233.《ネタバレ》 いやー良かったすっね!淡々とした中に垣間見せる皆様の表情がとても豊かでうまいです。母親が死んでしまった後に四兄弟が、その母親の部屋で過ごす時間の経過を四人の立ち位置とか部屋の明るさだけで表現していく。とても静かに大切な人が死んでしまった喪失感を出す演出に思わず唸りました。そしてその結果四人が導きだした答えとは・・・自分は、その答えに拍手を送りたいです。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(吹替)] 9点(2004-06-03 19:55:23) |
232.以前観たときには、単に「感動する良い話」だけだったが、今観ればギルバートと、現況の自分を重ねて考えてしまう。いざ、介護する側に立った時、果たして自分は家族を彼の様に深く愛する事が出来るだろうか?と自問するが、その答えは微妙だ。 彼の呪縛は根深く、その影響は彼に留まらず家族をも蝕んでいる様に感じられる。病んだ家族を兄として、長男として、時に亡き父親の様に支えるギルバートの強さは並ではない。そんなギルバートを目の当たりにして、自分の小ささを思い知らされる。恥ずかしささえ感じる。やり切れない気持ちになるが、得られるものもあった..。そんな些細なものでも、自分の糧になるならば頑張っていこうと思える。そんな作品だった。 【MAZE】さん 7点(2004-05-30 16:08:42) |
231.「しっかりしやがれ!」とコイツら全員のケツを蹴飛ばしてやりたい衝動に、どーーーーしても駆られてしまう私は心貧しき人間でしょうか? 【黒猫クロマティ】さん 5点(2004-05-28 14:57:11) |
230.《ネタバレ》 気に入った点と気になった点を2つずつ。とにかく「間」を含んだセリフ回し。物語に入り込んでいけました。あと、レオの役者魂。まさに演技の神が降臨してますよね。母親の埋葬の仕方には疑問。世間体を気にしてあのやり方をとったように見受けられましたけど、立派なお母さんじゃないですか。何も恥ずかしがることなどないのに。あと冒頭からアーニーの死を匂わせておいてあの終わり方はちょっと・・・。お前、1年前より元気じゃん、とツッコミを入れたのは私だけ? |
229.いや~良かったです!こういう淡々とした映画って大好きです。ギルバートと、それに関わる人達の心の葛藤を、ただ淡々と描いているだけなのに、こんなにも感動してしまうのは何故なんだろう。。。もうジョニー・デップに感情移入しすぎちゃってヤバかったです…。そして、もう私が書くまでもないのですが、やっぱりレオナルド・ディカプリオが良かったです!すごい演技力にただただ圧倒されてしまいました。ハデなアクションや血が多い映画が溢れる中、こういう映画の存在ってとても貴重だと思います。若い内に出会えて良かった★ 【Ronny】さん 8点(2004-05-12 00:26:17) (良:1票) |
228.ささやかで、身近な愛情に満ちた、良い映画だと思った。 ディカプリオの演技は完璧。無垢の力。凄いとしか言いようがない。 キャンピングカーの行列がアメリカっぽくてよかった。 【Beretta】さん 8点(2004-04-25 16:38:53) |
227.《ネタバレ》 とても中身のある映画。淡々と話は進むのですが最後まで退屈しないで見れました。ただ、ん~自分にはそこまで共感できなかったなぁ。ギルバートがアーニーに『お前を傷つけるやつは許さない』と言っていたのに、ガマンできなくなって自ら殴ってしまうシーンはとても胸が苦しくなりました。この映画のディカプリオが演じるような障害者という役柄は、『レナード』のデニーロや『セントオブウーマン』のアルパチーノのように、少しオーバーに誇張されている気がするなぁ、と感じました。しかし、それ自体は悪いとは思っていません。前出した映画のどの俳優も素晴らしい演技で感動し、映画を確実に引き立てていると思いますが、それ以上に、普通の(障害をもたない)兄を違和感なく演じたデップがより一層スゴイと感じました。 【グングニル】さん [映画館(字幕)] 6点(2004-04-22 04:25:52) |
★226.《ネタバレ》 少し前にある御方から「ギルバート見てないのってモグリだよ」なんて言われてしまったのでさり気な~く見てみる事にしました(笑)さすがにアクションやアドベンチャー等といった娯楽映画ではないため見方によってはかなり退屈な映画なんですが、それでも人間ドラマだけで2時間も人を惹きつける手法は本当に素晴らしいです。養う家族がいるために今まで自分を殺してきた主人公がある女性と出会うことで自分の在り方を考える、そしてそれが原因で家族はすれ違いの毎日、やっとの思いで分かり合えたと思ったら、重荷でもありながら最愛の人との死別…しかしそれらは決して物悲しいものではなく、全編を織り成す柔らかな旋律や雄大な自然、感傷的な情景などが重なり合ってとても暖かで、また爽やかなものになっています。普段はあまり好きではない ディカプリオも今回は好感が持てました。 |
225.8年ほど前に見た時は、まったく感動しなかったし、デップのエラもすごく気になった。多分、その頃の私は子育てに忙殺されていて、別世界に連れていってくれない映画なぞ見る価値はないと思っていたんだろうな。「主演の人、顔が濃くて嫌!」とか文句言いながら.....。ところがびっくり。今回見たら、もうどっぷり。自分が家族を築いてきたことで、少しは判ってきたこともあるってことなのかな。それに、J・デップが本当にいい。もう、抱きしめてあげたいくらい。年とるって、いいこともあるのね。守備範囲も広くなるし。 【showrio】さん 8点(2004-04-16 22:49:52) (笑:1票) |
