花様年華のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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花様年華

[カヨウネンカ]
In the Mood for Love
(花様年華)
2000年上映時間:98分
平均点:6.20 / 10(Review 75人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-03-31)
ドラマラブストーリーロマンス
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タイトル情報更新(2024-09-05)【Olias】さん
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監督ウォン・カーウァイ
キャストトニー・レオン(男優)チョウ・モーワン
マギー・チャン(女優)スー・リーチェン
レベッカ・パン(女優)スエン夫人
ロイ・チョン(男優)
小杉十郎太(日本語吹き替え版)
相沢恵子(日本語吹き替え版)
沢田敏子(日本語吹き替え版)
茶風林(日本語吹き替え版)
脚本ウォン・カーウァイ
音楽梅林茂
挿入曲ナット・キング・コール"Quizas, quizas, quizas"
撮影クリストファー・ドイル
製作ウォン・カーウァイ
プロデューサーウィリアム・チャン(アソシエイト・プロデューサー)
配給松竹
美術ウィリアム・チャン
衣装ウィリアム・チャン
編集ウィリアム・チャン
字幕翻訳岡田壮平
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55.メロドラマとしての格調の高さは大したものだ。狭さを意識した画面、その息をひそめている感じがいい。新聞社の無表情な大時計、赤いカーテンの揺れる廊下、と舞台もふさわしい。下の屋台へポットを持っての往復で、ちらちらと意識しあう男女。そのかすかな空気の揺れのようなものがメロドラマの味わい。ここぞというときに入ってくる憂鬱なワルツ、あるいはキサス・キサス・キサス。連れ合いが不倫をしている二人は、意地でも関係を結ばない。それが全編に緊張をはらませている。時代や社会やあるいは女の生き方についての思索など、余計なものを排除して純粋な織物を織りあげたって感じ。だからこそラストのカンボジアが引っかかる。あの時代の新聞社を舞台にしながらベトナム戦争に触れずに綴ってきて、ラストで竹の文化圏から石の文化圏のカンボジアに跳ぶあの画面の質感の急変、分からないからこそ、すごく引っかかる。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-12 10:52:15)(良:1票)
54.映像がいちいちキザ。バラード調のジャズなんかのミュージッククリップにちょうどいい感じ。アクションでも決定的シーンでもないのにスローモーションがきまるきまる。過剰に感じるところもままあるんですが、室内シーンの雰囲気ある光の使い方とか色彩が意外とイヤミがない。構図のせいだろうか。監督ウォン・カーウァイと撮影クリストファー・ドイルと美術ウィリアム・チャンの三者のコラボレートが独特の虚構の世界を作り出している。そのなかでトニー・レオンとマギー・チャンの歩く姿がひたすらセクシー。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-04-03 16:14:47)
53.これほどムーディな映画は、過去に記憶がありません。
大人の映画です。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-12 17:01:30)
52.《ネタバレ》 ちっとも話が前に進まないのに苛々したり、肝心の男の妻と女の夫が全然画面に出てこないのに苛々したり、最後の急すぎる展開に唖然としたりなど、見ているときは文句が多かったのですが、終わった後に醸し出される切ない雰囲気はやはり捨てがたいので甘めの点数。心の中で振り返ったロマンスの回想などというのはああいうブツ切りのものなのかもしれません。ただし、マギー・チャンのチャイナドレス七変化は、不倫ドラマの大前提である「生活感」を削いでいるような気がして、やっぱり疑問。●再見して、全編でマギーのお顔とお姿を、しかもひたすら美しく撮っているのに、今さらながらびっくり。もしかしたらそれこそが創作動機だったのかも。
Oliasさん [映画館(字幕)] 6点(2007-10-09 04:19:14)
