118.悪くない印象ですが、私の年齢ではまだまだですね。そのためにも今を必死に生きる、なんてことを思わせる映画でした。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-11-08 22:49:53) |
117.《ネタバレ》 店を出た瞬間に車の鍵を取り出すのは私も同じです。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-12 13:34:28) (笑:1票) |
116.《ネタバレ》 何回みても面白い. 決して明るい話ではないのに, ちょっと落ち込んだときなんかに見ると軽くなる ... 軽くしてくれる ... 私にとってはそんな映画. 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2009-02-20 21:31:41) |
115.《ネタバレ》 この映画にある現実味。それは自分にとっても遠くない将来にあり得る姿であり、目を背けられない人生の厳しさでした。 どこかに救いを、夢を・・・と望む私の願望はことごとく跳ね返されます。 ジャックニコルソンが大好きな私には、たとえ映画でもこんな淋しい役を演じているのを見るのさえ悲しい。 けれど、このシュミットという男のとことん孤独な生活。それをここまでリアルに私たちに見せられるのはやっぱり彼しかいないと思う。 「最高の人生の見つけ方」といい、晩年の人生を想う作品を ニコルソンはやはり意図的に選んでいるのでしょうか。 次作はガツン!とまた、違ったテイストの役柄を選んでくれることを一ファンとして切に願います。まだまだニコルソンという俳優の 存在感に圧倒されたいから。 【nacky】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-13 17:28:29) |
114.《ネタバレ》 ラストシーンの、ジャックの顔がアップになるところで号泣してしまいました。数秒間ずっとジャックの顔だけなのに、思わず涙が込み上げてしまったような演技には心打たれました。あの絵一枚で、今までの長い人生が報われたような、あるいは許されたような…そんな思いで男泣きをする表情。あのシャイニングのジャックと同一人物とは思えないほど見事に役になりきっていました。ストーリーは次の展開が想像のつくノーマルなものでしたが、作品としての完成度は高いと思います。 【ClocheRose】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-15 03:50:06) (良:2票) |
113.《ネタバレ》 社会や家庭における立ち位置が無い帰属の消失によるアイデンティティの喪失という深刻な問題も、ジャック・ニコルソンの怪演のおかげで見事にコミカルな描写となっています。ニコルソンがヤケになってカートいっぱいに冷凍食品を積めこんでいるシーンなんぞ最高に可笑しいです。そして始まる旅。このロードムービーの道中の空っぽの田舎町、はっきりしない天候などがシュミットの心象風景のようで悩みや虚無を感じさせます。さらに花婿の実家はシュミットの家とは180度違った色使いであり、到着早々、近所の裸のオヤジがゴミ出しする姿が何気なく窓からチラリと見えます。これが自身に理解不能な別世界へ突入した合図となっていて面白い。加えて奇妙な食事会の風景、ウォーターベッドでの奮闘ぶり、ジャグジーではニコルソンはパンツ履いているのにキャシー・ベイツは豪快ヌードと、畳みかけるような未知の試練がシュミットに迫ってきて悲しいまでの滑稽さについついシュミットに肩入れしたくなる作りが巧いです。ただ、ラストのオチ…言いたいことは分かるのですが子どもの絵とニコルソンの泣き顔アップで締めるのは少々ズルいかなと。確かに堰を切ったように感情が爆発する場面ではあるのですが、もう一歩引いた演出で見せた方が深かったと思いますし、映画にも一貫性があったのではないかと思います。でもそれ以外はかなり気に入っています。 私にとって定年退職なんてまだ想像もつかない先の話なのですが、シュミット化の危険性も孕んでおり胸にグッサリ突き刺さってしまいました。自身が同じ年頃で観ていたらもっと痛い思いをしていたでしょう。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-02-25 18:27:40) (良:1票) |
