41.《ネタバレ》 非常にわかりやすい史実に基づいたストーリーであるので結末は容易に読めるが、VHSが普及した背景を知らない人には興味深く見れるんじゃないでしょうか(興味がないと言われればそれまでですがw)。 私は結末がすぐ読めましたが、それでも「松下」の決断には素直に感動しました。 ・・まあ、何回も見る映画ではありませんが、1度くらい見る分に損はないでしょう。 【アップルマーク】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-02-04 00:33:05) |
★40.《ネタバレ》 硬派な題材に期待したのですが、全然期待外れでした。一番の原因は脚本の稚拙さで、会社で同僚や部下上司がそんな会話しないでしょというやりとりがあまりにも多すぎです。現実に会社勤めの人は多いんだから、そんなアラはすぐばれると分かっているはずなのに、手を抜きすぎですよ。30年前の時代を扱っているからといって、脚本まで30年前の水準にしなくてもいいのに。あと、各シーンがあっさり流れて細切れすぎなのも難点で、仲代幸之助が製品を初めて見る場面とか、夏八木社長が決断する場面とかに至っては、制作者はこの場面の重みをどう考えているのか、嘗めてるんじゃないかと言いたくなるほどです。なので、何で最後に社員が盛り上がるのかも分かりません。相変わらず美しい(ちょっと老けたけどね)真野響子様に3点。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 3点(2006-11-19 00:11:27) |
39.番組自体が今日の昭和ノスタルジー・ブームの先駆けでもあるし、「プロジェクトX」の題材はどれもこれも映画に向いてるとは思う。しかし出来がこの程度では、45分のテレビ番組にすら負けている。もちろん感動的実話に違いはありませんけど、何もかも中途半端で凄くもどかしい。脚本の最大の失敗は開発の技術的部分を省いたこと。観客に小難しい技術説明は必要ないと思ったら大間違い。こういうディテールこそが物語に説得力を与え、西田敏行の奮闘や松下幸之助の英断(?)に涙できるのです。それに演出も、基本は手持ちカメラなのに全然ドキュメンタリー・タッチにはなっておらず、映像がユラユラ揺れて単に貧乏臭いだけ。実話の骨子でウルッとくる場面もありますが、映画としては三流の仕上がりです、5点献上。 【sayzin】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-11-15 00:01:57) (良:1票) |
38.結末が分かっているので過程を楽しむべき映画かもしれない。西田敏行の演技を筆頭に全体的にちょっと一本槍な感じで途中で飽きてしまった。24時間体制の恐怖が描けていないと思うが、メーカーの心意気は伝わってくる。 【ぷりんぐるしゅ】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-11-13 21:59:34) |
37.なかなか感動した。役者陣が良い。本物の日本映画って感じがした。下手にアイドルとか商業的な役者を使っていないところに好感を持てた。 【あしたかこ】さん [地上波(字幕)] 6点(2006-11-12 22:15:03) |
36.ツタヤで中古ビデオが100円で売られていた時「時代はDVDにうつっているんだなあ」と思ったが、同時にこの映画の事を思い出しました。VHSビデオが誕生するまでの実話ですが、勿論脚色もされていると思います。それでも技術者のビデオデッキ製作にかける情熱みたいなものがひしひしと伝わってきて感動しました。西田敏行、渡辺謙をはじめとしたキャスティングも皆見事だったと思います。企業に入るといかに上の堅い考え方を曲げるのが大変な事かが分かりました。改めて敬意を評したい。佐々部監督の作品はヒューマン物が多いが、これが1番好きです。カシオのデジカメ誕生秘話の映画も観てみたい! 【まさかずきゅーぶりっく】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-30 14:31:53) (良:1票) |
35.これはもう、エンジニアが観たら泣くしかないでしょう。会社員だって結構熱いんですよ。これ一本で佐々部清ファンになっちゃいました。しばらく観続けます。大満足。 【アクシス】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-27 20:42:12) |
【かじちゃんパパ】さん 5点(2004-12-01 12:55:53) |
33.これは理工系の人がみると1点くらい上がるんじゃないですかね.実際はもっと泥臭かったり,かなり脚色していることが予想されますが,最後の人文字はそんなことを全て忘れさせてくれます.感動しました. 【マー君】さん 8点(2004-06-13 16:16:16) |
