19.父親は自殺してすでに他界。生前、エリート実業家だと思っていた兄は実は運び屋だった…。兄を殺した犯人に訳も解らぬまま拷問を受け、兄の友人と名乗る男に助けられたかと思えばまた追いかけられ、ひたすら走って走って逃げるハメに。いくらマラソン好きでも人間不信になるよ。 【SAEKO】さん 4点(2004-01-24 13:02:40) |
18.マッカーシズムやナチ残党など結構重いテーマをモチーフにしながら、終始不気味なサスペンスが続く。兄の正体やなぜ襲われるのかが半ばくらいまで分からず、後半一気に話が動き始める。兄が襲われ手を怪我するところや歯科道具で拷問されるところ、刃物を使うところなど、「痛い」シーンが多くてその印象が強い。 【キリコ】さん 6点(2004-01-18 23:28:48) |
17.マッカーシズムの犠牲になって自殺した父親に対する兄と弟それぞれの思い。ナチの残党とユダヤ人。業を背負った人間達の姿を言葉少なに演じる名優達の硬質な演技が光る。ダイヤモンドの商売と言えばユダヤ人。ダイヤの為にユダヤ人だらけの通りを歩くナチの残党を指さして「白い天使よ!人殺しよ!」と叫びながら追いかける老婆の悲痛な姿に「なんて怖い映画だ」と思わずつぶやいた。子供の頃見た時は単に面白いサスペンスだと思ったが、今改めて見ると非常に骨太な作品だったのだなぁと感心。「マラソン」との関連も絶妙。 【黒猫クロマティ】さん 8点(2004-01-16 12:43:14) |
16.歯医者に行く度マラソンマンを思い出してしまいます。 【ケンジ】さん 5点(2003-12-14 23:39:23) |
15.皆さんのレビュー読んで、期待しすぎたのがいけなかったのか、あまりピンと来ない話でした。あの拷問シーンもそれほど?って感じだし、ストーリーもなんだか?でしたね〜。オープニングシーンは凄く好きで”これは私の好きな映画に違いない!”って思っただけに、ちと残念賞でしたね |
14.たしか高校生の頃にTVで初めて見ました。「拷問」「歯」で真っ先に思い浮かぶ映画です。先日DVDであらためて見たのですが、やっぱり面白い!ローレンス・オリヴィエの悪役ぶりが印象に残った方、何も聞かずにぜひ「ブラジルから来た少年」という映画も見て下さい!びっくりしますよ。 【あおみじゅん】さん 8点(2003-10-26 19:46:55) |
★13.ホフマンじゃなかった観ないだろなぁ~。しかしあの宝石、もったいないね。 【アキラ】さん 4点(2003-09-20 20:03:28) |
12.歯のシーンの印象が強烈なのにストーリーや映像などは印象が薄いです。 【omut】さん 4点(2003-08-04 07:51:05) |
11.ストーリーは語れるほども覚えていませんが、子供ごころにもローレンスオリビエの悪党ぶりは怖かった。で、名物の歯医者道具をつかった拷問・・・・方法を聞いただけで痛みが全身をつらぬきます。神経を針でさすなんて・・・・・えげつなすぎます。ビデオかりてまたみてみたいです。 【うーたーまん】さん 10点(2003-06-01 02:04:57) |
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10.序盤の不気味さは本当に見事。カメラもイイ。しかし展開の崩れ方に興醒め。訳解らん。拷問のシーンも「痛み」しか伝わってこない 【venom】さん 6点(2003-05-26 03:42:33) |
9.怖かった。歯を抜かれて、走るなんて最悪。今でも歯医者に行くたび、思い出して、この主人公よりマシだと思っています。ローレンス・オリビエが本物の悪党という感じでそれまで、いいオリビエしか見たことなかったので、逆にものすごく怖かったです。 【大木眠魚】さん 7点(2003-05-21 01:48:28) |
