴン・ザイリアン
キャストショーン・ペン(男優)ウィリー・スターク
ジュード・ロウ(男優)ジャック・バーデン
アンソニー・ホプキンス(男優)アーウィン判事
ケイト・ウィンスレット(女優)アン・スタントン
マーク・ラファロ(男優)アダム・スタントン
パトリシア・クラークソン(女優)セイディ・バーク
ジャッキー・アール・ヘイリー(男優)シュガーボーイ
キャシー・ベイカー(女優)ミセス・バーデン
フレデリック・フォレスト(男優)ウィリーの父
ケヴィン・ダン(男優)アレックス
トーマス・マッカーシー(男優)編集者
グレン・モーシャワー(男優)
ジェームズ・ガンドルフィーニ(男優)タイニー・ダフィー
タリア・バルサム(女優)ルーシー・スターク
内田直哉ウィリー・スターク(日本語吹き替え版)
加瀬康之ジャック・バーデン(日本語吹き替え版)
石田太郎アーウィン判事(日本語吹き替え版)
岡寛恵アン・スタントン(日本語吹き替え版)
池田勝タイニー・ダフィー(日本語吹き替え版)
一城みゆ希セイディ・バーク(日本語吹き替え版)
藤田淑子ミセス・バーデン(日本語吹き替え版)
廣田行生シュガーボーイ(日本語吹き替え版)
原作ロバート・ペン・ウォーレン「すべて王の臣(All the King's Men)」
脚本スティーヴン・ザイリアン
音楽ジェームズ・ホーナー
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」より「愛の神よ、安らぎを与えたまえ」
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン「エリーゼのために」
編曲ジェームズ・ホーナー
撮影パヴェル・エデルマン
製作スティーヴン・ザイリアン
アーノルド・メッサー
マイク・メダヴォイ
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮マイケル・ハウスマン〔製作〕
アンドレアス・グロッシュ
トッド・フィリップス
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
衣装マリット・アレン
編集ウェイン・ワーマン
その他ジェームズ・ホーナー(指揮)
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1
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18.《ネタバレ》 スタークの過激なアジテーションのおかげで退屈しません。しかし、他の方も書いているように、貧しい庶民の味方が権力の鬼に変貌したきっかけがまるで見えませんね。オリジナル版と近々見比べてみようと思います。
次郎丸三郎さん [DVD(吹替)] 6点(2019-02-25 18:28:38)
17.《ネタバレ》 あれー、これって権力を得たために、当初の清廉な志から変容してゆくペンの人生を描くのではなかったのですかね。なんにもしてないJ・ロウの人間関係ばかり熱心に描写するけども、ふくらましが足りなくってすっかすか。ペンに至っては徐々に変わってゆくどころか、一こまで机に足をどかーんとのせる横柄なクソおやじに変貌。早っ。ペンの人生なんてテーマじゃないんだよ、ということか?いやそれにしたってJ・ロウの人生だって描けてないって。あと、台詞がなんかいちいち哲学ぶっているというか詩的というか、気取っているというか。やだったなー。うるせえと思ったなー。
tottokoさん [CS・衛星(吹替)] 3点(2013-04-04 17:41:54)
16.《ネタバレ》 最初見たときはストーリーがあまりわからず好きではなかったが、1949年のロバート・ロッセン版を見た後もう一度見直すとまた評価が変わった。実にリアルで彫りが深く、アカデミー賞受賞の前作よりも原作(未読)に近いように思われる。それに俳優は豪華だし音楽も良いし、私の中ではこっちの方がすばらしいと思う。ただ恰幅の良かったブロデリック・クロフォードより、ショーン・ペンが知事らしくないのと、アダムがなぜ知事を撃ったかの表現が不十分で残念。原作はピューリッツァー小説だけあって、重みのある映画だが、暗殺者を捕らえず射殺するところはいかにも銃社会肯定国の米国だと思う。もしかしたら臭い物にはふたをしろの陰謀にも読み取れるが・・・。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-02 10:08:50)
15.《ネタバレ》 おすすめの映画と言うことで鑑賞、リメイクされた前作は観ていません。キャスティングがすごいなと思いながら観たんですが、うーん、脚本と監督のミスかな・・・
もっとテーマを太く貫いていって欲しかったかな。
minさん [DVD(字幕)] 6点(2012-12-16 22:28:39)
14.結構長く感じたなぁ。いい役者さん揃えてるんですが、これは映画よりも舞台でやった方が、絶対いいと思います。皆さん書いている通り、腐敗の度合いや、いくら小さい州でも行政幹部や職員もいるだろうに、その辺が全く出てきません。特定の名前は出さないけど、鹿児島のなんとか市で、似たような市長がやりたい放題したニュースを毎回嫌な気分で見ていました。ラストは感がいい人ならわかるかなぁと思うし、妹の行動が理解できない部分が多いです。というか、やはり物語の本筋を徹底的にドロドロ、政敵も含めて描いた方が映画として楽しめると思います。
たかちゃんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-16 14:38:39)
13. この映画を見て、たったひとつだけ良かった点は名前だけは知っていたヒューイ・ロングという政治家のことをきちんと調べる機会を与えてもらえたことですね。(全く残念です。この人が暗殺されずに大統領になっていれば、ルーズベルトのようにむやみに中国に肩入れして、「金持ちたち」を儲けさせるために日本を挑発して戦争に引きずり込むこともなかったのに)
あとは、もう全く下の方のおっしゃる通りで。この題材なら、清潔な政治を訴えて、知事になった政治家がいかに腐敗していくかの過程が見どころなのに、間接的な関係しかないジャーナリストの過去をグダグダと。残念な映画です。
 それからもう一つ、絶えず違和感が付きまとったのが、アメリカを舞台にしたアメリカ人の政治家が主人公の物語でありながら全く「政党」というものが出てこないこと。
 主人公が全く個人として動き、あちこちで演説ぶてば、(大体その演説会のセッティングさえ誰がやったか映画の中では不明w)、主人公に対立する議員たちも個々、ばらばらに「判事」やらの影響を受けて動く。私たちのような外国人でさえ、共和党も民主党も全く出てこないのに違和感を感じるんですから、アメリカ人にとってはどうだったんでしょうか?
