復讐の荒野(1950)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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復讐の荒野(1950)

[フクシュウノコウヤ]
The Furies
1950年上映時間:109分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ウエスタンモノクロ映画小説の映画化
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監督アンソニー・マン
キャストバーバラ・スタンウィック(女優)バンス・ジェフォーズ
ウォルター・ヒューストン(男優)T・C・ジェフォーズ
ウェンデル・コーリイ(男優)リップ・ダロー
ジュディス・アンダーソン(女優)フロ・バーネット
ギルバート・ローランド(男優)フアン・エレラ
ボーラ・ボンディ(女優)アナハイム夫人
アルバート・デッカー(男優)レイノルズ氏
ウォーレス・フォード(男優)スコッティ・ヒスリップ
脚本チャールズ・シュニー
音楽フランツ・ワックスマン
撮影ヴィクター・ミルナー
リー・ガームス(ノンクレジット)
製作ハル・B・ウォリス
特撮ゴードン・ジェニングス
美術ヘンリー・バムステッド(美術監督)
ハンス・ドライヤー(美術監督)
サム・カマー(セット装飾)
衣装イーディス・ヘッド
ヘアメイクウォーリー・ウェストモア(メークアップ・スーパーバイザー)
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2.《ネタバレ》 なんだかマカロニチックな邦題ですが(そういや『荒野の復讐』ってのは確かにありましたねえ・・・)、1950年、アンソニー・マン監督作品。西部劇と言いつつ、中身は父娘の愛憎劇。一種のホームドラマでもあります。
頑固ジジイの父親が父親なら、娘も娘。なんというか、リア王の悲劇は娘が3人いたことではなくって、一人でも充分だったんだなあ、と。
娘を演じる主演のバーバラ・スタンウィックが、素晴らしくハマリ役。髪型見てるだけでもイライラしてくる(笑)。いや、彼女だけでなく、登場人物みなそれぞれ、クセあり、インパクトあり。
ストーリー展開は、最初はじっくり、映画の3分の1くらいから、波乱が起こり始めます。なかなかにエゲツない展開。たしかに邦題の「復讐」ってのは、ひとつのキーワードになってます。
終盤、起死回生の父親が張り切るシーンが、印象的。その先には破滅が待ち構えていることを、見ている我々は予感しているだけに、余計に印象を強くします。
ラストは、大団円とは言えないまでも、せめて小団円か、と思わせて、それすらも否定する徹底ぶり。そこまでやるか、と。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-03-16 05:49:44)
1.《ネタバレ》 父親が地主で一大ボスなのですが、その父親に娘として愛されながらも、堂々と自分の意見も通すヒロイン。そこにふらりと現れる、格好良いながらも言動は割と勝手で最低な男。これは、ウエスタンの体をとりながら、ほとんど「風と共に去りぬ」の世界です(!)。そこに幼なじみの男とか父の再婚相手の女とかも上手く絡んで、濃厚なドラマを形成しています。全体としては、本来なら連ドラ向きの素材を2時間弱に押し込んでいるので、やや早回し気味の感は否めませんが(絞首の場面などはいかにも唐突です。後で劇的に生かされてはいますが)、それでも、一つ一つのシーンが無駄なくつながっている構築力には、味わい深いものがあります。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-23 02:02:05)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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600.00%
72100.00%
800.00%
900.00%
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【アカデミー賞 情報】

1950年 23回
撮影賞ヴィクター・ミルナー候補(ノミネート)白黒

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