224.《ネタバレ》 非常に良かったです。レオナルド・デカプリオが凄い。若くしてこれ程の演技をしていたとは知りませんでした。彼に対する意識が変わりましたね。ジョニー・デップも大変良かったです。不倫はいただけませんが、あれ程の状態でひねくれもせずに献身的に家族に接してるのは「なんて凄いヤツだ」と感じました。私なら絶対無理ですね~ 【ゆうしゃ】さん 8点(2004-04-13 15:47:04) |
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223.俺の中でかなりヒットした。いや、ホームラン!! 【諸星わたる】さん 9点(2004-04-12 03:08:25) |
222.《ネタバレ》 ディカプリオ演じるギルバートの弟がウザいことウザいこと!!それだけ名演ということなんでしょうね。さすが天才子役。あんな弟をあそこまで自分を犠牲にしてまで愛せてしまうギルバート。なんという兄弟愛。自由を奪われてまでも家族のために尽くすその姿は尊敬です。しかし長い間抑制されていた人生は何年も外に出ていなかった母親が息子のために警察署へと行くあたりから少しずつ動き出す。今の自分の状況と照らし合わせたりすると、感動せずにはいられません。教えてくれた友人に感謝です。あと個人的に、BACK TO THE FUTURE Ⅲに出てくる女優さんが出ていて嬉しかった^^ 【ちーた】さん 9点(2004-04-12 00:58:25) |
221.見る時期が悪かったのか・・・あまり面白いとは感じなかった。けれどもディカプリオは良かったよ。ディカプリオって演技派なんだねぇ~。 【taron】さん 6点(2004-04-11 12:22:54) |
220.見ていたらいつの間にか泣いていました。凄く暖かくて残酷だけど「家族」ってこういうものかもしれないなぁと心に入ってくる物語でした。ディカプリオ、好きではなかったのにコレを見てちょっと見直しました(笑)ジョニさんの演技もいい! 【ふゆ】さん 10点(2004-04-08 03:31:26) |
219.《ネタバレ》 ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが俳優として注目されるきっかけとなった作品という話を聞いていましたが、なるほど納得ですね。特に、難しい障害者の演技をこなしたディカプリオは見事でした。せっかく母親も自分でベッドへ行く気になったのに、それが仇となってしまうなんて…私も最近母親を突然亡くしているので急にいなくなる、消えてしまうというショックは身に染みて感じました。 【鈴都丸子】さん 8点(2004-04-04 17:28:44) |
218.家族ってなんだろう?過食症の母親と知恵遅れの弟を愛せる主人公はすごいけど、私は主人公の人間像にリアリティはないと思う。もっとあの拒食症と知恵遅れの2人に対して軽蔑や憎しみがあっても良いではないか?それが人間の本当の姿ではないだろうか。ギルバート・クレイプは、良い奴だとは思うが感情移入できなかった理由はそこにある。 家族だから、という理由だけでこんなにも苦しみを背負うくらいなら私だったら逃げるだろう。なぜ自分の幸福のために家族を捨てていけないのか? 私から見ればギルバート・グレイプは非のうちどころが無いスーパーマンだ。だから心の弱い私には共感できない。 しかしもう少し深く考えてみる。もし、あの2人を愛さなかったら兄や姉妹は負担がだいぶ減るだろうと思う。でも愛しているからこそ苦しんでいる。 と、いうことは苦しむということはまったく無駄なことではないのかもしれない。愛するからこその苦しみなのだから。 【花守湖】さん 10点(2004-04-01 22:06:29) (良:1票) |
217.作品自体の雰囲気が良いし何よりギルバートに共感が持てる。見終わった後とても爽やかな気分になった。 【ゆきむら】さん 9点(2004-03-31 13:42:49) |
216.《ネタバレ》 ジョニー・デップもジュリエット・ルイスもレオナルド・ディカプリオも今では考えられない初々しさ。今のジョニー・デップはジゴロみたいな役回りが多いし(それはそれで渋くて良い)。この映画は誰でも持っている家族に対する情を上手く描いていると思います。親子間・兄弟間で気にいらないこともあるかもしれないけれど、やっぱり家族は家族。血は水より濃いのです。自分は親兄弟と仲良くないですけれども、「うん、うん」と頷きながらこの映画を観ていました。ラストで母親をさらし者にしないために家ごと火葬してしまうシーンは、ギルバートの母親への頑なで他人に理解して欲しいと思わない強烈な愛情を感じてしまって、涙、涙でした。 【中岩無洋】さん 8点(2004-03-29 11:34:59) |
【kasumi】さん 9点(2004-03-29 01:09:44) |
214.大好き。匂いが漂ってくるような映像美、カメラのすばらしさにただただ拍手。それ以上に俳優陣が最高の演技を披露。ましてや素人のお母さんまでもが。日ごろ忙しくゆとりがほしい方にお勧めの一本です。 【ひで】さん 9点(2004-03-27 00:44:19) |