51.赤を基調にしたクリストファー・ドイルの映像美が印象的。ストーリー的には大人の恋愛といった感じで、少々野暮ったいものの、「不倫」の予行演習を繰り返したりと、一線を越えないギリギリのラインでの駆け引きがユニークで面白い。トニー・レオンとマギー・チャンの演技力は言わずもがな。『恋する惑星』のポップさが好きな方には不向きかも。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-02 09:29:50)
50.あるときは、社長秘書として働く女の風景、女の夫が海外に出張に行くため物資が入手しやすく、女が知人のために外国行きのチケットや当時珍しい炊飯器を夫に頼んだり・・・とか風邪気味なのでしるこを作ったよ、とか男が書き物をするので、キミ手伝ってくれないか・・と女に頼んだり、男(チャウ)を相手に女が不倫している夫を問い詰める練習をしたりと、このふたりの「不倫とは言い難い」日常が、印象にも残らないような日常のエピソードが淡々と続くのみである。映像美だけを追求した画面の中で、このふたりの日常(密会)をただただ客観的に眺める映画・・・・でしょうか。節度を持った紳士と淑女のお付き合いをながめるだけの作品です。この映画にとってはストーリーなど、おまけにすぎないと思います。あえていうなら、この映画の見所はヒロインのチャイナドレスです。いったい何種類ものコレクションがあるんだろう、と思うぐらい彼女が登場するたび毎回違うチャイナドレスなのでした。監督が自分の表現したいものを自分の思うがまま映画にしただけ。好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、個人的にはダメでしたね。1回見たらもう2回目は見たくないという映画でした。
☆Tiffany☆さん [ビデオ(字幕)] 3点(2007-07-31 16:24:55)
49.《ネタバレ》 in the mood for love…美しいMTVを延々魅せ付けられて、薄ボンヤリとしかストーリーが印象つかない。不倫?恋?愛?チャイナ服の美しさだけでなく、トニー・レオンのオーダーシャツの襟の厚み、シルクのネクタイ、袖口のカフスの止め方がセクシー!ズボン吊り(死語)も含めて衣装全般に香港テーラーのMOODのセンスが窺えます。
成田とうこさん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-08 13:07:08)
48.台詞も展開も少ないが、映像に説得力があるのでついつい先が気になって観てしまう映画でした。トニー・レオンの演技もさる事ながら、マギー・チャンは本当に素晴らしい。終盤「今、隣に住んでいる人は素性すら分からないのよ」と言われた時の、あの思い出と悲しみが込み上げてくる表情は絶妙でした。マギー・チャンの方が旦那にいよいよ浮気を問い詰めているのか?と思わせておいて、実はトニー・レオン相手の予行演習だったり、デジャヴのような繰り返しの展開、シンガポール・カンボジアと飛んだ終盤の展開など少し分かりづらくしてる部分もあったが、ああいう見せ方を敢えてしてるんだと思えば監督の個性と捉えられるので、面食らう事は無かった。展開はさほどないのに、主演2人の演技力と独特の映像美だけで飽きさせない99分。ウォン・カーウァイって人はやはりタダモノではありませんね。
まさかずきゅーぶりっくさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-17 10:55:45)
47.ノスタルジーを感じさせる妙な空間。主役二人の粘っこい演技。このムードに酔って、しょうもない日常を忘れるべし。
ぷりんぐるしゅさん 6点(2005-01-03 10:02:27)
46.絵的には雰囲気が出ていて良いが、ストーリーが浅くてラストがダラダラ長い。
c r a z yガール★さん 5点(2004-12-27 05:40:52)
45.ウォンカーウァイらしく捻りを効かせたストーリー、ドイルらしい色調の絵に時折見せる小津調の構図や間合い、カット割など、超えるか超えないかのギリギリの駆け引きが時代でもあり、大人っぽくも見えよかったです。がラストがグダグダでまとまりも締りもなく???で2046はあんな所にでてくるんだね。次も見てみるか。
亜流派 十五郎さん 6点(2004-11-20 17:27:21)
44.最初はよく分かりませんでしたが、リズムに慣れてくるとまあまあ・・・みたいな感じです。ただストーリー自体は大したことないのでこの点数にしました。
リーム555さん 5点(2004-11-16 16:16:33)
