3.《ネタバレ》 デビッド・リーン監督の作風はどんなだろう?と期待しました。
モノクロ作品なので、オープニングの脱走のシーンの怖いこと。
囚人はどんな悪人かとハラハラし、少年はどうするの?とすっかり感情移入しました。
それからは、少年ピップの波乱万丈な人生に、共感したり少しがっかりしたり・・
印象的なのは、憧れの人エステラの魅力と、ミス・ハビシャムの亡霊のような生活の取り合わせの妙。
ホラー映画か?と思わせるほど蜘蛛の巣やホコリのお城に、はつらつ美少女ですもの。
目を見張りました。
分からなかったのは、どうして恩人のマグウィッチが罪に問われるか?
原作には詳しく書いてあるのでしょうか?
このお話し、いつかは本でも味わいたいと思いました。