32.《ネタバレ》 感動的な話で面白かった。ただ、車での会話シーンは合成なんか使わずにちゃんと撮ってほしかったな。 【夏目】さん 7点(2004-06-12 14:05:50) |
|
31.《ネタバレ》 隅に追いやられた大企業の中の一セクションで、部下達の生活と社運を賭けて発奮した企業戦士の実話という点で感動。 松下幸之助にアポ無しで迫り、販売活路を切り開く場面は私利私欲の無い企業戦士の鑑として残るであろう姿です。 私たちが何気なく使っているVHSビデオにはこんな逸話があったのかと胸の熱くなる作品でした。 【白狼】さん 8点(2004-06-09 04:33:17) |
30.今はリストラが始まれば皆保身に走り、自分だけが助かればよいという風潮で、手のひら返したように昨日の友は今日の敵となる。30年前の日本企業はまだノンビリしていたというか余力があったんだなあと感じる。この事業部長が骨太だったというのもあるが。人間調子がいい時は皆愛想良く振舞うけど、窮地に立たされた時に本性がでるんだよね。今は会社が家族だなんて思っている人は殆どいないだろうけど、それでも誰かと付き合いながら仕事はしなきゃいけないわけで、その相手が本当に信用できる人間なのかどうかを見極める必要がある。その見極めが難しいから大変なんだけど。 |
29.私の家の一番最初のビデオはベータでした。ベータのおかげでしなくても良い苦労をさせて頂きました。レンタルビデオにないとかさぁ~。もう少し早く開発してくれてればすんなりVHSを購入しただろうに・・・。ってそう言う話ではないですね。映画はまあこんなもんでしょうか?プロジェクトXでも良かったような・・・。いっそNHKでドラマ化しても。 そうすれば技術者さんたちの苦労が分かったかも。 【あずき】さん 5点(2004-05-02 20:26:43) |
28.Betamaxとの競争や、社内上層部の無理解と戦う西田敏行の活躍に主な焦点が向けられているが、現場の技術者がどの部分で苦労してたかということをもう少し描写して欲しかった。ただ工場内で顔をしかめているだけでは彼らの働きが今ひとつ伝わってこないし、単なる脇役ではないと思う。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2004-04-06 21:20:03) |
【愛人/ラモス】さん 8点(2004-04-06 15:39:26) |
26.不景気な世の中に元気をくれる映画。日本て元々、島国であったが故に、他国から材料を仕入れて、手先の器用な技術で加工して販売したり、輸出したりして大きくなってきた、言わば商社みたいな国。その器用さが世界のブランドになり、メーカーの信用になり、大きなマーケットを動かす存在にまでなったのでしょう。この映画はそんな日本のがんばりを、もう一度思い起こさせる景気づけの映画。俳優達の個々の演技どうのこうのより、そんな気概に満ち溢れている映画。題材がビデオデッキと言うだけで、真のメッセージは働く人、1人1人への応援のような気がします。 【映画小僧】さん 7点(2004-03-10 16:16:38) |
25.見るときの気分によってはとても勇気づけられる映画だと思いました。 【海野やよい】さん 5点(2004-02-23 03:25:13) |
24.西田敏行の熱演に引き上げられて無難な感動を味わえる、正統派の良作になっていたと思う。 V.H.S.が採用されるかされないかは周知の事実だが、それでも結構ハラハラさせられた。 しかしそこで引っ張るよりは、誕生までの過程と技術者たちの具体的な苦労秘話ももっと綿密に描いてほしかった。 こんな成功の裏では無念の涙を飲んだ珠玉の製品も無数あることだろう。 そんな人たちの熱い思いもいつか報われますようにと祈らずにはいられなくなった。 松下幸之助役の中代達矢は少ないシーンで見事な存在感を示していた。 初監督の作品としては上出来だと思った。 【Beretta】さん 6点(2004-02-20 02:36:50) |
【リーム555】さん 6点(2004-02-18 18:13:01) |
22.大変お美しい映画である。西田敏行のこってりおデブがいかにも技術屋然としていて良い。挫折、苦悩、確執、成功とストーリーもこってりだが、胸にぐっと込み上げてくるものがあり、目頭が熱くなり、火が出て燃える。ここのレビューをみて、その熱気を冷ますも、やっぱ熱いんだよ。松下幸之助が。まじで渋い。彼の存在感は満点。そこそこに面白い作品。ま、損はしてないかなって感じ~。みたいな~。はい。こってり味が好かんひとはDVDでみるとあっさり感じられるかもしれません。数年後には涙なみだのDVD開発秘話を映画化。邦題は「円盤はまた回る」(うそ)。 【機械】さん 6点(2004-02-16 00:17:46) |