11.《ネタバレ》 どんなキャスティングになったんだろうと、ひやかしで観たがまず健さん役のハゲおやぢにガッカリ。倍賞千恵子さん役の女優も憂いや陰がない。たこ八郎が長身の若者に、渥美清が黒人のおじちゃんになったのには笑えた。やっぱ、二枚目で誠実だけどどこか不器用な健さん、グダグダ感あふれる桃井かおり、モテないオーラ全開の武田鉄矢ならではのキャラがこの映画には不可欠のような気がする。でも不思議とラストの黄色いハンカチのシーンだけは妙に感動した。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 4点(2016-03-27 16:47:58) |
10.《ネタバレ》 アメリカナイズされながらも、一応忠実にリメイクはしてる。でもねえ、情感とか哀愁とかが皆無なわけで。キャストというか人物像に問題があるんだろうな。高倉健&倍賞千恵子に勝てるわけがないので、仕方ないけど。ケビンコスナーはやらなくて正解だったのかも。やっぱラストはロングショットにしないと。あんな近くで2組抱き合っちゃうとかありえないでしょ。国民性の違いと言ってしまえばそれまでなんですが。 |
9.有名な山田監督のオリジナル作品の原作はアメリカ発ですか。オリジナルと比べると主人公を含め登場人物の心情や行動が初めから終わりまで違和感だらけです。ラストのイエローハンカチーフの一瞬だけはちょっとだけ感動しましたが。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2015-03-23 22:22:59) |
8.高倉健に哀悼の意を表して『幸福の黄色いハンカチ』…のハリウッドリメイク版である本作を観賞。1970年代の日本→2000年代のアメリカという大幅な舞台変更の割にはかなりオリジナルに忠実なストーリーのため、製作側のリスペクトは多分に伝わっては来るのだが見終わってみるとやはり言い知れぬ「コレジャナイ感」に襲われる。健さん役の俳優がなぜかハゲ散らかした中年太りのオッサンだったりするのもこの違和感の一因ではあるのだろうが、やはり西洋的な価値観からすると日本的な義理人情の世界というのは理解してても表現するのはなかなか難しいのかも。あと日本版は共演が武田鉄矢と桃井かおりという反則級の濃厚キャストなのでそこを比べるのもちょっと酷ではあるかな(ちなみに桃井かおりは本作にもモーテルのフロント役でカメオ出演しており「野良ワニと戦う」素敵なシーンは必見)。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-01-12 04:38:30) |
7.《ネタバレ》 へぇ~こんなリメイク作品あるんだね~的趣きで鑑賞、突然な桃井かおりの登場に結構ビックリ。まさかご出演されてるとは、、、ノーマークでした〈笑)。全般的におおむねオリジナルに沿う展開で大きく改変されることなく、意外と淡々と進む感じでしたね。しかしこういった「日本的情感」をアメリカはじめ外国の方々がどう思われるのか、何かちょっと聞いてみたいものですな。まぁでもやっぱり点数的にはこんなところで、意外に可もなく不可もなく5点。 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-12-31 10:45:59) |
|
6.武田鉄矢と桃井かおりに替わる人物においては無謀ではない程度にオリジナルなキャスティングになっていてよかったと思います。ただ、ウィリアム・ハートがその なんか違うんだよなあ 健さんの面影を一個も引き継がれていないように感じたんだよなあ (悪い言い方してしまえば、容姿的に健さんとはまるで真逆のすっとこどっこいに見えてしまってたのだから さあ大変。そこがイタイところなんだ。) それにメイとの変なグタグタ感、ちょっと想定外の感じだったように感じます。それ故に、どうしても二人のハッピーエンドを見届けたいという気持ちにまでは持っていけてませんでしたね あの二人の間柄であれば やり直し後にもなにかとイザコザが絶えないんじゃなかろうかってさえ思えた。さてと、どうしたもんかねぇ 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-01 18:33:33) |
★5.《ネタバレ》 あれだけ独立した世界として完結している原作を、一体どうやってリメイクするのかと思っていたのだが、意外に、変えられる部分は変えていて、頑張って作っていると感じた。導入部の静謐な雰囲気はなかなかのもの。ただやっぱり、あの耐え忍ぶヒロインの凛とした誇りは、倍賞千恵子でないと難しいかな・・・。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-10-27 00:00:28) |
4.《ネタバレ》 製作陣は原作の良さを事前に充分認識した上でリメイクに取り掛かっていると思われ好感が持てる。日本映画独特の湿っぽさが抜けた影響も大きい。ビールを飲みたくなった。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-15 18:02:08) |
3.《ネタバレ》 思ったより忠実なリメイクだったが、オリジナルで武田鉄也が演じた役に当たるゴーディが若干危ない人っぽくなっている。ゴーディは軽いとはいえない悩みを抱えているし、性格も明るくは無い。盛り上げ役を欠いた結果、オリジナルより静かで、スマートな映画になったという印象。ウィリアム・ハートは高倉健のような渋さは無いが、役から考えると悪くない出来。悩みを抱える者同士が旅を通してそれぞれ良い方向に進めたということで、爽やかな映画ではあった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-24 15:31:53) |
2.《ネタバレ》 「幸福の黄色いハンカチ」にあったコメディな要素がほとんど存在せず、淡々と進むストーリーがちょっと物足りない、やはり武田鉄也、桃井かおりという日本の誇る二大「怪優」と比べると、主演の二人は「普通」すぎなんじゃないだろうか?決して駄作というわけじゃないけど、元作品と比べられるのはリメイクものの宿命なんで、評価は辛め、ところで警察署で出前のネェちゃんが持って来るのが「レバーフライ」ってのには笑った、ちなみに「幸福の~」では「ニラレバ炒め」である。 【るね】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-18 18:55:58) |
1.《ネタバレ》 不器用な生き方しかできない男が、長い年月を経て再び愛する妻のもとへ帰るというストーリー。とかくドライな現代にあってはファンタジーになってしまいそうではある。 ふたりの愛が長い年月を乗り越えるには、相応の何かがあるはず。極々普通の人間が社会でもがきながら生きる中で巡り会い、惹かれあい結ばれることを納得させるだけの何かを描かなければならないと思う。しかし本作ではそのあたりが山田版に比べ弱いように感じる。その原因はウィリアム・ハート演じるブレッドの性格付けが若干淡泊であることかもしれない。高倉健演じるところの島勇作のような内から迸る生きるエネルギーのようなものがあまり感じられないため、メイがそこまでブレッドに惹かれた理由が余り伝わってこない。 とはいえストーリーそのものが大変魅力的でることに違いはなく、ラストシーンではグッと来るし、全体に流れる穏やかな空気にも癒される。山田版に感銘を受けた人は見比べてみるのも面白いと思う。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-13 11:02:15) |