20.男の死に方の理想を描きすぎている。 愛される家族がいて仲間がいてそして愛人がいて余命に浸れく。 ある意味、これはロマンなのかな。 |
19.《ネタバレ》 人は死に対してどうあるべきか。この映画は幸せな死に方とは何かを教えてくれる映画であった。残り6ヶ月の命。人間としての死を覚悟したとき,思い残すことがないように人に,思い出の人に何十年かぶりに会いに行く。初恋の人,けんかした友人。ひとつひとつ,心に整理をつけていく主人公。その主人公に最も会いたくない人に病院で会うことになる。自分の大会社が,倒産に追い込んだ会社社長である。主人公はここで,その会社社長が倒産して,離婚,そして病気で死んで行くという境遇を知る。別れ際,雨の中,主人公は土下座して謝罪するのだが,倒産させられたその社長は主人公に3回蹴りを入れて黙って立ち去っていくのだった。けられたことで,主人公は禊ぎをすませた気持ちになって言う。「許してくださったのだ」役所広司の演技が本当に巧みで,セリフのひとつひとつが自分もこうありたい。そう思わせる模範となるようなものであった。子どもや,妻に対する語りが,まさにお手本である。この映画は幸せな映画であり,死にゆく境遇に立った者が,どう死んでいくのが理想なのかを示した教育映画といえる。そして,死にゆく境遇の者を送る子どもや妻がどうあるべきなのかを示した幸せな,本当に幸せな映画だ。 【なかがわ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-01-08 05:47:05) |
18.余命の生活にしては綺麗過ぎる。病気の辛さや悲しさは殆ど感じられなかった。あんな死に方理想的。うらやましい限り。 【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-12-24 20:08:14) |
17.映像的には良く出来た作品だと思うけど、僕にはいまいち愛人の必要性が理解できなかった。 毎日フランス料理のフルコースばっかり食べてたら、たまには雑炊も食べたくなるということなんでしょうかね。 性格的に問題があるとか、嫁の方にも浮気相手が居て再婚の準備をしてるとか、そういうバランスが取れてるなら納得できなくもないんですけどね。 どう見ても完璧超人の嫁は一方的な被害者なんですよね。 もし生まれ変わったとしても、この男とは一緒にならない方がいいと思いました。 ここまで最低の人間という設定だと、流石に同情できませんね。 まあ、浮気相手が井川遥じゃなくて、安めぐみとかだったら、我慢できない気持ちもわからなくはないんですが・・・。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-11-17 15:01:33) |
16.《ネタバレ》 この映画、あまり点数良くないみたいですが、私は良いと思いました。 肺ガンなのにタバコを吸い続け、愛人を作っていた主人公は決して良いとは言えませんが、 人生を悟りあえて延命治療を控え、死ぬまで生きると言った主人公を、 涙しながらも最後まで支える家族の絆はとても綺麗でした。 残りの短い人生をどう感じ、どう生きるか、大切なものが伝わってきました。 しかしやはりガンが徐々に進行して、やつれていく姿は見ていて胸が痛かったです。 泣かせるシーンは当然のごとく涙が出てしまい、自分の親がもしこうなってしまったら・・・と想像すると、更に涙が溢れて悲しくなりました。 それと、主題歌のケミストリーの「最期の川」は、この映画にとても合っていて良い曲です。 【ひまわり】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-08-02 01:35:21) |
15.浮気相手の存在がちょっとうるさ過ぎと思ったけど,最後の今井美樹の言葉に重みを持たせる効果があったんですね.どうも働き盛りのサラリーマンが病に倒れる話には弱いですわ. 【noji】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-07-05 18:38:45) |
14.《ネタバレ》 愛人の存在はいらないという意見もありますけど、個人的に、妻と愛人の初顔会わせ&会話を交わすシーンは、実はこの作品で一番面白いところなんじゃないのかと思ったので、家族だけより愛人もいた方がいいと思いました。役所広司も、ホスピスになって顔を白く塗り、本当に今すぐにでも死にそうな感じに見えたので、これまたなかなかの演技。娘のチアガールシーンは、少々こっ恥ずかしくて失笑してしまった。 【あろえりーな】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-05-15 21:45:51) |
13.《ネタバレ》 なにかズレてますね。愛人の存在はどうしてもマイナス。ずっと支えてきてくれた人を裏切って。「愛する者達に見送られたい。」って都合良過ぎ。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-05-06 22:28:08) |
【えむぁっ。】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-05-05 07:13:38) |
11.べたべたな映画ですね。この映画を作品や質の面から見るといまいちかもしれませんが、純粋に娯楽として見る分にはいいと思います。泣かせるために作った映画だと思うのでそれで十分だと思います。 【MS】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-05-04 12:44:14) |
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10.ヘビースモーカーの不倫男が肺ガンで死ぬだけの話で、自業自得の因果応報としか思えん。見ていて今井美樹が可愛そうになってくるが、実際の生活では不倫して、今度はされるというアホな私生活をしているしなんて本編に関係のない事なんだが、安易に同情もできんなあと。娘がカワイイので1点。 |