43.まず観ている最中に気を抜くと意味が分からなくなってしまうので注意が必要です。  この監督さんは、簡単なストーリーをこねくり回して意味もなく難しいものに作り変えてしまう天才だと思います。
花守湖さん [映画館(字幕)] 8点(2004-11-14 18:03:00)
42.トニーレオンの九・一分けとマギーチャンのボディライン。艶かしい色彩と掴み難い展開は鈴木清順を彷彿させる。
michellさん 6点(2004-11-12 23:55:47)
41.《ネタバレ》 憂い、惑い、迷い、哀しみ……この映画の感情のすべては、マギー・チャンの“腰つき”に映し出される。悩ましげなその曲線美は、秀逸なる官能美と危険な恋の色香に溢れている。マギー・チャン自体ももちろんそうだが、映画全体の艶かしい空気感が圧倒的に美しい。「2046」を観た後に、それが「花様年華」の続編的作品であることを知り、慌てて観たのだけれど、なんだか今作を後に観たほうが、互いの作品の味わい深さをより感じることができるように思う。2作品に渡り、トニー・レオン演じるチャウは一人の女性を想い続けるわけだが、ついに二人は一線を越えることは無かった。そのことが、尚更に切なく、大人の“焦がれ”がじわりと染みわたる。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 9点(2004-11-10 23:29:07)
40.無人のホテルの廊下で深紅のカーテンが風に揺られているシーン等、何気なく挿入される映像にもコダワリが感じられる映画でした。マギー・チャンのチャイナドレス七変化も見応えアリ。背景やヘアメイクがレトロな感じで、あの時代の退廃的な雰囲気とざわついた世情をうまく描いていると思った。ウォン・カーウァイ監督さすがです。特に気に入ったのは、屋台へ夜食の買い出しに行く彼女が薄暗い路地で彼と何度もすれ違うシーン。セリフもなく物憂げなワルツのBGMと微妙な陰影のある映像にすごくドキドキした。それでも6点なのは、単に主演の二人が(キャラ・ルックス共に)私の好みではなかったのでごめんなさい。
lady wolfさん 6点(2004-11-10 03:57:10)
39.「2046」の予習のために見ましたが大人の淡々とした恋愛はまだまだ子どもの私には難しかったです。 普段着としてのチャイナドレスがかわいかったです。
ジョナサン★さん 5点(2004-10-26 13:01:08)
38.《ネタバレ》 「結ばれました」「結ばれたかった」・・彼のささやきは、いずれかでありましょう。でもどちらでも良いです、どっちも考えられるので嬉しいです。(←11/1追記:あーん、この謎は『2046』にてほぼ明かされているような、そうでないな、、。)ベッドを横にしても簡単に踏み切れない、踏み切らない二人の気持ちは中年には痛いほどしみますね。寝ない・脱がない・配偶者が映らない、、これがいいです。F字の髪型もバッチグーな女盛り(これが花様年華ですんか、なるほど)のマギー・チャンが着こなすチャイナのプリントが場面場面の感情を出していて楽しめました。高揚を表す花柄が私は好きですわ。彼女が夫を嫌悪しているわけではない、という女心を出す幾シーンが大変良かった。手まで演技するマギー、うまいなぁ・・アップになると生田悦子にも吉永小百合にも見えますわ(喜)。アンコールワットの長映しと部屋番 2046 は嫌味かも。あきんどやねぇ(←11/1追記:嫌味でもあきんどでもありません。『2046』に必要やった。)
かーすけさん 7点(2004-10-11 15:14:50)
37.トニーレオンかっこいい☆マギースタイルいい☆
ぷりんさん 5点(2004-07-26 12:44:35)
36.トニーレオンがかっこいいことに意義なし。ただラストは好きじゃない。
ドレミダーンさん 9点(2004-07-11 18:13:33)
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【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 6.20点
000.00%
100.00%
222.67%
356.67%
468.00%
51621.33%
61013.33%
71418.67%
81520.00%
968.00%
1011.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review4人
4 音楽評価 8.60点 Review5人
5 感泣評価 3.66点 Review3人
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