★6.実相寺監督らしい独特のカメラワークや暗黒背景映像は堪能できましたが、見どころはそこだけでした。どうでもいいような内容を、さしたる筋書も展開もなく、延々2時間以上も見せられると、さすがにこれは何かの我慢大会なのかという気になってきます。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 2点(2023-09-08 01:15:37) |
5.難解なセリフが多いですが、1971年当時世の中に満足せずに独自のユートピアを探そうとする若者たちの雰囲気はつかめました。独特なカメラワークと音楽も印象深かったです。私も岸田森の死に顔に爆笑しました。 【みるちゃん】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-05-16 13:39:40) |
4.《ネタバレ》 カルト化したユートピア社会主義・原始共産主義的コミューンに関わった2組の男女の思想的葛藤とその行く末を描いた映画。CSチャンネルで予告を見て面白そうだったので観賞。予告編の印象からして70年代和風ドラッグムービーかと思いきや、意外と真面目な内容の作品だったので良い意味で裏切られた気分。繰り返し出てくる奇矯な演出やエロシーンは割と観てて飽きないが、映画として面白いかと問われれば「微妙」と答えざるを得ない。良くも悪くもユートピア思想が幻想である事を再確認するための一本。ただし、この映画の公開後しばらくしてカンボジアでポル・ポト政権が誕生したのはまさに皮肉としか言いようがない。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-05-11 17:28:17) |
3.最初のうちは、アートごっこが流行った70年代の自己満足映画かと思ったら、意外とそうではありませんでしたね。驚いたのは「本当にこの時代に作られたの?」と思えるほど、まったく古さを感じないところ。むしろ、表現力のレベルなどは現代の映画を圧倒しているかもしれません。内容は、この時代に生まれた思想的なメッセージを映像化していたのでしょうが、話そのものはあまりよくわかりませんでした。でも最後まで目が離せなかったし、何度も何度も出てくるエロ描写にもセンスを感じました。コメディ的要素は一切ないにも関わらず、上映当時、館内中を大笑いさせたという岸田森の死に顔、確かに笑えました(笑) 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-04-25 22:41:39) |
2.原始共産主義的ユートピア思想を能書きタップリに聞かせてくれる。だんだんどうでもいいよと言う気になってしまうが、ウルトラセブンをタップリ見て育ってるんで許せてしまう。映像的にもセブンで見たような映像満載で嬉しくなってしまう。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2005-02-08 23:41:45) |
1.70年代の日本の映画を観るってのもたまには良いもんです。内容はエセ芸術を良いことに脱ぎまくりやりまくりって感じの作品ですが、棒読みの台詞回しが何故か新鮮に思え、そこがまた味わいがあって良いです。 【イマジン】さん 7点(2002-08-10 14:10:03) |