8.《ネタバレ》 衣装がとても素敵。若尾さんも綺麗。でも、映画はいまいち。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 5点(2019-01-31 23:01:23) |
7.新助が最初に人殺しをしたシーン、あのシーンが一番ドキドキして見れた。 新助は酔っ払っているのに強かった。殺されるのかと思った。 刀をこねくり回すのは気持ち悪かった>< 【アキラ】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-03-25 11:13:17) |
【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-03-11 22:15:48) |
5.《ネタバレ》 話がお粗末の一言に尽きる。 「女郎蜘蛛の刺青を彫られ、男を食い物にする」 こんなセリフが冒頭で語られ、予定調和に話が展開。 そして最後はみんな死んで終わり。 何たる安易な内容だろうか。 増村保造×若尾文子のコンビによる、若尾文子の妖艶さと演技だけが見所という作品だった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-12-17 20:40:27) |
4.《ネタバレ》 照明が近いので影が大きくなる。また横向きの場合コントラストが強く、正面の場合ノッペリとする。それでなにか非常に「狭い」感じが出てくる。人物も凝縮していく感じ。あんまり大らかな人物は登場しない話だし。「伝奇もの」でもないんだよなあ。女郎蜘蛛を彫られてから女が変化していく、ってんでもなく、その前からそういう感じで演出してた。だからいくら若尾文子が「だました男に復讐してやるんだ」って言っても、口実みたいになっちゃう。それでいいんだろうね。口実なんだよ。魔性の女には違いないけど、それは彫りもののせいなんかじゃなく、女の本質なんだろう。それを映画は怖がってるだけじゃなく、突き放して笑って見ているところがある、もちろんまわりの男たちも含めて。女がそそのかし、男が「またやってしまった…」と青ざめる繰り返しに、何か、夫婦漫才みたいな感じがチョロッとある。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-05-05 11:57:23) |
3.脚本は新藤兼人だけれども、谷崎の原作をふくらませ、じゃあお艶という女はどのような女なのだろうか、刺青を施したあと、どんな生き方を送ったのか、ということに想像力をふくらませて行く。これがもう徹底的な悪女で、お艶を演じた若尾文子の強烈な演技も合わせて、あっけにとられるような世界になっている。撮影が宮川一夫で、典型的な江戸の世界を舞台のように美しく撮っている。増村保造監督としても「卍」(これも谷崎の原作)以来のカラー作品で、一面毒々しいほどの色彩にあふれた、虚構性の強い作品に仕上げている印象。ただ、原作のひとつの主題である、彫り師新吉の美意識などはもうねじ伏せてしまった印象で、これを谷崎潤一郎の小説からの作品とすると、あれこれと不満は噴出してしまう。まあ増村保造監督もこの演出を楽しんでいるみたいだから、これはこれでいいか。傘をうまく使った、雨の中の殺人のシーンが素晴らしかった。 【keiji】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-04-07 15:35:13) |
2.増村保造監督の演出は冒頭からいかにも増村節全開で、背中の刺青がものすごいインパクトを放っている若尾文子がここでも悪女役を熱演しているのだが、何か物足りない。宮川一夫の撮る映像の美しさや大映らしい西岡善信の美術も素晴らしく、完成度としては申し分ない出来の映画なのだけど、どうもこの若尾文子演じる主人公お艶にイマイチ魅力が感じられなかった。さっき書いたように若尾文子は見事な熱演ぶりであらためてこの女優にはこういう役がよく似合うと思いながらも同時にどこか違うと思ってしまった。まだ若尾文子が悪女を演じる作品はそんなに見ていないような気がするが、同じ増村監督とのコンビ作での悪女役なら「妻は告白する」の滝川彩子のほうがずっと魅力を感じる。増村監督の時代劇としては「好色一代男」に比べるとずっと彼らしい作品になっていただけに、この点だけは本当に残念だった。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-12-06 14:33:15) |
1.《ネタバレ》 若尾文子と増村保造は身を削ってフィルムに刻み込んでいるのだな、と実感してしまう。とにかく凄まじい世界。でもそれが美しい。惜しむらくは、最後にすべてのけりをつける彫り師の描き方が弱い。そこが描けてれば完璧だったのに。佐藤慶はこの頃からねちこかったんだね。 【いのうえ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-02-15 00:24:58) |