112.《ネタバレ》 もう少し評価が高くてもいいのに…と思っています。退職後自分の存在意義を見失う事、配偶者との突然の別れ、子供の独立…といった万国共通のテーマに加え、ルート66の風景、離婚に対する無抵抗感などアメリカの味を加えて一見、ありふれたストーリーのようですが、そこにジャック・ニコルソンとキャッシー・ベイツの役柄になりきった極上の演技に私は感動しました。そして奥底にあったテーマは恵まれない地域の子供に対する援助。おそらくラストの涙は、不幸続きと思っていた自分よりももっとつらい世の中があることを知ったこと、そして、仕事と妻を急に失いながらも病んだ社会の日常の中でそのことを「感じる」ことすら出来なかった状況で、タンザニアの少年の絵が時間を止めてくれ、初めて妻を失ったことを『実感』し悲しく思うことが出来た、ということではないでしょうか。映画評にコメディとあるのは二人の偉大な俳優があまりにリアルな演技をされたから。日常生活の我々も、遠くから見れば本当に滑稽な生活をしているとい思います。数々の奇抜な役柄をこなしてきた二人が、今度はどこにでもいそうな人物をいとも簡単に、そして真摯に演じた名優に乾杯です! 【元締・虎】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2008-02-17 18:52:35) (良:1票) |
111.《ネタバレ》 キャッ、キャッ、キャシー・ベイツ…。迫力満点だった。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-29 07:23:57) (笑:1票) |
110.いや~人生って喜怒哀楽があって大変なんですね。 【Dr.Tea】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-08-16 04:15:34) |
★109.《ネタバレ》 あの思わず笑ってしまう絵を見て泣けるニコルソン、さすがだなぁ~。 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-10 01:19:39) |
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108.《ネタバレ》 ジャック・ニコルソンの映画を立て続けに見てしまった。どっちもちょっとこだわりの強いおかしなおじいちゃん役。「シュミット」の方はさほど、こだわりが強いキャラではないが、朝のトーストの話とかキャンピングカーの話とか棺の話とか・・・ちょっとずつちりばめられている。そして途中で知り合った奥さんに・・・というシーンは何だか分けわかんないんだけど、一応伏線になっているのかなと思おう。「シュミット」の最後の涙は何だろうと考えた。ほんの気まぐれで普段しないような寄付をしてみた。特に何か見返りを望んだ訳ではない独り言を書くためだったのかもしれない。定年前の彼だったらしなかっただろう。それは無駄なお金にすぎないから。でも、彼は寄付をし、手紙を送った。そんな相手に自分の弱さや絶望感を救ってもらったのである。わずか6歳の子にである。太陽の下で「父」と慕うシュミットと自分の手をつないでいる何でもない絵である。しかし、自分の無力感を感じていた彼にとっては新たな希望を生み出すともに、家族への愛情を注げる相手を再び見つけた喜びでもあったのだ。何も期待していなかった相手に小さな子供に彼は感謝の気持ちで溢れたのである。と、そう思ったんだがなあ。どうです? 【蝉丸】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-06-25 23:34:59) (良:1票) |
107.《ネタバレ》 職を離れ、妻を亡くし、友を失い、ひとりになったウォーレン。孤独な現実が彼に突きつけます。お前の生きてきた証がこれだ。お前の歩いてきた人生がどんなものか判るだろう。最後の砦、娘まで奪われて失意のうちに帰宅する主人公。そんな彼を待っていたのが、援助をしている子供からの手紙でした。この手紙に彼は涙します。それは無意味に思えた人生を僅かながらも肯定してくれたから。ウォーレンの泣き顔が心に沁みます。そしてこの事は全てに通じる“どんでん返し”でもありました。「恵まれない子供への援助」は、主人公に心情を語らせる演出上の仕掛けのように見えます。チャリティ自体も結構インチキ臭い。でもそれは自分の“勝手な思い込み”でした。彼の援助は本当に子供を救っていた。彼は必要とされていた。それは本作の既定事実にも当てはまることに気付きます。妻と過ごした歳月は虚しいものだった。娘の結婚は間違いだ。主人公の人生は無意味だった。これらの結論は全て彼の“勝手な判断”です。いみじくも彼は結婚式でスピーチしています。「2人の道は交差した」と。人生は自分だけのものではなく、関わり合った全ての人のものでもあります。だから一人でその価値を判断することに意味はない。そんな気がしました。苦くて切なくて笑える「シュミットについて」。彼は30年後の自分の姿でもあります。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2007-02-08 18:04:30) (良:2票) |