9.《ネタバレ》 ぐだぐだな映画。演出が稚拙で内容が浅く、感情移入しやすいネタの割には 全くだめでした。ポイントとなる愛人と妻と主人公の関係も描けておらず 不自然そのもの。癌になって最初に初恋の人に会ったり、旧友とキャッチボールを したり、このあたりは苦笑してしまった。とくに男優陣がよいのに製作者側の 力量がなくもったいない。 |
8.この手の話が好きなら安定した面白さだとは思います。ですが、ちょっと絵に描いたような家族や愛人の存在が現実感を削いでいる感は否めません。また特段の見所も無いので見終わった後に印象に残り難いです。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-05-03 23:27:45) |
7.《ネタバレ》 男の都合よく出来すぎ。冒頭から病気宣告で始まり、そのまま2時間ダラダラ続いていく感じ。泣けそうなストーリーではあるが台無し。メリハリがない展開。役者たちがいいだけにもったいない。 【T橋.COM】さん [地上波(邦画)] 3点(2009-05-03 23:12:47) |
6.映像のセンスとかところどころいいシーンはありました。ただ都合のいい愛人なんて必要なんでしょうか?絵に描いたような家族。。。私はこれから死にますって今更過去の人に言いにこられても相手は応えようがないですよ。なんか無理がありすぎです。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-11-22 19:51:49) |
5.なにを言われても上辺だけをなぞった演出では何も伝わってこない。この映画にリアリティのかけらでもあれば少しは違っただろう。 【ポテサラ頂戴】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2008-11-21 11:45:30) |
4.《ネタバレ》 好き勝手して生きてきた「勝ち組」男が余命宣告をされたらこういう展開が理想的、という中年男の幻想を映像化したおめでたい話。本当に余命数ヶ月でスネに傷持つ男性には最高の癒し映画なので、ホスピスに常備すべき。物わかりの良すぎる妻、思春期なのにやたら素直で従順な子供たち、とことん男にとって都合の良い理想的な愛人、理解ある上司や同僚…どこまでも主人公にとって都合の良すぎる展開。真っ先に初恋の人、喧嘩別れした親友に会いに行き、聞かれてもいないのに自分はガンで余命数ヶ月だと触れ回っていちいち同情を買うのが情けない。「死ぬまでにしたい10のこと」の主人公アンとえらい違いだ。さらに自分が破滅させた男に謝りにいき数回蹴りを入れられて「許してくれたんだ」と勝手に解釈、懺悔完了。修羅場は華麗に切り抜け、誰からも憎まれず、経済的な心配も無く、家族の愛に包まれて旅立つ幸せな主人公。嘘くさ~!!死期が近づくにつれガリガリに痩せていき、本気で苦しそうな役所広司の瀕死演技に2点献上。 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2008-09-13 09:25:51) |
3.《ネタバレ》 愛人がいる主人公に「妻や家族を愛している云々」を語られても全く説得力がない&共感できないんですが。あと演出が全般的にベタ。ケンカしてた友人や兄との和解や、息子に死期を告げるシーンとか、いいシーンもあるんですが…唐突なチアシーンはいらないかと。すみません、僕は吹いてしまいました。 【ふくちゃん】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-06-13 01:01:49) |
2.《ネタバレ》 なかなかいい映画だったとおもう。だけど何か少し物足りん。序盤、死ぬまでに会って別れを言いたい人をリストアップして・・・ってゆうあーゆーのがこういう映画においてなくてはならない。その点が物足りなかったかな?もっといい作品になれたのに・・って感じです。少し残念。自分的に、愛人がいるっちゅー設定もいらんかった。もっと主人公のことを好きになれるような設定がよかった。 【天国のコロ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-04 01:18:19) |
★1.《ネタバレ》 ヨリのファーストカットで始まるこの作品は、その時点でいつか歩けなくなるという意図が含まれていたのをラストシーンになって感じました。車椅子でまともに歩けなくなった主人公が振り返った視線の先には、車椅子のタイヤで引かれた線が二本あり、その周りにあるいくつもの足跡に演出の面白さを感じました。かなりベタな物語で、黒澤監督の「生きる」のように生きられる日数を知ってしまった設定に魅力を感じました。しかし、「生きる」のような宣告される前が描かれていないために、主人公が余命宣告によりどう変化したのかがかなり曖昧で、後に少しずつ登場人物たちが言う「お前~だったのに、どうした?」が全て説明的に聞こえ、違和感を感じてしまいました。闘病の物語、あるいは死に逝く人間の物語が泣けないはずが無く、僕も馬鹿みたいに泣いてしまいましたが、終盤の海辺で戯れる主人公の息子と娘の姿に僕は完全に興醒めしてしまいました。二十歳をこえているであろう青年と、高校生の女の子が水をかけ合うって…そりゃ流石にないでしょ?と思ってしまいました。リアリティがないというか、笑えてしまいました。他の動きは思いつかなかったのでしょうか?あんな兄妹、素敵なCMの世界にいませんよ。残念ですが、僕はあの演出が何より気になりすぎて、劇場を出る時不完全燃焼だったのであまり高得点は点けれません。 【ボビー】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-11-06 02:08:42) |