1.《ネタバレ》 登場人物が多過ぎで、シーンが変わるたびに「この人は誰と繋がってて、どういうドラマを抱えてたっけ?」って頭の中で整理しながら見る感じ。この手の多重エピソードが同時進行してゆく映画としては構成力にやや難アリな感じがしました。それに大スターがいっぱい出ておりますが、多くは顔見せ程度の出番、出演者目当てで見に行くと物足りなさが残ると思います。でも、バレンタインデー1日を通して、小学生から高校生、若いカップル、老夫婦、そして・・・まで、様々な愛のカタチを盛り込み、ほかほかとしたキモチにさせてくれる点で、やっぱり安心ハリウッド定番ラブストーリーの世界はいいなぁ、って感じで。1日の時間の進行が判りづらかったり、1日の間でその気持ちの変化はどうなのよ?ってツッコミを入れたくなるエピソードがあったり、そういうところは確かに難アリなものの、頬が緩む微笑ましさも、爆笑もいっぱいあって、そしてもちろん甘いラブストーリーも沢山で楽しい映画に仕上がっておりました。「そう来たか!」ってオチの数々もまた楽しく。でも、アメリカって日本以上にバレンタインデーって大騒ぎなんですねぇ。そして、そんな状況に批判的な人もいっぱい、っていうのも日本と同じなんだなぁ、と。