106.《ネタバレ》 定年後の侘しさやら、言いたいことが多いのに何も言えない姿やらが、なんだか日本的。まるで日本の中高年像を見ているよう。上がったり下がったりの高低差のバランスが良くて、見ていて飽きることもありません。主人公の心の動きも行動も現実的で良かったけれど、キャンピングカーで他人の嫁さんにキスしてしまうというのはとても不自然で、そこだけ浮いてしまっていて残念でした。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-31 20:41:39) |
105. 見て良かった。人生ってこういうものなんでしょうね。いや、これはましなのかもしれない。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-01-03 11:40:58) |
【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-13 20:07:47) |
103.《ネタバレ》 定年後のむなしさを描いた作品。会社からの疎外、妻の先立ち、娘の結婚、とりあえず一通り入っているが、何より健康な分だけ、まだ幸せに見えたのは気のせいでしょうか? 最後に病気になって終わるんじゃないかと心配して観てたが、そうならなかったです。ハッピーエンドなので良かったのでしょうが、映画としてのインパクトさを欠いてしまったのも事実。 【ぱんこ】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-10-01 18:14:18) |
102.《ネタバレ》 この映画は、最後のシュミットさんの泣き笑いの顔で全てが語られる。2時間見て沸いて出てきた感情を、あの1シーンですっぱりまとめてくれた感があった。ジャックニコルソンの演技力がなせる業なんだろうな。映画自体は、好きです。ちょっと違和感らしきものも感じないではなかったが、普通に楽しめた。 【海棠ルチア】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-24 02:37:06) |
101.終始、イライラ。何かがチクチクと体の中の“ムカツク”という感情を突付いていた。それはジャック・ニコルソンの名前を思い出せなかった自分に対してか、それともジャック・ニコルソンの顔にか、はたまたストーリーの地味なドロドロ感にか。わからない。全部が的外れのような気がするが、逆に全部当たっているような気もする。まぁ、でも、終わってみればそんなことはどうでもいい。最後のジャック・ニコルソンの笑顔と涙に馬鹿みたいに感動して泣けたから。あ、違うな。エンドロールで「あぁ!ジャック・ニコルソンかぁ!」ってなって、初めて泣いたんだ。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-22 22:55:14) |
100.ジャック・ニコルソンの力技? 最後なんかそうだけど、柔らかくまとめ過ぎちゃってて・・・モア・ガツンときてほしい。いや、良かったよ・・・シュミットさんは好き。家族を愛して理解して日々努力して前に進んできました・・・そんなこと自ら語れる人・・・信用しねぇよ。 【ジマイマ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-26 00:59:25) |
99.《ネタバレ》 まったくウブなオヤジだ。「どこにでもいそう」でありながら、実は絶対いない、66歳のオヤジであるので、だまされてはいけない。重要なテーマ、「神に対するanger」、これを死ぬまでの間にどのように処理すればよいのか、そのことである。シュミットの場合は、66歳ということと、「妻の防壁」がはずれたことで、その「宿題の期限」を自覚せざるを得なくなったのだ。「神に対する怒り」に囚われている人というのは、普通は、「王の七つの森さん」のいうように、「鬱病」と呼ばれる。これは通常は服薬によってかなりの改善が期待できるとされるが、シュミットは自分に対する病識がないので、なんだかわからないけど「さまよう」ことになる。見も知らぬアフリカの子供に手紙を書くことは、「神」に「告白」しているのと同じである。ところで、この作品の導き出す「神に対する怒り」の処理方法への答えは何だったのでしょう。それは「forgiveness」であると思われる。「他人の良い所に目を向けることにより、許すことができる」である。結婚式のスピーチでそのように努力したシュミットであったが、心の底からそう思えるようになったわけではないことが、独白で示される。しかし話の流れから、今後の彼がこの「他人の長所に目を向ける路線」に向かって努力していくであろうことは明らかである。そして秀逸なエンディングは特筆に価する。日常を描いた話なので、もっと短くする必要がある。キャシーベイツの胸は本物なのか? 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-08 13:21:15) (良:1票) |