12.《ネタバレ》 80年代青春映画の巨匠であるジョン・ヒューズのデビュー作。本作で彼の作品の常連となるモリー・リングウォルドとアンソニー・マイケル・ホールが初めて起用されるが、やはりリングウォルドの発掘は大功績だったと言えるでしょう。たしかに彼女ほど同世代女性ファンから支持された女優は稀有で、ほぼ社会現象と言えるレベルでしたからね。この時彼女は15歳、まあ子役とは言えない年齢ながらも若くして脚光を浴びた俳優は伸び悩むというジンクス通りになってしまったのは、残念ではあります。 この映画は数あるヒューズ作品の中でももっとも下ネタがキツいという指摘は的確だと思います。現在のコンプラやポリティカル・コネクトネスの基準からすると、炎上必至と思われる内容があるのも事実です。一人だけ登場するアジア人キャラの扱いや、パーティでのジェイクの言動がいわゆるデートレイプを容認しているようなところなどです。まあ他愛もないコメディなんで目くじら立てるなとも言えるのですが、確かに中国人留学生の描き方はちょっと度が過ぎているって感じます。だいたいからして、全部観たとは言わないけど、黒人がキャスティングされたりストーリーに絡んだジョン・ヒューズの映画が記憶にないんですよね。アジア系とはいえ有色人種が登場するだけでも珍しいとも言えますかな。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-12-20 21:39:02) |
11.「りぼん」とか「別マ」に載ってたマンガみたい。片思いの甘酸っぱさ、賑やかな周囲と自信が無くて不器用なヒロイン像とか。もう王道すぎて話は至って平凡。 こういうのって読者が主人公にいかに共感できるか、が大事だったのです。モリー・リングウォルドという逸材を見出したジョン・ヒューズの慧眼には唸りますね。 一般の女子が共感するには美人すぎてはいけないし。ブロンド以外が望ましく、でも小顔でスタイルは均整がとれていて、ふくれっ面をキュートに演じられる。 「わたしでもモリーにならなれそう」このあたりの支持を獲得したモリー。大ブレイクしても、凄く洗練されもしなかったのがなんともいえず貴重で尊いのでした。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-05-22 20:34:23) |
10.この手の青春、片想いものってだいたい内容はこんな感じだけど、これは余計でつまらない掛け合いやエピソードが多くて興ざめ。「プリティ・イン・ピンク」や「ブレックファスト・クラブ」に及ばない。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-11-19 23:44:16) |
9.《ネタバレ》 頼み事とはいえ、脱ぎたてパンツをプレゼントするのはやりすぎだなぁ(笑)。 ホームステイの中国人が出てくるたびにドラの効果音が鳴るのは時代を感じるね。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-10-10 18:42:55) |
8.私もかつては「モリー・リングウォルド=美形」と思ってた時期が確かにあったハズなのですが、本作を観てると、あの思い込みは一体何だったのかと。いや、まあ、コレはコレで、いいのですが。 姉の結婚式を迎え、自分の誕生日を家族に忘れられた少女が主人公。学校の上級生に憧れているけれど、その上級生にはグラマーな彼女がいて・・・で、だからどうというワケではなく、妙なドタバタばかりが続いていくのですが、主人公もサエないし、彼女が憧れる上級生も、何だかイケすかない。ましてやそれ以外の登場人物なんて、謎の留学生とか(こうやってすぐ東洋人を笑いものにするのもどうか、と思わんでもないけど)、例によって例のごとくアンソニー・マイケル・ホールとか、ほとんど妖怪みたいな連中ばかり。で、まあ、バカバカしい割に、そんなにオモシロくもないのですが、ひたすらとっ散らかしていく(ストーリー面だけでなく画面上も)この雰囲気、要するに「青春」ってキレイなもんでも何でもなくって、要するにこの感じ、なんだよな~、と。 登場人物たちの誰ひとりとして、積極的な好感は持てないけれど、誰もが何となく、憎めない。で、こういう町があって、こういう家族がいて、そんな中で、人間関係が微妙に変わっていく、人が成長するって、そういうもんだよね、という軽いタッチで、やっぱり映画自体もまた、何となく憎めないのです。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-09 15:36:18) |
7.ブレックファスト・クラブファンにはたまらないかもしれません。あの80年代丸出しの音楽とノリ、キューザック姉弟の共演、リングレッツと呼ばれたファンたちはここからモリーにくぎ付けになったに違いありませんね。等身大の高校生、喜怒哀楽をしっかり表現しているし、脇をアンソニー・ホールたちがしっかり固めているのもよかった。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-19 09:10:33) |
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6.《ネタバレ》 おバカムービー。でもリングウォルドが可愛い! 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2013-06-08 02:46:11) |
★5.《ネタバレ》 笑わせようとしている箇所がすべってばかりで、本筋と関係ないシーンも多く、見ているときはマイナスイメージばかりだったのですが、強引なハッピーエンドぶりに、終わってみたら何となく許せてしまいます。内容を的確に象徴させた原題がいい感じですね。ただし、ジャスティン・ヘンリー君があんなになっちゃってたのは、見なかったことにするべきなんでしょうか・・・。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-05-11 02:50:13) |
4.M・リングウォルドが見たくて鑑賞しました。当時の実年齢が若いので仕方ないのかもしれませんが、あまりにも子供っぽく描かれていて、拍子抜けでした。当時たくさん作られていた、ティーン映画の1本に過ぎません。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-01-13 15:57:54) |
【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-02-15 21:19:26) |
2.なんかこっ恥ずかしいのですが,この手の80年代学園青春もの大好きなんです.いつになったら大人のドロドロした恋愛ものがわかるようになるのでしょう. 【マー君】さん 6点(2004-06-21 23:51:32) |
1.主人公と同じ歳だから、先輩に恋するという気持ちはかなり分かる。でも、ありきたりな内容だった。 【アンナ】さん 6点(2004-02-26 22:21:57) |