 ただ、なんでそんな風になったかは、理解できます。原作が「誰が見てもヒューイ・ロングがモデルだけど、あくまで架空の物語であり、実在した人物には一切関係ありませんw」ってものなので、民主党を連想させる政党名とか具体的な汚職の過程とか描きづらかったんでしょうね。
 だから、こんな中途な物語映画化するよりも、実際のヒューイ・ロングをモデルにして映画作った方がよほど面白いと思われ。
rhforeverさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-24 11:54:11)
12.49年版は未見。と言っても本作は再映画化であってリメイクではないとスティーブン・ザイリアンが明言しているので、49年版と見比べる必要は特にないかも。だとすると気になるのが原作の内容です(こちらも未読)。というのも、本作は物語へのピントの当て方がおかしいのです。本来は高潔な人物だったウィリー・スタークが金と権力の亡者になる様が面白いのに、本作はそこを完全にスルー。彼のブレーンである元新聞記者が育ての親や初恋相手の前で右往左往する姿が物語の中心となるため、観ているこっちは物語にまったく興味を持てないという事態が発生しています。俺はダイナミックな権力闘争が見たいんだよ、権力によって一人の男が腐敗していく様が見たいんだよという観客の思いは無視され、どうでもいいメロドラマが延々と繰り広げられます。この狂ったバランス感覚は原作に由来するのか、脚色に由来するのかは気になるところです。なお、スティーブン・ザイリアンによる脚色は相変わらず手堅いのですが、恋愛パートだけは不慣れなことが気になりました。初恋を引きずり続ける主人公の痛みがまったく表現できておらず、そのために初恋相手を演じたケイト・ウィンスレット、及びその兄を演じたマーク・ラファロがほとんど存在意義を示していないという状態となっています(役者が悪いわけではない)。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-07 20:47:04)(良:1票)
11.ただ単に「ある人が頑張って当選しましたが、その後はダメになりました」ということをそのまんま提示されても、面白くも何ともないわけです。ショーン・ペンも勢いだけで演技してるし、ジュード・ロウは右往左往しているだけだし、ウィンスレットやホプキンスまで投入していながら、全然活用されていません。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-28 00:45:31)
10.期待し過ぎたかな。というかこのメンツ見て期待すんなってのも無理な話。あっちいったりこっちいったりで、豪華キャストがかなりもったいない。
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 4点(2008-07-21 11:32:15)
9.良くは出来ているが、..今ひとつ、深みが無い..ジュード・ロウが主役だったとはね~..(予想外でした) やはり映画として、物語として、ショーン・ペンが主役だと思って観ているから、焦点がぼやけてしまって、内容が薄っぺらく感じるのは否めない...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-11 17:24:10)
8.《ネタバレ》 J・ロウが、父親代わり(実父)まで追い込んで知事を守った意味が不明。ストーリーはちょっと中だるみかと思っているうちに終了してしまうのもあっけない。J・ロウは相変わらずの優男だけど今回の役柄にはあっていた。S・ペンも適役ですね。
kaaazさん [DVD(字幕)] 5点(2008-05-24 00:32:11)
7.これほどのメンバーを集めたとなると、当然その分ハードルも上がるわけですけど、越えられていませんね。ちょっと物足りないです。そもそも、最初は理想主義的だったスタークが何故あんなに堕落し、がんじがらめになってしまったのか、という点を十分描き切れていないので、観ている側は何となく置いてきぼりを食ったような感じになってしまいます。個々の俳優の演技とかは言うまでも無く見事だし、サイド・ストーリーも重厚で、ラストもいいのに、肝腎の本筋が中途半端とは、何とももったいないことで…。
鳥居甲斐守さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-29 22:09:18)
6.《ネタバレ》 ぞふぃさんほか皆さんのコメントに同意です。この作品は純粋な動機で政界に入ってゆき、そこを支持されて当選した知事が政治を進めてゆく上で「清濁併せ呑まなければやってゆけない状況」になってゆくところが主題でありだからこそショーン・ペンの昔を振り返った所の熱演が光ってくるはずなのに。どうでもよい所を時間かけて描いて主人公が殺されておしまいではね。主人公が感ずる政治の難しさや葛藤は?そんな状況が分かっていたからこそ付いていったジュードロウ扮する側近の心理描写は?そのような事を描くのは現在のアメリカでは禁止になってしまったのでしょうか。