8.我が家では、どれくらい痛いかを表すのにマラソンマンを基準にしています。「三分の一ダスティン」とか言います。 【たーしゃ】さん 7点(2003-04-16 22:56:33) (笑:2票) |
7.ダスティン・ホフマンも熱演だったけど、ローレンス・オリヴィエの、罪業が肌から吹き出るような演技表現に凄みがあり、さすが名優だと思った。 【アンドロ氏】さん 7点(2003-01-15 20:44:30) |
6.「ジョーズ」のロイ・シャイダーが出ているというだけで、小学生の時に何の予備知識もなく見ました。怖くてショックでしたよ(笑)。ダスティン・ホフマンが出ていたのも知らなかった(笑)。ますます歯医者がこの映画によって嫌いになりました(爪▽爪) 【RYO】さん 3点(2002-05-10 09:10:46) |
5.古いのにも関わらず、サスペンスというかんじを十分感じました。始めから終わりまで退屈しませんでした。 【チャベス】さん 8点(2001-10-19 23:24:58) |
4.拷問シーンが怖いのもさることながら、悪が日常に溶け込んでいる事が恐かった。 【まき】さん 8点(2001-07-29 11:51:04) |
3.オリビエ扮するゼルを見つけて叫ぶ老婆の白い天使という徒名は、ヨーゼフ・メンゲレの「黒い天使」がモデルだね。事実ボリピアに住んでいたし。枯れたヒマワリが象徴する、故国ドイツに似た湖畔の隠れ家。記憶の風化につけ込んで米国社会に根付こうとする勢力。歴史の犠牲者を忘れないぞ、という「良心」を感じた作品。マラソンに凝っているホフマンが、汗だくのまま受講資格の難しいリーゼンサール教授の講義に出席し、質問に心密かに応答するシーンや、「米国での圧政の歴史」が大学院課程のテーマだ、と述べるのも父親を自殺に追い込んだ偏見への怒りと、その時弟子で今はコロンビアの教授であるリーゼンサールへの挑戦の気概と観る。事実、教授は後で彼の苦境を恥ずかしそうに助けようとするしね。医師であったメンゲレとの対比か、ゼルが歯科医という設定は御愛敬。ロイ・シャイダー扮する兄が、年上女の嘘を見破るシーンも、裏家業を隠して弟を思う気持ちが出ていた。兄弟二人とも苦学したのだろうしね。こんなしっかりした作品を誰かまた作ってくれないかな。 |
2.これは半端じゃなく凄い作品。きっとこの映画は“痛さ”ということがテーマなのかな(?) <ねたばれ!>序盤で兄貴が襲われるシーンとかも針金が皮膚に食い込んで痛そーだし、かの有名なホフマンの都合2回にわたる歯の拷問シーンやら悪党が手に仕込んだナイフ振り回すシーンとか、さらに“連中”の一人が田舎町の家でホフマンに射殺されるシーンとか嫌と言いたくなるほど“痛い”シーンの数々。ただ別に極端にグロいシーンがあるわけでもない。この映画の強みはそこにあると思う。不気味な音楽に絶妙なカメラ・ワーク、それに出演者の熱演がこの映画に“痛み”というものを吹き込んだのではないか。 【チャーリー】さん 9点(2001-04-22 19:40:17) |
1.非日常な事件に遭遇することで、日常の中に潜む現代の不安感を描く。事件に巻き込まれたときに、初めて自分がひとりぼっちであり、孤立無援であるということを思い知らされる主人公。その彼の健康な歯を痛みつける拷問シーンや、殺し屋がピアノ線のようなもので首を締めるシーン、そして鋭利な仕掛ナイフ等々、生理的なスリル感を嫌というほど刺激させられる。出演者の中ではナチス残党で貫禄十分のローレンス・オリビエの無表情な残酷さが不気味だ。 【ドラえもん】さん 8点(2001-03-24 23:14:05) |