rakitarouさん [DVD(字幕)] 4点(2008-02-13 20:13:52)
5.《ネタバレ》 うぅーん、もぉぉっっ!!って感じ。こんなにがっかりさせられた映画も久しぶりです。役者の顔ぶれなどからてっきりもっと骨太の社会派問題作かと思いきや、何ですかこりゃ。「実はずっと想っていた初恋の人をボスに寝盗られちゃってた」だの、「実は自分が追い詰めていたのは実父だった」だの(しかもそこからの立ち直りの早すぎること!)、この記者くんを表に引っ張り出したおかげでこの映画はただの昼メロもどきに成り下がったというわけですね。未見なのでわかりませんが、多分49年製作のオリジナルのほうが社会派として既にある程度完成されてしまっていたから、本作は違った切り口で描こうと努力した結果のことなのでしょう。が、それならもっとジャックとその周囲の人々の「人となり」を描かなくちゃ、こんな通り一遍の薄っぺらい描写じゃあきれてものが言えない状態ですよ。中途半端すぎ!ああ、スタークの遊園地での演説の辺りまで本当に迫力があってスゴイ!とワクワクしながら観ていたからものすごく残念です・・・二番煎じと言われようとやはり本作はスタークを中心においてジャックはその記録役として描いたほうがやっぱり良かったのでは?だいたい予告じゃそんな映画だと匂わせてるくせにこんな筋だったなんて詐欺じゃないですか。
とにかくそんなわけで欲求不満だけが残る映画でしたが、今は49年製作のほうを口直しに是非観てみたい気分。そっちもここでの評価はイマイチだからあまり期待はできないのかもしれないけど、それでもそれは「物足りない」所為はあっても、本作のように「裏切られた」所為じゃないと信じたいです。
ぞふぃさん [DVD(字幕)] 4点(2007-12-13 17:03:45)(良:1票)
4.なんかどーも、も一つなんだよね~。最後のシーンだってなんか、これ見よがしの『作り物』感が拭えないし・・・・。だからと言って面白くなくもないし・・・。吹き替えで見たからかなぁ・・。
さらさん [DVD(吹替)] 5点(2007-12-13 11:57:16)
3.《ネタバレ》 ペン演じるスタークが、その演説力にものを言わせて知事になるまではゾクゾクしておもしろかった。さすがショーン・ペンといった感じ。が、彼が腐敗に手を染め始めた背景はがあまり語られず、スタントン一家とジャックの間にあるわだかまりもいまいち説明不足な中盤以降はやはり物足りなかったです。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 6点(2007-11-10 16:43:21)
2.《ネタバレ》 知人が「面白かった♪」と薦めるので観てみたのだが・・キャストが派手な割りに全体的なトーンが暗くてアメリカの地方政治(特に貧しい田舎)の状況をつかむまでは、ちと退屈な感もありました、正直。しかし、アメリカの貧富・地方の貧困などがつかめてくるとドンドンと面白くなってきました。ちょっとマドンナの「エビータ」に似た状況なんですね。貧しい層から出た政治家が実権を握り、それまでの支配層との軋轢が起こり、本人も腐敗していく・・(あ、ショーン・ペンと言えばマドンナの元旦那ではないか・・と思ってみたり)。ラスト30分は緊迫してきて面白いですよ。まずは状況把握して観てください!
グレースさん [DVD(吹替)] 6点(2007-10-27 20:25:19)
1.《ネタバレ》 原作、49年版共に未見。当初は正義の志を立てるも、次第に権力に溺れて行き・・・というのは何時の時代、どの国の政治化家にも通じるものなのかなと思う。そんな部分でリメイクする価値もあるかとは思うが、面白い作品かどうかはまた別のお話。ジュード・ロウも頑張ってはいるものの、やはりショーン・ペンの為の作品かなと。
ぽーち”GMN”ありしあさん [映画館(字幕)] 5点(2007-06-04 21:00:15)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 5.11点
000.00%
100.00%
200.00%
315.56%
4422.22%
5633.33%
6633.33%
715.56%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review3人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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